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朝8時半から土曜も診療しています。
一部保険適用可能
当院は完全予約制です。

田園都市線 宮崎台駅徒歩2分
川崎市宮前区宮崎2-9-3 2F

ドクターブログ

新年の挨拶

皆様、明けましておめでとうございます。

今年はある一つの夢に向けて、より多くの方々にたくさんの情報を発信していきたいと考えています。そして精度の高い治療と、予防することの重要性をお伝えし、実践していただきたいです。健康に生きることや、病気にならないことの本当の意味をよく考えていただき、さらなる充実した人生をおくるためのお手伝いができたら私達にとってこれ以上の幸せはありません。

外部に向けて情報発信する機会として、保育園児や幼稚園児の親を対象としたセミナーの開催や歯科を身近に感じてもらうためのワークショップなどを考えています。その目的は、未来へ向けた小児に対する予防の強化と、親に対する意識改革を促していくことが目的です。そして、メディアや企業の発信する科学的根拠のない情報に惑わされないようになるための情報提供も積極的に行っていきたいと思います。

病気になりにくい健康なヒトが増えれば増えるほど、治療の質は重要になります。何回も治療を繰り返しながら人生を歩むか、治療を行わずに健康な状態を維持していくのか皆様にもよく考えて頂きたいと思います。食事のコントロールがなぜ必要なのか、なぜメインテナンスが必要なのか、なぜ複数の治療を提案するのか。それは人間は似たタイプはあっても一人一人違いがあり、みんな同じように対応することができないからです。

短い診察時間でろくに話もできないようなルーチンな対応になってしまうと治療としては成り立っていても、医療として成り立っていないと当院では考えています。ですので、一人あたりの診療時間は長めに設定しています。そのためアポイントが少々とりづらい状況が続いており患者様にはご迷惑をおかけしております。しかし、スタッフも増員し現在新しいシステムを構築中です。今年はまた新しい変化が盛りだくさんの一年になりそうですが、新しいスタッフとともにもっと発信力を強め、より多くの方々にパワーアップしたオーラルクリニック宮崎台にいらして頂けるよう願っています。

どうぞ本年もよろしくお願いいたします!!

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久しぶりに甘い話

以前から、砂糖は良くない、フッ素は良くないって言ってきましたが、今回はそれを作っている側の話も入れてみたいと思います。

異性化糖について以前にも書きましたが、例えばスーパーには、砂糖や異性化糖の入っている商品が80~90%あると言われています。つまり、純粋な食材以外の加工食品にはほとんど入っていると考えても言い過ぎではありません。今や砂糖業界の世界市場は500億ドルを超えると言われます。しかしその業界が健康について発信し続けたのは、科学者により捏造され、何の因果関係も立証されていないものでした。そしてメディアを巧みに利用し「カロリーと脂質が悪者である」という嘘を人々の脳裏に常識として焼き付けることに成功しました。

そもそも本来の自然界では、デンプンなどを構成するブドウ糖とは異なり、果糖は非常にレアで貴重なものでした。一年中なってる果物など通常はありませんから。人間の身体は、その貴重な果糖を全て余すとこなく吸収しようとします。その結果、細胞にも脂肪を貯めこみ、肥満やホルモンバランス異常や身体の糖化を引き起こしてしまいます。

さらに糖はホルモンバランスに影響を及ぼし、脳も狂わせてしまいます。その中毒性ゆえヒトは本能で甘味を求めるようになります。そして甘味に慣れてしまうと、その他の味覚に対して鈍感になり、さらなる甘味を求めるようになります。その悪循環から様々な病気が発症してきます。

そして砂糖によって発生した病気のために、砂糖業界に属する企業が治療の支援をするという奇妙は絵面が存在します。砂糖が原因で病気が発生したのなら、まずやるべきは砂糖をやめることですよね?しかしながら、現代の病院では、医師がおこなうことは治療法の説明と治療ばかりです。現在の病院ではインフォームドコンセントとは名ばかりであり、医師が提案した治療法の中から、患者自身に治療法を決めさせます。しかしその治療法は西洋医学がベースとなっているため、薬を飲んだり、切ったり、削ったり。。。そもそもの病気になった原因を取り除こうとはしません。そのため、世の中に病人がどんどん増えていくことになるのです。医師側としては患者自身が治療法を決定したのだから、何かあっても責任は軽くなると感じます。それどころか、「保険診療だからしょうがない」とか「なんで◯◯やっちゃったの?」なんて責任転嫁することもザラだと思います。

