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カテゴリ: ドクターブログ

子供の予防歯科②

引き続き、子供の虫歯(病気)を防ぐのは親の大切な役目であることを言い続けたいと思います。あれ?違いましたっけ?

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ともあれ、子供は幼少期から塾に通い続け、いい学校に入って、それなりの企業に就職し、それなりの給料をもらいながら生活して老後を迎える。そのためのレールを親がいくら敷いたところで、子供の健やかな成長と健康がなければ全く意味が無いのです。もちろん塾や偏差値の高い学校を否定しているのではなく、子供の何を大事にしてあげるかを考えなくてはなりません。全てと答える親もいるでしょう。しかし、当院で実施しているリスク評価における食事アンケートを見て、その食事内容にしばしば驚愕しているのも事実です。

子供が健やかな成長をするためには、健やかな思考が不可欠です。その思考と言うのも健全な食生活や十分な栄養状態がなくては成り立ちません。世の中には添加物や遺伝子組み換え作物たっぷりの加工食品やF1種の野菜など世の中に不自然なものを挙げていくときりがないほど溢れています。しかし、知識がなければ企業の思惑通りにこういった商品を無意識のうちに買わされ続けるのです。

しかし、80年以上前にすでにこの問題に警鐘を鳴らしていた人たちがいたのです。それは、口腔敗血症と虫歯予防の重要性について訴えていたハーバード大学のE.A.フートン博士が、著書である「猿から人間へ、そして愚か者へ」において、歯科医学の戦略的な位置について論じる際に、次のように述べています。

人間の進化が食事によって影響を受けるものである限り、歯科医療に携わる人々は、自ら、人間の進化を知的にコントロールする仕事に従事する者でなければならない。無知な先住民のところへ赴き、彼らの食事のしかたをとくと考え、賢明な心を持とうではないか。歯ブラシや歯磨き粉のほうが、靴ブラシや靴墨以上に、ずっと重要なものだといったまやかしはもうやめよう。処置された歯や義歯は商業商品によってもたらされたものである。(引用終わり)

80年前といえば現在のような加工食品もほとんど無く、遺伝子組み換え作物などももちろん無いのですが、ヒトが食事によって退化していることをすでに訴えているのです。つまり、健康になるヒントは先住民、つまり何10万年も続いてきた自然と共存する人々から学ぶべきであると述べています。その後、この研究を成し遂げたのがW.A.プライス博士です。プライス博士は世界14カ国の先住民族を実際に調査し、近代化された食事(精製された小麦、砂糖、缶詰など)をしている人々と、伝統的な食事をしている人々を比較しました。伝統的な食事をしている集団には虫歯はほとんど無く、歯列不正もありませんでした。一方、近代的な食事をしている集団は劇的に虫歯が増加し、その子どもたちには歯列不正が激増したのです。それどころか、免疫も低下して結核の発生率が上がり、骨格は細長くなり、筋力も低下しました。

何が病気を作るのか、口に入れるものは何が良いのか、何を避けないといけないのか、皆さんもご自身でよ〜く考えてみてください。

以下にある食品の為害性を示します。

・ガンのリスク要因・肥満の原因・高血圧の原因・高脂血症の原因

・糖尿病の原因・痴呆の原因・精神異常の原因・知的障害のリスク要因

・発達障害のリスク要因・細胞を酸化し老化を促進させる

・心筋梗塞、脳梗塞のリスク要因・タバコやアルコール以上の依存性

・虫歯や歯周病の原因

その食品とは、

そう、砂糖ですね。砂糖は体内で分解される際にビタミンやミネラルも消費します。ですので、砂糖の過剰摂取により身体に本当に必要な栄養素が足りなくなり、組織や精神を障害してしまうのです。

まず、健康であるためには砂糖中毒ではお話になりません。間違いなく親が好きなら子供も大好きです。あくまで砂糖はタバコやアルコール同様に嗜好品と考えるべきでしょう。ですので子供の予防歯科にに重要なもの1つめは、親が自身と子供の砂糖の摂取量を管理することから始まります。一般的な予防歯科では30g/1日と言われますが、僕は0gでもいいと考えています。

難しい?何やらそんな声が聞こえてきそうですね。

しかし安心してください。やめても死にませんから♪

 

 

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子供の予防歯科

皆さんは歯科医院にどのようなタイミングで行くでしょうか?虫歯ができたから?痛いから?詰め物がとれたから?メインテナンスのはがきが届いたから?もし症状が出たから行くというのであれば、それは大きな間違いです。

