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カテゴリ: ドクターブログ

舌の位置ですべてが変わる!!

普段、安静にしている時の舌の理想的な位置ってみなさんご存知でしょうか?

おそらく人によっていろいろ違いが出てくると思います。

舌が下顎の歯列にピッタリ収まっているヒトもいるでしょう。

一方、上下の歯をくいしばって舌を歯に押し付けているヒトもいると思います。

あるいは舌が口蓋にベチャッとくっついたままのヒトもいるかもしれません。

 

電車などでスマホを見ている人達は、みんな下を向いています。

この時ほとんどの場合でくいしばりを生じています。

ヒトはくいしばることによってストレスに対処しています。

それはくいしばると神経からβエンドルフィンという物質が分泌されるからです。

βエンドルフィンは脳内モルヒネとも呼ばれ鎮痛作用や幸福感をもたらします。

こんな良い物質ならどんどん出てほしいって思う方もいるでしょう。

しかし、このような物質が日常的に大量に分泌されているとヒトはどうしても依存してしまいます。依存してしまうと、それを得るためにますますくいしばったり歯ぎしりするようになってしまいます。

 

つまり、くいしばりや歯ぎしりなどの習癖は、βエンドルフィンを得るために行っている行為であり、依存症になっているのだと。

しかし、依存症になっているヒトもいるでしょうが、全員が依存症とは限りません。

考えられるのは、くいしばることでストレスに対処しているのであれば、よほど日頃からストレスがたまっているか、スマホを眺めているその姿勢がストレスなのか、その両方のどれかでしょう。

ですので、すぐに改善できるのは姿勢です。

そこで重要なのが舌の位置になります。

舌の理想的な位置は、口蓋にくっついている状態です。

その時の舌の先端は、上の前歯の付け根の近くにあるはずです。この位置をスポットといいます。

舌の先端がスポットに当ててにスマホを見るように下を向いてもほとんどのヒトはくいしばることはないでしょう。

しかし、舌を下の前歯に当てて下を向くとくいしばってしまいます。

(注:猫背になるとこれらは逆になります。それはそれで別の問題が生じます。)

つまり、舌の位置次第(厳密に言えば舌骨の位置)で姿勢によるくいしばりが変わるのです。

 

舌が口蓋にくっついている時は、モノを飲み込む時の動作に似ていて、喉の方を陰圧にして塞いでいるので、口で呼吸することができない状態です。

鼻がつまっているときは仕方ありませんが、動物はみな鼻呼吸です。

ですので舌を意識することで、それが習慣化すると、口呼吸から鼻呼吸への変容ができます。

そうすると、いろいろな変化が起こるでしょう。

風邪をひきにくくなったり、ぐっすり寝られるようになったり、視界が明るくなったり、体温が上がったり、食べ物の味が鮮明になったり、疲れにくくなったりと、いろんなメリットが得られるはずです。

特にこのような習慣付けは子供の方が改善しやすいですし、矯正治療と合わせて筋機能訓練(MFT)も行うことが多いです。

歯並びの悪い人の他、虫歯や歯周病のリスク・全身疾患のリスクの高い人の多くは口呼吸です。

だからこそ正常をよく理解して、異常に気づく必要があり、それは親や周囲の大人の責任です。

まずは自分自身が正常であることがとても重要です。

もし口呼吸のヒトがいたらぜひ試してもらいたいと思います。

 

 

 

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麻酔が効きにくいヒト

日々の臨床でときどき麻酔が効きにくい人がいます。

僕が歯科医として2年目のときに先輩に、なぜ麻酔が効きにくい人がいるのかと質問してこう言われました。

「身体が酸性に寄ってるから効きにくいんだよ。そういう人は酒飲みが多くて、あまり野菜を食べないからだよ。そして炎症している部位は酸性だから、アルカリ性の麻酔薬は中和されてしまって効きにくいんだよ。」