話がそれましたが、、、

そんな病気にならないためにも今最も世の中に必要なものは教育です。砂糖や異性化糖についての正しい知識をもつこと、そして今まで正しいとされてきた論文の捏造や企業の思惑などをきちんと理解することが賢い生き方だと思います。

例えばフルーツジュースなんかだと、個体ではそんなに量を食べられませんが(例えばりんご1個とか)、ジューズやスムージーにすると、1つのコップに4~5個も入れることができます。つまりジュースにすることで、果糖の摂取量が格段に増えてしまいます。

健康食品のワナにも要注意です。薬局やスーパーには健康食品が溢れています。しかし、その健康食品は身体にとってどのようなメリットが有るのでしょうか?病気を治すことができるでしょうか?トクホのお茶やコーラを飲み続けてスリム体型になった人はどのくらいいるのでしょう?答えはシンプルです。

一切ムダです。

栄養が足りないのであれば、きちんと食事から摂取しましょう。それでも足りなければ、きちんとしたサプリメントから補充しましょう。ただ、何も調べること無く、診断も無しに、コマーシャルの言いなりになってしまうのは今も昔も洗脳されやすい人の特徴でしょう。残念なことに多くの人が何も考えず、サラッと受け入れてしまいます。

近年、自然食もかなり一般的になっていますがとても注意が必要です。なぜなら、自然食をうたいつつ砂糖をふんだんに使ったお菓子も存在します。そもそも遺伝子組み換え植物や食品添加物を使用していなければ自然なのでしょうか?

個人的には甘い物=お祝いのようなイメージもいろんな業界によって作り上げられたものだと感じています。だって江戸時代におみやげにケーキやクッキーを持っていく週間はあるはずありませんから。昔のイギリスは清を薬漬けにして戦争を起こして大きな利益を得ることに成功しました。砂糖も依存性や身体への影響などを考えると完全にドラッグです。ドラッグが売れて儲かるのはドラッグを製造する人達ですよね?せっかく世界中の色々な食材が手に入る世の中になったのですから、上手に利用して賢く楽しく生きることが本当の幸せなんじゃないかなぁ~って、つくづく思います♫

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セブンスジェネレイションズ

日々診療していると、いろんな患者様がいらっしゃいます。中には自分の考えや意見通りにならないと怒ってしまったり、応急処置しか希望されないといった偏った考えの方も見受けられます。きちんとした医療を提供するためには、なんとか説明し、理解を得るしか無いのですが…そのような方は説明しても納得されず、次回から来なくなることが多いようです。もちろん中には考えを入れ替えてしっかり予防を実行されている方も大勢いらっしゃいますが。

今回はそのような自己中心的思考と相反する「セブンスジェネレイションズ」という言葉を紹介したいと思います。

これは、ネイティブアメリカンの考え方で、7世代先の子孫たちのことを考えて生活するということです。つまり、代々受け継がれてきた思想を次世代にしっかり伝え、ライフスタイルを守り、地球と共存していくことが重要とされています。彼らの考え方としては、地球や自然が偉大なものであるという認識が根底にあり、人間は他の動物と同様にそこに住まわせてもらっているという感謝の気持ちを常に持っています。そして、彼らの生活様式はとても慎ましいものであり、決して豊かではありませんが、人々の顔はとても勇ましく誇りに満ち溢れています。

現代では、いろんな環境保護団体や伝統的な猟などに反対する動物愛護者がいらっしゃいますが、いったいどんな家に住んでいて、どんな生活をしているのか聞いてみたいものです。心から環境を守りたい、動物を絶滅から救いたいと考えていたら、ネイティブアメリカンのように慎ましく生活し、その素晴らしさを世に広めていくことが当然だと思います。