『虫歯になったら削って詰める』はもう過去のもの。

歯は一度削ってしまうと後戻りができません。そして削った歯は弱くなり、再びトラブルの原因になります。

そのための予防歯科であり、虫歯ができない環境を整えてあげることが重要なんです。

ちなみに当院ではフッ素を一切使用しません。その理由は以前の記事を参照して頂くこととして…

子供に虫歯ができるのは子供のせいではありません。生活習慣や家庭環境によって引き起こされているからです。つまり親(おじいちゃん、おばあちゃんも)をはじめとする周囲環境の責任なのです。

子供に虫歯を作って連れてくる親の中には、殆ど罪の意識が感じられない人がいます。なぜなら、虫歯が自然に出来たと考えているからです。そして、本気で予防しようと試みたわけでもありません。そういう親に限って「歯磨きを嫌がって…」とか「お菓子が好きで…」とか言い訳をしたがります。最たるものは、子ども自身のせいにする親もいます。

火のないところから煙は上がりません。

虫歯をはじめ、様々な慢性疾患には必ず原因があります。その原因を可能な限り排除することが最も効果の大きい予防策です。しかし知識がないと、気づかぬうちに原因を生じさせて病気を作り、子供の将来に影を落とす事になります。CMを鵜呑みにして、メディアに洗脳されて、流行りに飛びつき、勧められるがままに商品を購入する。みなさんの中にも、アイドルやタレントがCMをやっているのを見てその商品をなんとなく購入した経験がありませんか?その手にとった商品は本当に安全なのか?有害物質は入っていないか?食品添加物は?遺伝子組み換え作物が原料になっていないか?そしてどんなものを食べれば健康になれるのか?本当に家族や子どもや自分の健康を考えて行動できている人はごくわずかだと思います。知らないからやれないのではなく、本当の健康に対して興味すら持っていないのが現実です。

話がそれましたが、日本人は戦後から西洋の食事を積極的に取り入れるようになりました。それにともなって虫歯や不正咬合が増え続け、今や95%の人が口の中に問題を持っていると言われています。何が原因かはなんとなくわかりますよね?

僕は虫歯をつくらないということが、当たり前の世の中になるといいなと常々考えています。

そのためには、みなさん一人一人がしっかりと物事の原因を把握し、正しい知識を持つことが必要です。

しかし、あまりに意識しすぎてノイローゼになってしまってもしょうがありませんし、生活習慣はそう簡単に変えられるものでもありません。夫婦間の認識の違いも障害となるでしょう。ただ、時間と子供の成長は待ってはくれません。改善するならなるべく早い方が良いのです。ですから親たちには子供を守るための知識を得る努力をしてもらいたいのです。可能であれば妊娠する前から未来の子供の成長発育のことを考えたケアをしてあげられると理想的です。これについてもまた説明しますね。

さて、話を虫歯予防にもどします。

虫歯をつくる原因を挙げてみると以下の3つに分類できます。

・砂糖の摂取

・栄養不足による発育不全と免疫の低下

・口腔周囲の筋力の低下

です。全く関係ないようなものも含まれていますが、非常に重要な原因なんです。

プラークコントロールも大事ですが、細菌の状態は個人差が大きく、常在菌として口の中に居続けるものなので今回は原因には含めていません。もちろん細菌的な要因もリスクを評価して個人個人で対応していく必要があります。

次回からこれら3つについて説明していきますね〜。

 

 

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玄米って。

最近、患者さんとよく玄米の話題になるのでかいつまんで述べていきます。

まず、お米の歴史ですが、日本では弥生時代に大陸から稲作が伝えられ、玄米を土器で煮たり、焼いたりして食べていました。平安時代に精米技術が開発され、白米を食べるようになりました。しかし白米はまだ貴族の一部でしか食べられない貴重なものでした。そして、庶民は玄米や雑穀が中心でした。江戸時代初期まで、武士でも玄米の麦飯が主食であり、庶民は雑穀が中心でした。江戸時代中期以降、武士は白米、農民・庶民も玄米や白米を徐々に食べるようになっていきました。ですので、白米が一般的になったのはごく最近といえます。

ですが、昭和初期にビタミンB欠乏による脚気が大流行し、日露戦争では約21万1600人が脚気になりました。後に、その原因が白米中心の食事であることが判明しました。そして、主食のあり方や栄養について徐々に見直されるようになりました。