まだアホだった僕はその言葉を信じ込みました。

それ以来、患者にも先輩に言われたままを得意げに説明していました。

しかし少したったある日、麻酔薬の添付文書を見て、鼻から脳みそを吹き出しそうになりました。

そこにはこう記されていました。

「pH3.0~4.5」

めちゃくちゃ酸性でした。

あまりにも的はずれな先輩の見解を憎むことよりも、無知な自分に対しとても恥ずかしい気持ちになりました。

ドクターに堂々と説明された患者は、間違った情報でも納得せざるを得ません。

しかし今もその様なことは日常的に行われています。

稀な経験や人づてに聞いたような不確かな情報でも、ドクターが話せば真実として受け入れられてしまうのです。

それ以来、その様な医療を行うことは僕には許し難いものとなりました。

そして、しっかりと根拠のある正確な情報をインプットして患者に提供しようと、いろいろ本や論文を読むようになりました。

その結果、麻酔が効きにくいということはストレスが関与しているという結論にたどり着きました。

ヒトは恐怖や不安などのストレスを感じるとカテコールアミンが増加します。

当然、麻酔の針を刺す時に痛みを感じることもストレスですのでカテコールアミンの分泌が増えます。

カテコールアミンとは、心と身体をつなぐ劇薬のことであり、ドーパミン・ノルアドレナリン・アドレナリンの3つをまとめたものです。

ドーパミンはヒトの行動様式に大きく影響を与える神経伝達物質の一種であり、うつ病やパーキンソン病などの治療薬は、このドーパミン代謝に関係したものが多いです。

ですのでこれらの薬を飲んでいる人達も麻酔が効きにくいことがあります。

またアドレナリンやノルアドレナリンはストレス、主に興奮状態を促すことに関係する神経伝達物質です。

ですので手術中に痛み(ストレス)を感じて追加する麻酔はとても効きにくいのです。

また、歯科恐怖症のヒトや自律神経のバランスが乱れているようなヒトも、もともと麻酔が効きづらいと言えます。

つまり、しっかり麻酔を効かせるためには、いかに患者に安心感を与えるか、そしていかに痛くない麻酔をするかが重要です。

なるべく患者にストレスを与えず、優しさを持って接するかが痛くない治療をするための鍵であると言えます。

これらの情報は大学でも教わることはありませんので、しっかり勉強して知識のある歯科医はリラックスできる環境づくりにしっかり配慮していると思います。

ですのでオーラルクリニック宮崎台はそんなリラックス空間を提供することを常に心がけています。

 

 

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抜歯する?しない?

抜歯する?しない?

患者の治療計画を立てる上で、どうしても抜かなければならない歯や、どうしても残さなければならない歯など、様々なケースに日々遭遇します。

中にはどうしても残せない(ホープレス)なのに、心理的にどうしても抜きたくないという人もいます。

治療は同意無くおこなえないので、そのような患者に対して治療することありません。

いくら説明しても同意が得られない場合は、患者の気持ちが変わるのを待つか他をあたってもらうしかありません。

 

僕は今まで15年歯科医療に携わってきて、様々なケースを見てきました。

その中で気づいたことは、なぜ今の状態に至ったのかを考えることなく治療されている人がめちゃくちゃ多いということでした。

どんなにうわべを取りつくろっても、根本が改善していなければ同じ症状を繰り返したり、さらに悪化させることになります。

なので今までの自分を振り返り、己を理解し受け入れてもらった上で、質の高い治療を受けて頂く予防歯科を志すことにしたのです。

その中でとても難しいのは抜歯するかしないかの判断です。

確実に抜歯するのは、虫歯が骨付近まで達している場合や、歯が割れてしまったとき、風が吹くだけで揺れるような歯がある時だけです。

それ以外には状況や患者の背景を参考にして判断します。

 

もし矯正して歯並びやかみ合わせを整えて、生活習慣を改善して、栄養状態も改善できて、ブラッシングの質を高めることができるのであれば、進行した歯周病でも十分に機能させ続けることができることも多いです。

抜歯の判断基準は日本歯周病学会により示されています。しかし、これらの判断基準には具体的で詳細な内容は示されていません。

また、海外ではAVILAらやMANDELらによってアルゴリズムが提唱されていますが、これらもある程度の参考になるものの絶対的なものではありません。

中には、完全に残せるような歯でも抜歯と判断してインプラントに置き換えることもあるでしょう。

しかしそれは、その先生が本気で診断してインプラントに置き換えたほうがメリットが有ると判断したのかもしれないですし、経営優先でそうしたのかもしれません。

 