それを阻止しているものが、大企業による利益優先主義やメディアなどの放送業界、金融産業や戦争ビジネスなど、目先の利益を追い求める仕組みです。食品産業や農業・牧畜ですら健康のことは棚に上げて、販売優先の商品を作り続けています。人口の大半がそのような仕事についているわけですから当然、7世代先の事など考える余地はありませんね。

子孫のことを考えると言っても、せいぜい孫世代まででしょうし、環境や社会のあり方よりも、いかに資産を残すかどうかしか考えないでしょう。ましてや、未婚者に限っては自分が良ければ次世代で戦争が起きようが、地球が滅亡しようが関係ないわけです。

そもそもこの7世代とは何が基準なのかというと、子どもの世代(2世代)では自分の血は50%、孫の世代(3世代)では25%という具合に計算すると、7世代では1.5625%となり、8世代では1%を切ります。つまりほぼ赤の他人となるわけです。赤の他人でなければ家族ですから、そこまではしっかり考ようとする姿勢は愛に溢れていて、地球上でも人間だけがもつ素晴らしい能力だと思います。

しかし、先住民族では基本的に10代での妊娠・出産が多いため、平均出産年齢が30歳を超える現代とは、世代の考え方も当然異なるでしょう。つまり、現代で言う7世代先では200年以上先の話ですが、ネイティブアメリカンにとっての7世代はおよそ100年前後先の話になるわけです。ですので現代に当てはめて考えると少なくとも3世代あるいは4世代先の子孫たちが幸せに暮らせることを考えながら、私たちも生活しなければならないのですが…そのためには私達人間自体が地球のガン細胞であることをよ〜く自覚しなければいけないですね♫

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信頼関係について。

オーラルクリニック宮崎台が開業してからもうすぐ2年が経とうとしています。

他にない予防歯科をつくり上げるという目標を掲げ、試行錯誤の毎日を送ってきました。

その間、数えきれないほどたくさんの人に助けて頂きましたし、たくさんの人が健康になるためのお手伝いをさせて頂きました。自分自身も常に高みを目指して勉強してきましたので、自分の未熟さも嫌というほど実感しましたし、いつも成長することを考えていました。自分自身もクリニックもスタッフもまだまだ変化している途中で、今後もどんどん変化していきます。

そんな中でもずっと変わらない悩みがあります。

それは、患者様のキャンセルです。

事故や急病、重大な急用でどうしても来られない時は誰にでもあることです。もちろんそういった方は事前に連絡をいただける方ばかりです。しかし、事前連絡も無くキャンセルする人達は、忘れていることが多く、こちらとしましては複雑な気持ちになってしまいます。

当院では一人当たりの診療時間を長くお取りしています。それは、なるべく丁寧な治療を受けていただくためです。そして最近ではアポイントが入りにくく、平日であれば2〜3週間先、土・日だと1ヶ月先になってしまうこともあります。そのため予定が合わずお約束をお取りできない方も大勢いらっしゃいます。初診の方でもお約束をすぐに取れず、症状があるにも関わらず1週間先に伸びてしまうこともしばしばです。

しかし、キャンセルになるとその時間はぽっかり空いてしまいます。その空いた時間に、もともと入りたかった方をお断りしてたら悔しさは倍増します。連絡のないキャンセルはその時間になるまでわかりません。そしてキャンセルだとわかった時には空白の時間が流れています。

空白の時間はクリニックにとっても、渋々お約束を先延ばしにした患者様にとっても残念なものです。そして、無断キャンセルされた方が次にお約束を取ろうとする際にはどうしても当初の時間より短い時間でお約束をとらざるを得ないこともあります。従って、予約のキャンセルは誰にとってもメリットはありません。

現状のままでもしょうがないので、先月からお約束前日にお知らせメールを配信するサービスを開始しました。ご希望の方はスタッフまでお申し付けください。これで少しでも忘れる人が減ればいいなと期待しています。そもそもこんなものに頼らないといけないなんて…まだまだだな〜と思いますが。

予防や治療は患者様の健康になりたいという気持ちなしでは決して成功しません。僕たちはそのお手伝いをさせていただいているだけです。ですから、患者様を信頼して手助けさせていただいております。

もちろん患者様もクリニックを信頼しているからこそ、いらして頂けてるのだと思います。信頼してない歯医者に治療なんかされたくないですものね♫ お互いの信頼関係があってこそきちんとした治療がなされ、その先により健康になるための予防が待っています。

今後も、この信頼関係をより強固なものとして決して裏切ることの無いように、人間性も技術も知識ももっと磨いて行こうと思います。どんどん変化するオーラルクリニック宮崎台と僕を今後もよろしくお願いいたします!!