現在でも、健康志向の人にとって玄米とはヘルシーでローカロリーな理想的な主食としている方も多いでしょう。玄米菜食やマクロビオテックをやっている人はもちろん、白米に混ぜたり、と様々な使い方があるようです。

玄米菜食やマクロビをやっている人の中には皮膚が黒ずみ、元気の無い方を時折見かけます。また、マクロビをやって老けたという声も耳にします。そして、ガンの予防のために玄米を主食としたけど、ガンになってしまったという例もあります。様々な原因が考えられますが、頑なな玄米食自体が一つの原因ではないかと考えています。

玄米は非常に注意しなければならない食品です。

植物のタネには『発芽抑制因子(アブシジン酸)』という植物ホルモンが含まれています。アブシジン酸はタネが乾燥状態にある時に合成され、水をあげると不活化します。つまりタネに水をやるとアブシジン酸が働かなくなり発芽するということですね。

玄米はコメのタネですから、手元に届く時にはたっぷりとアブシジン酸を含んでいます。このアブシジン酸は成長を抑制するホルモンですから、逆に言えば老化を促進するホルモンであることが近年分かってきました。ですが、発芽させることによりこのホルモンを無毒化することができるのです。

ですから、正しい処理をせず玄米を食べると大量にアブシジン酸を摂取することになりますね。玄米菜食やマクロビで疲れる方はこの影響が大きいと考えられます。

一方、未精製の穀物や豆類にはフィチン酸という、腸内で鉄や亜鉛などとくっつき吸収を阻害する物質も含まれています。フィチン酸はミネラルさえしっかり摂っていれば、腸内の酸化を軽減し大腸がんの予防に役立つと研究されました。今では尿路結石や腎結石の予防、歯垢形成の抑制、乳がん、肺がん、皮膚がんの予防に役立つ可能性があり、抗がん作用や抗腫瘍作用、抗酸化作用による治療への応用が期待されて研究が進められています。また、がん細胞のエネルギーを奪うRBA(Rice Bran A)やがん細胞の増殖を防ぐRBF(Rice Bran F)という成分も含んでいるため玄米は良い一面も持っているのです。

僕は栄養のない白米を食べるくらいなら、玄米を食べるほうが栄養学的にマシだと考えています。しかし糖質であることには変わりがないので、過剰な摂取は避け、時々食べるくらいで丁度いいのだと思います。それ以前に玄米であろうが白米であろうが、感謝しながら頂く気持ちを持てなければ、お話になりませんね♪

※重要なコメ選び

市販されている玄米には発芽しないものもあります。水につけてみないと生きた玄米なのか死んだ玄米なのかは分かりません。もし発芽しなければフライパンで深煎りしてアブシジン酸を不活化する必要があります。深煎りした玄米は炊飯するとパサパサでとても美味しくないですが安全性を考えるのであればやむを得ないといえます。

また、発芽玄米というものも市販されていますが、一度発芽させて再び乾燥させたものなので、発芽前よりもアブシジン酸が大量に含まれています。ですので、もし購入するなら発芽前のなるべく新鮮?な生きた玄米を選択されることをお勧めします。

 

 

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唾液と重曹

今回はとっておきの予防法を教えちゃいます!

美味しいものを想像したり、かわいい女の子を見たりするとたくさん出てくるものがあります。そう、唾液ですね。唾液はプラークを洗い流したり、ミュータンス菌が産生する酸を中和させることで歯を虫歯から守っています。いわゆる唾液の緩衝能です。もちろん唾液の作用はそれだけではなく、歯の再石灰化を促したり、食べ物の消化を助けたり、粘膜を感染から保護したりしますが、虫歯予防に重要なのはこの緩衝作用と再石灰化です。

唾液の中で酸を中和するのは、重炭酸イオン(HCO3-)です。酸を中和して水と二酸化炭素に変化します。

化学式では

H+(酸) + HCO3-(重炭酸イオン) →  H2O(水) + CO2(二酸化炭素)

となります。

重炭酸イオンは耳下腺唾液に含まれています。そのためよく噛めば噛むほど唾液がよく出て重炭酸イオンが増え、虫歯の抑制効果が高くなるのです。これは、食後にガムを噛むことによって唾液をたくさん出し、口腔内のpHの緩衝作用を促すことにも応用されています。しかし、唾液だけで虫歯を予防できるわけではありません。