僕もインプラント治療を行いますが、あくまでその人の健康寿命の延長と生活の質の向上のためにするのであって、CTだけでなく血液検査やメタトロンなど様々な面から精密な検査をおこなってからでないと行っていません。

日本では、抜かない歯医者がいい歯医者だとか、あそこはすぐに歯を抜くなどという評判を気にする人も多かったりします。

本当に患者が満足するのであればプラプラ揺れる歯でも残せば良いですし、多少もちそうだけどインプラントに置き換えて安心感を得るのも良いと思います。

ただ、なぜその抜歯の状況に至ったのかをしっかり考えてもらうことは、歯科医師としてとても重要な責任だと考えています。

本当は、そうなる前に考えるべきなんですけどね!

 

 

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コレステロール、無罪!!

血液検査でよくコレステロールを気にする人がいますが、コレステロール値が高いと何が問題なのか明確に答えられる人はほとんどいないでしょう。

かつては悪者扱いされていたコレステロールですが、下げる必要はあまりないことや、食品に含まれるコレステロールは値にほぼ影響しないこと、値が高いほうが寿命が長いことなど、だいぶ世間に認知されるようになってきました。

それでも総コレステロールが220mg/dlを超えるとすぐにスタチンを処方する医師が多いのも事実です。

結論から言ってしまうと、コレステロールは何も悪くありません。

LDLやHDLは悪玉や善玉と呼ばれることがありますが、いずれもコレステロールや中性脂肪を輸送するための媒体の名称であり、コレステロールそのものではありません。

これはお客さんがたくさん乗ったバスや電車などを全部まとめて「人間」と呼んでいるようなものでとても奇妙な言い回しです。

では何を持って悪玉・善玉と呼んでいるのでしょう?

それは、変性または変形して血管の内皮に付着して動脈硬化などを引き起こす可能性を持ったLDLを悪玉、そうなる可能性が低く、むしろそういったLDLを回収する働きもあるHDLを善玉といっているにすぎません。

とはいえLDLが絶対に悪い存在かといえばそんなことはなく、あえて言えばLDLが事故を起こす可能性があるということです。

それはあくまで車を運転すれば事故る可能性があったり、歩道を歩いていれば車が突っ込んで来る可能性があるのと大差ありません。

事故が起きるには必ず原因があります。

LDLは血中濃度や様々なきっかけで小型化して血管の内皮に侵入してしまうことがあります。

あるいは血中に存在する活性酸素や余剰の糖と反応して変質したLDLになり、その結果コレステロールを配達する細胞がわからなくなってしまい、血管内皮にとどまってしまう場合もあります。

こうして血管内皮に定着してしまった変質LDLは、マクロファージなどの免疫系の細胞に捕食され輸送媒体そのものも崩壊します。

その状態が慢性的に進行すれば血管内皮が膨潤・糊化していわゆる動脈硬化となるわけです。

まだ研究されているトピックなので一概には言えませんが、LDLが暴走するに至ったのは、余剰の糖質や活性酸素などのLDL以外の外部要因の可能性が濃厚で、本来の姿のLDL自体に大きな欠陥があるわけではありません。

真の悪玉はLDLを取り巻く環境。つまり生活環境や食生活が問題なのであり、数値自体をコントロールすることに何の意味も無いことに気づくことが重要です。

コレステロールそのものは別に悪くないのです。

 

 

 

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睡眠障害と副腎疲労

僕はときどき患者から、「先生はいつ寝てるんですか?」と聞かれることがあります。

確かにごくまれに深酒をしたり、プレゼンの資料が完成していなければほとんど寝ないこともありますが、だいたい平均的に7時間くらいは寝ています。

寝付きが悪いこともありませんし、朝はだいたい5時より前には起きています。

しかし、患者の中には寝れない人がたくさんいるようです。

「すぐ目が覚めちゃうんですぅ。」とか「寝付きを良くするためにはどうしたらいいですかぁ?」などと相談を受けることも近頃増えてきました。

睡眠障害の多くは自律神経系の問題を抱えていることが多く、ホルモンバランスの乱れも大きく関与しています。その主な原因としては副腎(腎臓の上部にある500円玉くらいの臓器)の疲労が挙げられます。