 

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タバコについての一考察

タバコは年々値上がりしています。そして街からはどんどん吸える場所がなくなっています。それでもなお、吸い続ける人は大勢います。最近では電子タバコに変える人も増えているようですが、臭いがほとんど無いだけで身体への影響はふつうのタバコとあまり変わりません。

先日、歩道を歩いていたら公共の喫煙スポットがありました。そこではスーツ姿のビジネスマンやお兄ちゃん、おねえちゃんがタバコを吸っていました。すると、そこを通りかかったマダムが歩道の端っこスレスレの所を険しい顔つきで、ハンカチで口と鼻をおさえて足早に通り抜けて行きました。これは極端なケースですが、確実に嫌煙ブームも広がって来ているように感じますね。
そもそも現代の紙巻タバコは昔から安価な嗜好品としてもてはやされてきました。日本では110年も前から輸入販売されているそうです。しかし、今ではそんなタバコも税金の塊です。

例えば、440円のタバコがあるとします。そのうち、税金はこのようになります。
国たばこ税:106.04円(24.1%)
地方たばこ税:122.44円(24.1%)
たばこ特別税:16.40円(3.7%)
消費税:32.59円(7.4%)
なんとタバコの価格における63.1%が税金と言うわけです。

そのためタバコを吸う人が増えれば増えるほど税収が増えて国にメリットが生じます。実際、平成28年度のたばこ税は国と地方を合わせて2兆円を越しています。その税金の使いみちは明らかにされていませんが、たばこ税によって作られた公共機関もあることを考えると、喫煙者も税収に貢献していて、一概に悪いとも言えないのではないでしょうか?

では、なぜ現在のような嫌煙の風潮が作られたのでしょうか?

健康ブームによって?それもあるでしょう。しかし、何が最も利益を被っているかを考えてみればよくわかります。禁煙をする際に人々が取る行動といえば、口が寂しいからアメを舐めるとか、ガムを噛むとか…気合で我慢する人もいるでしょう。しかし、現在最もポピュラーなのは禁煙外来です。禁煙外来に行くと、簡単な問診を受けたあと薬をもらって帰ります。その薬はバレニクリン(商品名:チャンピックス®)と言います。悪名高きファイザーが作っている薬品です。

ファイザーといえば、ノルバスク®やカルデナリン®などの高血圧の薬やコレステロールの薬であるリピトール®や、バイアグラ®などが有名です。ファイザーの売上は世界トップで5兆円にも登ります。そのうち日本では10分の1である5000億円を売り上げています。しかし、それらの主力商品は、すでにパテントが切れているため、ジェネリックに置き換わってしまい利益になりません。そこで、利益を維持するためには、代わりとなる薬を次々と開発して売らなければなりません。

金にならない病気に見切りをつけて、新しい風潮を起こすことで新たな利益を得ることができる。それがコレステロール悪者説と同様に、今まで製薬会社がとってきた方法であり、禁煙補助薬に課せられた使命なのです。

もちろん僕も禁煙することには大賛成ですし、嗜好品としてのたばこもよく理解しています。しかし、自分の意志に反したことをすることは、とてもバカらしいことだと思っているので禁煙外来へわざわざ行く人の気が知れません。薬にまで頼ってタバコを辞めたいと思う前に、なぜやめる必要があるのか、本当に辞めたいと思っているのか、よ~く考えてみると良いと思います。自分の意志が不安定だから決意が揺らぐだけの問題なんですよね。何もタバコが悪いんじゃなくて、タバコを好んだり嫌ったりと、人間が勝手にやってるだけで。実際、食品添加物や農薬の方がよっぽど悪いものなんですけど、、、何せブームには敵いませんね〜♫