もちろん最も予防効果が高いのは糖類を摂取しないことなのですが…

口の中をアルカリ性の環境に保つことはとても重要です。これは身体にとっても同じことです。身体が劣化する原因は酸化するからです。

重曹はNaHCO3ですので、水に溶かすと

NaHCO3(重曹) → Na+(ナトリウムイオン) + HCO3-(重炭酸イオン)

となります。

つまり、重曹水でうがいをすることで、唾液の緩衝作用を簡単に行うことができるというわけです。しかもより確実にアルカリ性にもっていくことができます。

ということは細菌が産生する酸を簡単に中和することができ、虫歯の進行を止めることができるのです。そして、酸で脱灰する時間がなくなれば唾液中のカルシウムによる歯の再石灰化を促すことができます。今までフッ素やキシリトールなどで再石灰化を促すという宣伝が謳われて来ましたが、再石灰化を行うのは唾液であり、当然唾液の分泌量が少なければ虫歯ができやすくなるのです。ヒトの身体ってとてもうまく出来ていますね。

従って当院では象牙質に広がるような大きな虫歯は削って治療しますが、エナメル質に留まる小さな虫歯はほとんど歯を削りません。

ほとんどの場合重曹によるうがいを指導するだけで、あとはプラークコントロールと糖類のコントロールを指示して定期的なチェックを行います。

では重曹うがいのやり方をお教えします。コップ1杯(100ml)なら小さじ1/4くらい、500mlなら小さじ1杯くらいの重曹をよくかき混ぜて水に溶かします。それでブラッシング後にクチュクチュうがいするだけ!簡単!!

一応、論文も見つけたので良かったらどうぞ。どうやらアルギニン(アミノ酸の一種)と混ぜたもの方がプラークの中までpHを下げるとのことですが、ブラッシング後である程度プラークを除去するため、重曹のみでいいと考えています。

Dental plaque pH recovery effect of arginine bicarbonate rinse in vivo.

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23509832

 

いろんな方に試していただいたところ、知覚過敏にも絶大な効果を発揮しているようです。なぜかはよくわからないのであくまで自己責任でお願いします。飲み込んでもナトリウムなので子供でも安心ですね。

ちなみにBAKING SODAつまりベーキングパウダーは澱粉と重曹と酸性剤を混ぜたものでなので純粋なものではありません。あまり差はないと思われますが、一応当院がおすすめしているのは天然の重曹です。クリニックにも置く予定なのでお尋ねください。

歯は削った瞬間から脆くなり、2次的な虫歯のリスクも高めてしまいます。ですから削らないことが一番大事です。当然、きれいな歯並びと、機能的な噛み合わせ、バランスのとれた栄養管理ありきの健康ですが…

これができればみなさんも虫歯になることなく嫌な治療での歯医者通いともオサラバできるのではないでしょうか?(メンテは必要です。)それによって幸せになる人も増えるし、雑な歯科治療も減らせますし、医療費の削減で節税にもなっていいことづくめですよね?歯科医にとっては良くないことなのかもしれませんけど♪

 

 

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ヒポクラテス

皆さんはヒポクラテスという人をご存知でしょうか?西洋における医学の原点とも言える医師であり、後世に多大なる影響を与えました。

僕が通っていた大学にも「ヒポクラテスの誓い」なる医の倫理を説いたものが廊下に掛かってましたし、授業でも習った記憶があります。

しかし、ヒポクラテスが何をして、どんなことを考えていた人なのか考えたこともなかったし、知る機会もありませんでした。予防学を深めていくと何故か古代の医学に行き着いて、ヒポクラテスを学ぶ機会を得たので少し紹介したいと思います。

ヒポクラテスは紀元前3~4世紀のギリシャのお医者さんです。

彼の医学は直感的なインド医学や中医学と比べてより実証的、科学的であったため、モノの見方が西洋人とマッチしてヨーロッパに広がりました。

彼の死後、アレキサンドリアの学者たちがまとめたヒポクラテス全集において病気に対する考え方を説いていたので引用します。

「病気は悪魔のしわざでもなく、また気まぐれに起こるものでもない。病気はむしろ自然の法則に従う自然力によって起こるものである。だから治療法も自然の法則に基づいて発達すべきものである。その方法としては摂生、食養生、薬、外科手術などによって自然の法則力に従って病気の原因を正すようにしなければならぬ。人間の健康は、空気、水、住む場所なども含めた環境の影響、摂生などによって保たれる。だから環境が人体にどのような影響をおよぼすかをよく心得ることが医者たるものの最も基本的な条件である。」