副腎は表層の皮質と内部の髄質の2層になっています。

副腎皮質からはコレステロールを原材料として副腎皮質ホルモンが合成されます。副腎皮質ホルモンには、ストレスや炎症に抵抗したり血糖調節に関与する糖質コルチコイドや、血圧の維持やミネラルの調節をしている鉱質コルチコイド、性ホルモンの一部などが分泌されています。

副腎髄質からは、カテコールアミンと呼ばれるアドレナリンやノルアドレナリンが分泌され、血圧や自律神経反応の中心的な役割を担っています。

つまり副腎疲労とはこれらのホルモン分泌が乱れ、血圧や血糖の調整が乱れて低血糖症や起立性低血圧になったり、歯周病を含む慢性的な疾患によりステロイドホルモンの合成が追いつかず、薬剤のステロイドに頼らざるを得なくなるわけです。

これらを補うために様々な薬剤やホルモン剤などが用いられますが、急性症状を抑えることはできても根本的な解決にはなりません。

そもそも副腎疲労は独立した病気ではなく、日常生活のストレス(精神状態の不安定)や食生活の乱れ、長引く病気(症状有る無し関係なく)などによって、副腎が長期に渡り酷使された結果起こるものなので、改善には生活習慣を見直してしっかり継続していくことが重要です。

今は自宅でも唾液でコルチゾールの量を調べられるキットなんかも販売されているので簡単に調べられるようになりました。

ただ、改善で難しいのはストレス原を完全に除去できないことです。腸の状態がよほど良くない限り遅延型アレルギー食物を正常化させることはできないですし、精製された食品や添加物、残留農薬や抗生物質を含む薬剤の影響を完全に身体から取り去ることはできません。さらにアマルガムを含む重金属やカンジダ菌なんかも完全に除去するのは不可能です。

ですので食生活には十分な注意を払いつつ、栄養療法などで少しづつバランスを整えていくことが現段階でできることなのです。そしてどこまで改善したらOKとする基準もないので、結果は医師の裁量によるところも大きいと思います。

睡眠障害は副腎のみならず、その他にも日光浴(特に朝日)であったり、体温を上げるなども効果的であると言われていて、原因は多岐に渡ります。

しかし、睡眠薬に頼ってしまうと根本的な解決はできないどころか、薬剤をやめられなかったりどんどん薬剤の投与量が増えることになります。

睡眠障害や副腎疲労のような慢性的な状態に陥る前に、もっと早く予防に目を向けて今までの生活と向き合い改善していく決意が必要です。そのような指導を行っていくことで、より充実した生活が送れることに少しでも多くの人に気づいくことを願っています。

 

 

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難しいぞ!!タンパク質!!!

人間の1日に死んでいる細胞の数は3,000億個と言われています。

そして常にスクラップ&ビルドを繰り返しています。

古い細胞を破壊して新しい細胞を作ることで、臓器は形を保ち、ヒトはヒトの形を保っています。これを動的平衡やホメオスタシスと呼んでいて、生きている証でもあります。

 

2016年に東京工業大学の大隅教授が「オートファジー」という生体の反応の研究でノーベル生理学・医学賞を受賞しました。

体内では1日におよそ200 gのタンパク質が作られます。材料となるアミノ酸は、食べ物から消化・吸収しますが、一般的に摂取しているタンパク質の量は70 gほどです。つまり130gも足りていません。

それを補うためにオートファジーが行われていて、新しい細胞が壊れた細胞から得られたタンパク質などを食べて分解することでアミノ酸を得る機能を果たしています。つまり細胞内の「リサイクルシステム」とも言われています。

 

オートファジーを上手く活用しているのがファスティングですね。

オートファジーを促進させることで効率よく細胞の入れ替えることができます。

例えば1日絶食すると、肝臓の体積は約7割に縮小するといわれていますが、生命を維持するためにオートファジーが活発に行われているため、数日間食べなくてもすぐに死んでしまうことはありません。

ホメオスタシスは病気の原因になっている物質(主にタンパク質)を壊すことからから始まり、壊された分子から積極的に再利用しようとします。ですのでファスティングによるデトックス効果というのはとても理にかなっています。

 

このようにすでにあるタンパク質を再利用する反面、食事からのタンパク質摂取もとても重要です。クリニックで血液検査を行いオーソモレキュラーの分析をしてみると、多くの人に蛋白質の欠乏が見られます。