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嘘だらけの栄養学

身体を構成するものは栄養であり、生物にとってなくてはならないものです。

健康的に生活するためには、強い免疫を維持しなくてはなりませんが、それも栄養によって変化します。栄養状態が崩れると免疫が低下して様々な病気になってしまうというわけです。

僕は栄養学を専門的な学校などには行かず、本を読んだり、セミナーや勉強会に参加して知識を増やしてきました。今でも知識の吸収はほとんど本なので、毎日何かしらの本を読んでいます。なぜ今になってこんなに勉強しなくてはならないかと言うと大学の歯学部でも医学部でも、栄養学の授業がないからです。

こうしてほぼ独学で勉強してきたため、真実や正しい理論を素直に受け入れることができました。また、知識に偏りが出てはいけないので、栄養士の教科書から、分子整合医学の教科書、糖質制限の本、マクロビやベジタリアンの本、先住民の研究の本や陰謀論的な本、あらゆる食事や食品に関する本を分け隔てなく読んできました。

すると、いろんな矛盾や疑問が生じてきました。

例えば、栄養士向けの雑誌「栄養と料理」(女子栄養大学出版部)には『脂肪の多い食事、運動量の低下が糖尿病を引き起こします。』と記されています。

糖尿病は、乱れた食生活により血糖値の乱高下を続けた結果、様々なホルモンの撹乱作用が生じ、インスリンが効きにくくなり、結果として血糖コントロールができなくなった状態です。その原因は明確で血糖値を上げる食品を摂取し続けることです。血糖値を上げるのは脂肪でもタンパク質でもありません。

糖質のみです。

つまり糖質の過剰摂取が糖尿病の原因であることは明らかなのですが、学校で習ったことを鵜呑みにして、炭水化物60%,タンパク質20%,脂質20%というバランスを頑なに守り続けて病院食を作っている栄養士さんもたくさんいるのではないでしょうか?いくらカロリー制限・低脂肪食を実践したところで、糖質を排除しない限り治るはずもありません。そんな人に食事を管理されたくないなと思うのは僕だけでしょうか?

あと、コレステロールを取りすぎてはいけないというのも嘘です。コレステロールの約8割は体内で合成されています。ですので、食事でどれだけコレステロールを摂取したところで血中コレステロールにほとんど変化はありません。それどころかコレステロールは血栓を作るのではなく、血管を修復する大切な成分です。抑制する意味は全くありません。最近では卵を1日3~5個食べましょうという先生もよく見かけるようになりました。

食材の栄養価なんかもデタラメです。例えば野菜1つとってみても、F1種なのか在来種なのか、自然栽培か農薬べったりか、どのような栽培方法かで栄養素がおおきく異なります。年中同じものが手に入る大型スーパーのなどでは味や香りはおろか栄養も抑えたものが多く流通しています。このようなことは、栄養士の教科書である「食品成分表」にも記載はありません。

そのほかにも以前に書きましたが、牛乳や乳製品・肉の選び方・調味料などのたくさんの矛盾や表面に出て来ない真実を知るにつれ、現在の栄養学には嘘が盛りだくさんだと感じるようになりました。それは、産業にとって有利に働くような仕組みにもなっているのです。

病院や施設で栄養士の元で行われている食事や栄養指導は怪しいものばかりです。もちろん、しっかり勉強して正しいことを伝えようとしている人たちも大勢いらっしゃいます。しかし、それが一般的になるためには障害もたくさんあります。長年染み付いてしまった嘘の固定概念を上塗りしていかなくてはならないので、信用してもらうにも時間がかかりますし、話を聞いてもらうのも大変です。また、スポンサーの手前、テレビで発信することもできません。でも、真実はちゃんと伝わって、必ずそれが当たり前になる日が来ると信じています。その時には、医療は予防が中心になっているはずです。ですので、僕もまだまだたくさん勉強してその歯車の一つになれたらいいなと思っています。

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歯列不正

皆さんは、自分は歯並びがいいと思いますか?それとも悪いと思いますか?