彼の医学は健康な状態を、病気にならないように保つこと。「予防」を重視しています。そして、人間が本来備えている治癒力を最大限に引き出すことを教えています。この考えの元となっているのは、もともと原始時代では食べ物によって命を落とす人が多かったことに始まります。何が食べられて、何が食べられるのか、そしてどのような調理法をすれば良いのか。ヒトは長い年月をその思考に費やしてきました。そして、食べ物により詳しい人がギリシャの医師の源泉であったと言われています。

僕が、ヒポクラテス医学の素晴らしいと感じるところは

1.治療医学ではなく予防を重視していること。

2.病気を治すのは医師でなく自然治癒力であるという考え。

3.食事療法を治療の根本としていること。

4.環境と疾病の関係を調べることを重視していること。

5.医師の倫理を説いていること。(学校に貼ってあったやつ)

なのですが、東洋医学の考え方に近いと思います。そして現代の西洋医学とはかなりかけ離れているようです。

「ヒポクラテスの誓い」

  • この医術を教えてくれた師を実の親のように敬い、自らの財産を分け与えて、必要ある時には助ける。
  • 師の子孫を自身の兄弟のように見て、彼らが学ばんとすれば報酬なしにこの術を教える。
  • 著作や講義その他あらゆる方法で、医術の知識を師や自らの息子、また、医の規則に則って誓約で結ばれている弟子達に分かち与え、それ以外の誰にも与えない。
  • 自身の能力と判断に従って、患者に利すると思う治療法を選択し、害と知る治療法を決して選択しない。
  • 依頼されても人を殺す薬を与えない。
  • 同様に婦人を流産させる道具を与えない。
  • 生涯を純粋と神聖を貫き、医術を行う。
  • どんな家を訪れる時もそこの自由人と奴隷の相違を問わず、不正を犯すことなく、医術を行う。
  • 医に関するか否かに関わらず、他人の生活についての秘密を遵守する。

 

金満主義の製薬会社や医師・歯科医師が利益を追い求めるあまり、医学自体の方向性が狂っているのだと思います。このままずっとこの誓いは理想論でしかないのでしょうか?本当に大事なのは、患者を第一に考える姿勢のはずですが…

僕達が学校で習った西洋医学の教科書には「自然治癒力」という言葉は全く出てきませんでしたし。

ちなみに「予防」は保険が効かないってみなさん知ってました?一番大事なことなのに国は認めてないんです。

つくづく日本って変な国ですね。

 

 

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太るワケ④

3回にわたり太る理由を述べてきました。糖質と肥満との関係がはっきりしたところで、海外の信じられないようなデブが貧困層に多いワケも理解できますね。今回は太らないようにするためにはどうするかを説明して締めくくりたいと思います。じっさい自分自身もだいぶ意識して実践しています。なぜなら人間らしく生きていたいからです。

アルツハイマーと多くのガンは、メタボリック症候群、肥満、糖尿病と関係しています。サンディエゴのソーク生物学研究所のデイビッド・シューバートとパメラ・メイハーは、『2型糖尿病と血管病には、高血糖、肥満、高血圧、中性脂肪の上昇、インスリン抵抗性を含む一連の危険因子がある。これらすべての因子は、アルツハイマー病の危険性を増す』と述べています。

ガンは相変わらず死因のトップを独走中であり、国内で年間36万人・世界では年間800万人がガンで死亡しています。

2007年には、世界がん研究基金と米国がん研究所が共同で『食物、栄養、身体活動、がん予防』という500ページに及ぶレポートを発表しました。このレポートは食事とガンのエビデンスを考察し、『より多くの体脂肪を経て結腸・直腸ガン、食道ガン(腺ガン)、膵臓ガン、腎臓ガン、乳ガン(閉経後)、胆嚢ガンになる。』ことを発見しました。そして、レポートにはガンの予防法も示されています。