長期にわたって栄養障害を継続している人のほとんどが高糖質・低タンパクの食事を摂っていて、肝臓でのアルブミンというタンパク質が合成されにくくなっています。

また、胃や腸の粘膜の状態が悪かったり、消化酵素が不足すると当然タンパク質の吸収は悪くなります。

このような人達に対し、一般的には「糖質を制限してもっとタンパク質を摂ってください。」なんて指導することも多いと思いますが、胃や腸の状態が改善することなく大量のタンパク質を摂取すると、消化不良を起こして腹部膨満感が生じて、くっさいオナラが出るだけでしょう。

だからといって栄養障害の人にファスティングを指導して、さらに栄養欠乏を招いてしまうのもバカげています。

ですので、タンパク質の代謝を改善させることは重要なのにとても頭を悩ませる問題でもありました。最近では、メタトロンを活用してその人に相性の良い食材を調べたり、身体のエネルギーバランスを整えたりして代謝しやすい身体づくりから提案することである程度解消できるようになってきましたが、まだ一般的ではありませんね。

まだまだ身体は未知の部分だらけですし、従来の医療では改善しないことも多いです。

僕は、今後も東洋医学も西洋医学も哲学も学び続けながら、しっかり結果を出してどんどん良い治療を世に出して行きたいといつも考えています。

 

 

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発病のメカニズム

年が明けて、寒い日が続くせいか体調不良の人が増えてきましたね。

当院もキャンセルの患者が増えてきて、空き時間でいろいろできていなかった雑用ができてそれなりに楽しんでいます。

世間では、手洗いうがいや外出時のマスクでインフルエンザを予防しようなんて言われていますね。実際はあまり意味ありませんけど。あと、ワクチンも打ってインフルエンザにかかる人が続出しています。ちなみに我が家では子供も含めインフルエンザワクチンは一切接種していません。無意味なので。笑

本当に必要なのは、ワクチンを打ちに行くお金や時間じゃなくて、病気の本態を理解して抵抗力を上げることです。

中医学では病気の発病を「正邪闘争」と考えています。

正気と病邪の戦いのことです。

正が邪に勝てば発病しません。しかし、邪気が強く、正気が不足していれば臓器機能やエネルギーバランスが崩れ発病します。

発病すると、正気の強弱や病者の性質の違い、感受した邪の強さ、邪が溜まっている深さなどによりいろんな症状が発症します。

病邪が身体に侵入すると、それが経脈にあるか臓器にあるか発病した部位によっても症状が異なります。

「霊枢・刺節真邪」より

(虚邪が人の中に入ると、寒気がしてガタガタ震え、体毛が逆だって毛穴が開く。邪が深く入れば骨に宿り、骨痺となる。筋に宿れば筋が痙攣する。脈中に宿れば血が閉塞して通じなくなり、できものとなる。脂肪に宿れば衛気と結合し、陽邪が多ければ発熱し、陰邪が多ければ寒気がする。寒邪では真気が弱り寒気がする。皮膚の間に宿れば毛穴が開いて痒くなる。邪気が留まって去らねば痺れて痛む。)

なので風邪一つとってもいろんな症状があるわけです。

 

では、どうやってインフルエンザにかからないようにできるでしょう?

一応、漢方薬にもインフルエンザを予防するものがあります。

貫衆(かんしゅう)、板藍根(ばんらんこん)、大青葉(たいせいよう)などを煎じて飲んだりするそうです。板藍茶なんかは市販されています。

でも一番は強い体質を作ることでしょう。体質と聞くと生まれ持ったものをイメージしがちですが、変えることもできます。

これは僕がとても共感できる中医学の考え方です。

体質を強くするには、

精神を整え、

飲食や生活に気を配り、

過労や安逸を避けて適度な運動を続け、

必要があれば薬物(漢方薬や自然な食品)を使って予防すること。

 

ここで言う過労や安逸とは、嫌々やらなきゃいけないようなことだったり、やる理由がよくわからないようなことをしたり、な~んにも考えていなかったり、ぼけ~っと生活している状態も含んでいます。