今、この世の中に歯並びが本当にいい人はわずかしかいません。しかし、多くの人は自分の歯並びを問題ないと思っているのではないでしょうか?僕は人に歯並びを褒められることが稀にあるのですが、自分で歯並びがいいと思ったことはありません。それは、様々な問題点に気がついているからです。

矯正治療を行った人の中にも、歯並びの悪い人はたくさんいます。なぜなら、歯並びがいいということは、しっかりした機能が果たせていないといけないからです。

一見キレイに並んでいるように見えても、前歯が全く噛んでいなかったり、右で噛みにくくて左ばかりで噛んでいたり、その逆だったり、あるいは前歯しか使っていないような人もいるのではないでしょうか?

その原因としては、以下のものが挙げられます。

①骨格的に問題がある。

②筋肉に問題がある。

③過去の歯科治療に問題がある。

④生活習慣に問題がある。

①は上顎と下顎のバランスが乱れていることを示します。上顎・下顎それぞれ大きかったり、小さかったり、あるいは左右のバランスがズレていたりしていることです。当然骨格に問題があれば、そこから萌えている歯の噛み合わせが安定するはずがありませんね。

次に②の筋肉ですが、歯の位置はある程度、筋肉の状態にも影響を受けます。歯並びはアーチ状になっています。そのアーチの内側から舌が押し広げようとする力が働き、外側から口唇や頰粘膜によってそれを押さえつける力が働きます。それらの調和した位置に歯は位置します。ほとんどの場合、舌の機能が弱いため歯並びのアーチが狭窄し、並びきらない歯がガタガタになります。あとは唇を噛む癖や指しゃぶりなどの習癖なども歯並びに大きく影響します。

③はとても悲しい現実ですが、かなり多く存在します。僕が歯医者になりたての10年ほど前は、すべての歯をセラミックにしていかに美しく仕上げるかを競うような風潮がありました。歯を失って全部インプラントにしたようなケースはともかく、見た目を良くするためだけに歯を削って被せるという愚かな行為をする歯科医がたくさん出現しました。もちろんセラミックは自由診療ですから非常に高額です。しかし、金に目のくらんだ一部の亡者たちは、女性誌や美容系の雑誌に広告を出し、今もそれを継続しています。

なぜ、被せ物で歯並びをキレイにしてはならないのでしょうか?それは、歯は削ってはいけないからです。いくらお金をかけて削って詰め物をしたり、被せ物をしたりしてもそれは歯と決して同化するわけではありません。異物ですので年数が経てば、必然的にやり直すことになります。しかし、早くダメになってしまっては歯科医も困ってしまいますので、反対側の歯にあまり強く機能させなかったり、当たらないようにして長持ちさせようとします。しかしその結果他の歯に負担がかかって、最終的には抜歯に至るようなこともあります。ですので、歯並びは削って被せるのではなく、適切な矯正治療でしか改善できないのです。

そして④は以前にも取り上げましたが、プライス博士の研究より、精製されていない自然な食品を摂取し、栄養状態をしっかり維持している人々(先住民族)にはほとんど歯列不正が認められないということです。細かく考えていくと上記の①・②もこの範囲に入るでしょう。それは、子供の成長発育にはまず妊娠時における両親の栄養状態がとても重要です。多くの民族では妊娠前の両親に特別な栄養(高タンパク・高脂質・ビタミンA.B群.D.E.K.や鉄などを多く含む食事、多くは甲殻類や魚卵、動物の血液や内臓)を優先的に摂取させていたそうです。そして母親は妊娠中から授乳期まで栄養に気を使った食事を行います。こうして、先住人族は伝統的に栄養を理解し、歯並びが良く虫歯にも病気にもなりにくい体を手に入れてきたというわけです。

さらに生活習慣といえば食事中のコミニュケーションも非常に重要です。食事の際に子供によく噛んで食べなさいと指導したところで、親が早食いでは全く意味がありません。そしてその子供が早食いになる原因を作ったのも親なのです。子供が噛めもしないうちから大人と同じものを食べさせていると噛まない癖がついてしまいます。いつも親が子供の見本になっています。親(大人)が正しい知識を持つことでコミニュケーションの質は上がります。自分の思い込みを子供に伝えるのではなく、正しい知識をしっかり子供に伝える義務が親にはあると思います。

今の生活習慣や食事を今一度見直してみる必要があるのではないでしょうか?妊娠したらマックのポテトが食べたくなるとか、アイスキャンディーが食べたくなるとか聞いたことありますが、それは子供のためではなく、ジャンク中毒の自分のためですよね?