1番目は『可能な限り痩せること、成人期を通して体重と皮下脂肪の増加を避けること。』

2番目は『日常生活において、身体が活発であること。』

3番目は『エネルギー密度の高い食物の摂取を制限し、甘い物を避けること。』

見方を変えるととても単純で、太らせるもの(炭水化物の質と量)が病気を作るということです。糖質過多は代謝を阻害し肥満になるので。

ここまで炭水化物の影響を説明してきましたが、その炭水化物を控えめにするか、完全にやめるかというのは賛否両論だと思います。

糖質の摂取量をゼロにするのは日常の食事において不可能です。野菜や調味料にも含まれているので避けることはできません。しかし、主食である白米や麺類・パンを食べ続ける限り、世の中から肥満は無くなりませんし病気を予防することもできません。そこで少し視点を変えてみましょう。炭水化物を制限するのではなく、タンパク質と脂質を食べたいだけ食べるようにしましょう。これにより、空腹にならず、エネルギーの消費を減らすこともないのです。それどころかもっとエネルギーを消費できるようになります。

残る難題は、長い期間炭水化物を美味しいと感じて食べてきたため、その欲求に対し抵抗することができるかどうかということです。炭水化物に対する欲求は依存症に近いからです。中でも糖類はコカイン、ニコチンなどと同様に脳内で常習性を引き起こします。しかし、十分な忍耐力と身体にとって害であるという正しい知識を持てば克服できるでしょう。炭水化物を避ければインスリン値が下がります。そしてインスリン値が低下すると欲求を減らしたり消したりすることができるのです。かかる時間は個人差があるでしょうが。。

より多くの人にこれらの知識がもっと浸透することで自分の弱さを克服し、肥満や病気のない世界になったら金満主義の病院やクリニックは軒並み潰れていくんでしょうね♪医療費の削減もできてめでたしめでたし。太るワケおしまい

 

 

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太るワケ③

太るワケも3回目となり、さらに少しディープな話になります。

体の中で炭水化物と密に関係しているものとしてコレステロールが挙げられます。コレステロールは心臓病の原因と言われており、今までの医療では動脈を詰まらせるため、コレステロール値を極力下げるようにと人々を洗脳してきました。

中でもスタチンのようなコレステロール低下薬は毎年何億ドルも稼ぎ出す大ヒット商品となり製薬会社に莫大な利益をもたらしています。そして、今でも栄養学者や専門家の中には、心臓病を避けるために、低脂肪で炭水化物の多い食事を摂ることを主張する人がいます。これらは大きな間違いです。

確かにLDLコレステロールと総コレステロールが高いと心臓病のリスクも上がるようです。コレステロール低下薬はこれらの数値を下げます。しかし薬物が行うことと、食事が行うことは全くの別物であり、薬物でLDLコレステロール値が下がっても心臓病が予防できるわけではありません。つまり、スタチンなどの薬物が心臓病を防ぐ事実は、LDLを下げるからではないのです。

中性脂肪(トリグリセリド)も心臓病の危険因子の1つです。中性脂肪は血液の中をコレステロールを運ぶのとおなじリポ蛋白によって運ばれます。そして、中性脂肪の数値が高いほど心臓発作を起こす可能性が高くなります。この中性脂肪の数値は脂肪とは関係なく炭水化物の摂取量により影響されます。炭水化物をたくさん食べれば数値も上がります。

心臓病の危険因子で最も重要なのはHDLコレステロール(善玉コレステロール)です。低HDLコレステロール値は、総コレステロールやLDLコレステロール(悪玉)が高い人たちよりも心臓発作を起こす危険性がはるかに高くなります。遺伝子レベルの研究でも、生まれつきHDLコレステロールを高くする遺伝子を持った人に長生きの傾向があることが明らかになっています。現在ではHDLコレステロールの数値を下げる要因は炭水化物の摂取であることが明らかになっています。逆に数値を上げるためには運動、減量、適度の飲酒などが必要であると今まで言われてきました。しかし、炭水化物を脂肪に置き換えるだけでHDLコレステロールの数値を上げることができるのです。つまりHDLコレステロールは食事に含まれる炭水化物のバイオマーカーであり、炭水化物の摂取量を表すものなのです。

つまり心臓病はHDLコレステロールが低いことが原因であり、さらに糖質の摂取が多いことが根本的な問題ということになります。これは極端な糖質摂取の一説に過ぎませんが、炭水化物(糖質)が肥満や心臓病の原因である可能性はもはや否定できないレベルだと思います。糖質を摂り続けることは着実に身体に変化を与えていき、ゆっくりと病気の危険にさらしていくのです。それでも食べたい人は、もはや糖質中毒のジャンキーなのです。健康を害する前に早く気づいてもらいたいものです♪