つまり、しっかり目的意識を持って生き生きとすることで精神も整い、季節や身体に合った食べ物を頂くことで強い体質を作ることができます。

それでも病気になった時、改めてそれまでの自分と向き合うことができて、その病状がなぜ起きたのか推測し理解できるでしょう。

 

 

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インプットとアウトプットとフィードバック

僕は日々、治療に必要な知識や技術、予防に必要な食や栄養・身体の生化学的なホルモンや酵素などの代謝の勉強や哲学や宗教など、いろんな本を読んだりセミナーに参加してインプットを行っています。

しかしアウトプットと言っても、周りの人や患者に話したり、たまに院内のブログに上げる程度でした。

インプットとアウトプットには、記憶を定着させるという重要な関係があります。

学生時代に英単語や漢字を記憶する際に何度もノートに書いて、身体に記憶させようとしたことは誰にでもあると思います。

しかし、一度頭に入れた記憶はよほどセンセーショナルだったり楽しかったものじゃないと抜け出てしまいます。ですから何度もその情報を使うことで短期記憶を長期記憶に移動していく必要があります。

 

これはお金に例えるとレジと金庫みたいな関係です。

脳の海馬という短期記憶のレジからアウトプットを繰り返すことで側頭葉という金庫に長期記憶として移動するわけです。

その金庫にしまうための目安が2週間に3回アウトプットすることだと言われています。

例えば、テストなどで2週間以内に3回同じ問題を解くと定着するといった感じです。問題を解かないにしても他の誰かに説明したり、復習するだけでもOKです。

これまで、僕が費やしてきたインプットの時間はアウトプットの時間よりも遥かに多く、実際2倍以上の時間だと思います。

学生時代でいうとテスト勉強するのに教科書を読むことに時間を7割さいて、問題を残り3割の時間で解くような感じです。

これだとアウトプットが全然足りていません。

コロンビア大学の実験ではインプットとアウトプットは3:7くらいが理想だそうです。

つまり教科書をじっくり読むよりたくさん問題を解いた方が記憶の定着が良いです。

だから一夜漬けの記憶って残りにくいんですね。

そしていちばん重要なのは、アウトプットを行った際のフィードバックです。フィードバックはインプットやアウトプットの仕方に修正を加えることです。

アウトプットは繰り返すほど情報が洗練され、自分の理解も深まっていきます。そうすることでどんどん伝わり易くなっていきます。

そしてフィードバックによって次の情報のインプットの仕方だけでなく、情報に対する自分の視点や感じ方も変化して来ます。

なので、僕は情報が新鮮なうちになるべく多くの人に伝えるようにしています。ただ、アウトプットするにはその情報が適切かどうかしっかり吟味した上で出していかないと、「前はこう言ってたのに…」と混乱させてしまう可能性もあります。ですので、情報を瞬時に適切かどうか判断して常にフィードバックをかけながら、たくさん役に立つ情報をアウトプットしていこうと思います!

 

 

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自律神経とか

身体を理解するためには代謝をより深く理解する必要があります。そして最近、「視床下部」にハマってしまい、全身のホルモンバランスの神秘に魅せられがちになっています。なのですこしアウトプットしておきます。

最近はだんだん下火になってきた糖質制限ブームもあって、インスリンは世間にもその働きを理解されるようになりました。

血糖値を下げるホルモンというだけでなく、肥満や自律神経を乱す原因としてもよく知られています。

最近メタトロンで患者さんを観察していると、特に食生活では糖質をたくさん摂取してるわけではないのに「糖質代謝異常」という項目が挙がってきます。

糖質代謝異常と聞いて最初に出てくるのはおそらく「インスリン抵抗性」でしょう。

日常的に糖質を多量摂取しインスリン分泌を乱高下させた結果、次第にインスリンの効きが悪くなります。そして血糖値を下げるために大量のインスリンを分泌させる必要があるうえに、いったん血糖値が下がり始めると一気に下がってしまい低血糖スパイクという状態を引き起こしてしまいます。その結果さらに食欲を増進したり、自律神経が乱れたりします。

 

そもそもインスリンは血糖値が上がった時だけに分泌されるのではありません。空腹状態で身体にエネルギーを貯めたい時に、視床下部から送られた信号が迷走神経を経由して膵臓に伝わってインスリンが分泌されるので、インスリンは空腹状態でも満腹状態でも分泌されているわけです。つまりインスリンの効きが悪くなるためには、何らか他の要因も絡んできます。