結局のところ、歯並びは矯正で改善するしかないのですが、予防することは可能です。予防するかしないかは自分たち(妊娠前の親)次第ですが、幼少期であれば矯正以外の改善作もあるかもしれません。気なる方は一度相談にいらしてみてくださいね〜♪

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牛肉を成型する?

先日、ステーキレボリューションという映画を見てから、ただでさえ肉好きなのに、さらにもっと肉を欲するようになってしまいました。僕が一度は訪れてみたいと夢見ているNYにあるピーター・ルーガー ステーキハウスも登場していますが、世界には和牛やアンガス牛以外にも魅力的な牛肉がたくさんあるんだなぁ、とステーキの奥深さに驚かされました。

そんな牛肉についてのお話ですが、当院で食事指導をする際には、なるべく自然に近いものを食べるように指導しています。

自然な状態の肉と言えばグラスフェッドビーフ(牧草のみで育った牛)です。もちろんホルモン剤、GMOの飼料や抗生剤も使用していないものが最高の牛肉だと考えています。しかし、そんな本来のあたりまえな牛肉を買おうと思うと、A5ランクの牛肉よりも値段が高くなってしまうこともあるようです。

ですので、実際には自然な牛肉を毎日食べることはできません。どうしてもスーパーやお肉屋さんの安い肉を買わざるを得ないのが現状です。地球上のほとんどの牛肉はこのような肉ですが、安定した価格で食肉を提供するには安定した生産が必要です。

畜産業者はホルモン剤で成長を早め、GMOの飼料でエサ代をカットし、抗生剤で病気にかかりにくくし、大量生産することで安価な牛肉を提供することができます。また、和牛も日本で育てるより海外で育てた方がコストも安いので、外国産和牛も多く出回っています。

しかしこれらのことは、よほどグルメな人か、筋金入りの健康オタクくらいしか問題にしないでしょう。多くの人にとって肉は硬いか柔らかいかの違いでしかなく、調理法や味付け次第でうまい・まずいを判断するのだけなのですから。しかし、今はエイジングビーフを食べられるお店も増えてきているので、肉そのものの味を気にする人も増えていることでしょう。

その反面、世の中には激安肉というものが存在します。スーパーなどでびっくりするくらい安い牛肉を皆さんも見たことはありませんか?ファミレスチェーンや弁当屋なんかでこんなに安いの?っていうような肉料理を見たことはありませんか?

ほとんどの場合、「成型肉」という合成肉を使用しています。

成型肉とは、安くて脂身の少ない肉や内臓肉を材料に、バラバラのミンチ手前の状態まで加工し、そこに上質の牛脂を足して結着剤で結合させたものです。

その製法は各社様々であり、これという特定の加工法がある訳ではありませんが、その一例を挙げると、材料として、クズ肉や脂身の少ないハギレという部位を使い、これにカゼインやレシチン、大豆タンパクと投入します。これらの成分に熱を加えることで、凝固するします。

さらに冷凍状態で肉同士を結びつけるトランスグルタミナーゼを加え、あとはプレスして圧着します。仕上げに霜降りのように見せるために脂肪を注入し、その後冷凍されて出荷されます。本来は家畜飼料として使われていたクズ肉なども、このような様々な加工が施され一枚肉に生まれ変わります。

特にサイコロステーキなんかは危険な肉ナンバーワンでしょう。

成型肉は、人のエゴが作り出した工業製品です。牛を育てるよりこんなに手間を加えてでも成型肉を作った方が業者的に利益があるということなのです。しかも大量に出回っているのが現実です。これも安い肉を少しでも高く売るための戦略なのでしょうか?目の前にある一枚のステーキが一頭ではなく、何頭もくっついたものだと考えると、それだけで面白いですが、添加物の塊なので健康には大きな影響を与えます。