 

 

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太るワケ②

今回は、太るメカニズムを少し掘り下げてみようと思います。

肥満において、インスリンが最も重要なホルモンです。1965年にサロモン・バーソンとロザリン・ヤロウが『インスリンは主要な脂肪代謝の調節器である』ことについて説明しています。インスリンは主に2つの酵素を介してこの仕事を行います。
その一つはLPL(リポ蛋白リパーゼ)です。性ホルモンは脂肪細胞のLPLの働きを抑制しますが、インスリンはLPLを活性化します。インスリンにより活性化された脂肪細胞のLPLは血液から脂肪をたくさん取り込み細胞を太らせます。一方、筋肉にもLPLがあり、インスリンは筋肉のLPL活性を抑制します。つまり筋肉での脂肪酸の使用を減少させ、代謝を上げないようにします。そしてインスリンは血糖のみを燃やし続けるように指示を出すのです。
もう一つの酵素がHSL(ホルモン感受性リパーゼ)です。HSLはLPLとは逆に脂肪細胞から脂肪酸を血液中に放出して、それを血糖の代わりに燃やすため、脂肪量は減少し、痩せるようになります。しかし、インスリンはごくわずかな量でもHSLを抑制するため、インスリン値がわずかでも上昇すると脂肪細胞は脂肪を放出できずに脂肪が蓄積されることになるのです。
そしてインスリンは脂肪細胞にブドウ糖を送り込んで代謝を上げます。ブドウ糖代謝における副産物であるグリセリンは脂肪酸と結合して中性脂肪となりさらに多くの脂肪が貯蔵されるようになります。さらにインスリンは脂肪細胞が満杯にならないよう新しい脂肪細胞を作るように働きかけます。つまり、インスリンが行うことはすべて、溜め込む脂肪を増やし、燃やす脂肪を減らすように作用し、肥満へと導くのです。

では、脂肪を蓄積するか、燃やすかを決めているものはなんなのでしょうか?
1つはインスリンの分泌量です。人により分泌量が違うので多く分泌する人は太りやすいと言えます。過度のインスリンの分泌は脂肪細胞に脂肪を無理にでも押し込んでしまいます。
2つめはインスリン抵抗性です。インスリンを多く分泌すればするほど、細胞と組織はインスリンに対する抵抗性が強くなります。それは同じ量のブドウ糖の負荷であっても、血糖値を保つためにより多くのインスリンが必要になります。中でも筋肉細胞にはブドウ糖が蓄えられており、運動しなければ新たにブドウ糖を取り込む必要もないため簡単に抵抗性を示すようになります。その結果、脂肪細胞が太ることになります。
3つめは脂肪細胞、筋肉細胞、肝細胞がインスリンに対して違う反応を示すことです。ある組織のインスリン感受性が高ければ、その組織はより多くのブドウ糖を取り込みます。それが筋肉の場合、より多くのブドウ糖がグリコーゲンとして貯蔵され、多くが燃料として燃やされます。脂肪組織の場合はより多くの脂肪が貯蔵され、燃料の放出はより少なくなります。

ややこしいので『中年太り』という状態で説明します。まず、加齢により筋肉細胞のインスリン抵抗性が高くなります。すると感受性の高い脂肪細胞に摂取されたエネルギーがより多く分配されます。すると、筋肉や臓器の細胞が燃料として使用するエネルギーが減ります。つまり、代謝が落ちるということなのです。言い換えれば、代謝が落ちるから太るのでなく、体が太りつつあるために代謝が落ちるのです。

太ることについては遺伝的な影響もないわけではありませんが、後天的な肥満のほとんどはインスリンのコントロールができていないことによります。皆さんもお分かりでしょう。代謝を落とす原因は過剰なインスリンの分泌、つまり過剰な炭水化物(糖質)の摂取というわけなのです。
次回は、炭水化物と病気との関わりについてです。

 

 

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太るワケ①

太る人はなぜ衝動を抑制できず、過食してしまうのでしょうか?そして運動をしないのでしょうか?それは、意思が弱く努力しようとしない、あるいは単に何をすべきかに気づいていないからです。
アメリカで最も著名な肥満の権威であるミシガン大学のルイス・ニューバーグはこう述べています。『太った人たちは、「わがまま、無知などの、さまざまな人間の弱さ」に苦しんでいる。』
しかし、太っている原因をはっきりと理解し、それを除去しようとする意思があればそんなに難しいことではないと僕は考えています。欧米に行くと信じられないくらいに太った人を見ることが多々ありますが、そういう人は自分の体型をどう思っているのでしょうか?結局のところ、自分をどうしたいかは自分次第ですし、痩せたくなければ痩せなければいいだけのことですから。でも、ほとんどの人はスマートな体型でいたいですし、おしゃれもしたいのではないでしょうか?