その要因というのはレプチンというホルモンです。レプチンは脂肪細胞から分泌されて視床下部に作用する食欲を抑えるホルモンです。ですのでレプチンはインスリンとバランスを取りながら空腹状態をコントロールしているのですが、脳の摂食中枢からPTPRJというレプチンの働きを妨げる酵素の分泌が増えるとレプチンが効かず、食欲を抑えることができなくなってしまいます。

慢性的にインスリンが視床下部に作用していると、レプチンは信号を出せなくなり交感神経活動を低下させて怠惰になってきます。そして迷走神経を信号が走って膵臓からインスリンが分泌されてより空腹になります。そして過剰なエネルギーをを摂取してしまいます。更に「怒り・恐れ・喜び・悲しみ」などの原始的な情動を掌る偏桃体という部位があり、偏桃体を活性化させることでストレスレベルを押し上げてしまいます。扁桃体は伝わってきた電気信号と情動とを関連付けて記憶させ、結果インスリン抵抗性を更に高めることになるのです。

 

で、どうやったら改善できるの?ってことですが、

そもそも、なぜ甘いものにハマってしまったり、食欲を抑制できなくなるかというと最初から自律神経のバランスが乱れているからです。そして負のスパイラルにハマることでホルモンバランスをさらに狂わせている状態なのです。もし、原因である自律神経のバランスを整える事ができればおそらく代謝も改善してくるのではないかと。

インスリン抵抗性を改善するにはファスティングが有効というデータがあります。個人的にもファスティングは定期的にやっていますが、イライラしなくなったり、毎日ぐっすり眠れますし、不安にならなくなりました。

それ以外には、徹底的に血糖値を上げない糖質制限も有効かもしれません。また逆転の発想から、自律神経を整えるためには、瞑想や思考の変容だったり、漢方薬を有効に使用することが根本的な解決になるのではないかと考えています。意味合いが同じならホメオパシーなどの代替医療でも効果があるかもしれません。

そして世の中には糖質制限も行わず、ひたすら筋トレするだけで糖尿病を改善する人たちもいます。そこには明確なエビデンスはありませんが、自分たちが頭の中を真っ白にしていい気分でいられることを本気でやって筋肉をつけることで、代謝も変化し自律神経が整った結果なのではないかと。

つまり自律神経を整えることが全身のホルモンバランスの安定をもたらすってことです。血液検査やメタトロンでも自律神経の状態を見ることができて感情なども読み解くことができたりします。思考や代謝を整えることで慢性疾患を改善できるとしたら。。。これは夢ではなくてもう現実になろうとしているかもしれませんね!!ていうか、なっちゃってますけど。

 

 

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薬に頼らないこと

だんだん寒くなってきたためか、体調不良による診療キャンセルが増えてきています。

よく耳にするのは「風邪で熱が出て」とか「咳が止まらなくて」とかですが、

いずれも感染症ではないので抗生物質は効果がありません。

耐性菌を増やしてしまうだけです。

そして、最近一番驚いたのは「インフルエンザ予防のためにタミフルを飲んでいる」という患者さんに出会ったことです。

全く意味がわかりません。。。

 

さらにワクチンもどこまで効果があるのかなんて、はっきりしたデータも存在していません。

あくまで個人の意識の問題なので、今の医療を全否定する気もありませんが、

多くの人が、病気や自分(子供)の身体についてもっと理解する必要があるんじゃないかなって思います。

漢方は自然なものだからと言って、ずーっと飲み続けても良いかというとそうではありませんし、

サプリメントやレメディーなんかも同様です。何でも摂りすぎれば毒になります。

一時的な症状を抑えたり、崩れたバランスを整えることには効果があると思います。

しかしもっと重要なことは、なぜ病気になったのかという理由をよく考えて、免疫を強くすることや

ストレスの軽減に努めて再発を予防することです。

対症療法しているうちは身体へのメリットは何もありません。

 

ちなみにこんな↓お知らせを見つけました。

原因療法ではないですが、良心を持った病院だと思います。

これから、このような病院が増えることを切に願っています。

つまり薬に頼るなっっ!!!ってーことですね。

名称未設定-2

 

 

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