興味深い実験があるので紹介しますね。1970年代にマサチューセッツ大学の研究者ジョージ・ウェイドらは、ラットの卵巣を摘出し、その後の体重と行動・性ホルモン・食欲の関係について研究を行いました。卵巣を除去するとエストロゲンも除去された状態になります。まず、体の脂肪細胞が大きくなる(太る)のはリポ蛋白リパーゼ(LPL)という酵素に血中の脂肪がくっついて細胞内に取り込まれることによります。そしてエストロゲンはLPLに作用して血中の脂肪が取り込まれるのを抑制します。つまりエストロゲン(男性ではテストステロン)がないと脂肪細胞はどんどん脂肪を取り込み肥満になるというわけです。これは、卵巣の摘出や閉経後の女性にも結びつけることができます。
ウェイドらは自然に太るように仕込んだこのラットを使って肥満のメカニズムを研究したのです。
第一の実験ではラットに餌を無制限に与えたところ、当然のようにラットは瞬く間に肥満になりました。
第二の実験ではラットに厳格な食事制限を行い、卵巣摘出前と同量のエサのみを与えたところ、ラットは完全に動かなくなり、食べる時だけしか動かないため(運動不足のため)速やかに肥満になりました。これは太るために余計なエネルギーを使わないようにするための行動でした。
これらの実験が示すことは、ラットは過食により太るのではなく、太るために過食をするということでした。つまり、より太ろうとする衝動により過食と怠惰が引き起こされたのです。

実は、肥満とは身体が太る方向に向かっているために生じてしまう現象なのです。では、その太るスイッチを入れるのはいったい何なのでしょうか?その原因を排除できれば、簡単に痩せられるはずです。続きは、長くなりそうなので次回にしますね。

 

 

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なぜ銀歯?

食べ物の話ばかりしていますが、今回は久しぶりに歯の話をします。いちおう歯医者なので。
虫歯を見るといつも思うことがあります。

当院では、奥歯の歯の間にある小さな虫歯(C2)を治療する場合、可能であれば、歯を削る量を最小限にできるハイブリッドセラミックを直接接着します。接着だと強度が足りないほどの大きな虫歯の場合は、大きく削り、型をとって銀歯かセラミックで修復します。

銀歯として一般的に保険診療で使用されているのは金銀パラジウム合金(金パラ)です。
保険適応には他に銀合金とニッケルクロム合金があります。これらは粗悪過ぎてお話になりませんが、今だに使用している歯科医院もあるようです。

金パラは金12%、パラジウム20%とJIS規格で定められており、他は銀約50%、銅約15%、その他3%なので実は銀合金です。金パラの機械的性質は優れており金合金に匹敵しますが、歯科用合金は金、白金、パラジウムの貴金属が75%以上含まれていないと化学的に安定せず口の中で溶けだします。生物学的には安全ではありません。

金パラに含まれるパラジウムと銅は金属アレルギーを起こしやすいので、アメリカ、ヨーロッパなどではほとんど使われていません。金パラは金合金の安価な代用品として日本だけで使用される歯科用合金なのです。先進国では、口の中に銀歯が入っていると貧困層とみなされることもあるようです。ですので、不況とはいえ日本人の歯が金パラだらけなのは胸が痛みます。

診療していても『ここがセラミックなら綺麗で長持ちするのに。』と感じることも多々あります。
当院では、金パラ修復とセラミック修復では使う材料から1回あたりの治療時間も全く異なります。それだけ治療の精度に違いがあるということです。

実際、数年ごとに保険で治療し直して、その度に歯を削られている人も多いのではないでしょうか。そして、その行為が徐々に口の中を不健康に陥れているということをどのくらいの人が気づいているでしょうか?

費用が高いからできないとおっしゃる方もたくさんいます。しかし、その虫歯を作ってしまったのはなぜかよく考えてみてください。ですので、今以上に虫歯を増やさないという意思があれば、より正確できちんとした治療を受けられることをオススメします♪

 

 

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