せめてステーキを食べるときは、肉の塊がわかるように置いてあるお店や、激安チェーン店以外の信頼できる店を選ぶしかなさそうですね

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歯周病菌のお話

ヒトの身体は約37兆個の細胞でできていて、約100兆個の細菌が棲んでいます。口腔内には、このうち約700種類・約100億個の細菌が棲んでいます。

この口腔内常在菌の内、約7割がほぼ害の無い菌(善玉菌)で、約3割が歯周病菌やミュータンス菌(悪玉菌)であるとされています。しかし、免疫が低下したり、歯磨きのレベルが下がるとその割合は変化します。

口腔内の健康を保つためには善玉菌を7割以上にキープする必要があります。しかし、歯周病や虫歯になると悪玉菌が急激に増えてしまいます。親知らずを抜かずにそのままにしていたり、適合の悪い被せ物も悪玉菌を増やす原因です。

この悪玉菌は、虫歯菌のように毒素を放出する(外毒素)グループと、歯周病菌のように菌自体が毒素を含んでいる(内毒素)グループに分けられます。外毒素タイプの菌は毒作用が強く、熱やホルマリンで無毒化させることができます。反対に内毒素タイプの菌は毒作用は弱いのですが、無毒化されにくいという性質を持っています。

虫歯菌のような外毒素グループは急性で発症しやすく、臨床データがとりやすいためエビデンスレベルも高い、つまり予防をしやすい病気といえます。反対に歯周病菌のような内毒素グループは数十年もの長期間にわたって毒作用を示し、生活習慣病を引き起こす原因になります。そのため、臨床データをとりにくく、予防しにくい病気を発症させる原因になります。

現在、この歯周病菌が関係する全身の様々な病気が注目されています。前回、虫歯が進行して神経や血管に細菌や毒素(外毒素)が入り込むと全身に巡って標的臓器を見つけて病気を発症させる事実をプライス博士が証明したことを書きました。

しかし、この内毒素を含む歯周病菌こそ何十年もかけて慢性疾患(生活習慣病)を引き起こし、最も人類の健康を害し続けている張本人です。そして、この内毒素のおかげで現在の医療ビジネスが潤っていると言っても過言ではないのです。

虫歯菌や歯周病菌が血液の中に入り込むことを菌血症と言います。血管に入り込んだ細菌はアテローム(粥種)性プラーク(血管病変)を形成します。このアテローム性プラークが、血管を老化させダメージを与えていきます。その結果、血管が炎症を起こし活性酸素を発生させ、動脈硬化や血栓を作る原因になります。

さらに、菌血症の内毒素から生じる病気はガン・脳卒中・急性心筋梗塞・糖尿病・慢性関節リウマチ・脳脊髄膜炎・心内膜炎・血行性肺炎・急性虫垂炎・肝臓腫瘍・脾臓腫瘍・早産・低体重児出産・認知症など多岐にわたります。

身体の中でもっとも菌血症を起こしやすいのが歯周組織、つまり歯肉と歯の間のポケットからです。口は身体の中で唯一、硬組織(歯)が軟組織(歯肉)を貫いて出てきている器官なので、その結合部は非常に弱く容易に感染を起こす訳です。

つまり手術を避けたいがために歯肉に炎症を残したまま様子を見ましょうとか、親知らずを抜けないから抜かないとか、プラークコントロールが悪いことを見て見ぬふりをする歯科医がこれらの病気を作っているようなものかもしれませんね。患者の希望を最優先にするのではなく、ダメなものはダメとはっきり言えて、ちゃんと説明のできる歯科医って、いったい世の中にどのくらいいるんでしょう?

歯周病は症状が出ないまま進行することが多いので、知らないうちに細菌が血中に入り込んでしまいます。ですから定期的なチェックや、予防の意識はとても重要です。しかし、悪玉菌が増えるのは糖質中心の食生活であるがゆえ。つまり糖質を摂取しなければ悪玉菌も増えませんし、病気のリスクもぐっと下がるんですけどね♪ ホント砂糖って身体にメリットありませんね。。。

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根管治療はやっちゃダメ!②

前回からまた間があいてしまいましたが、続きです。

根管治療については、昔から色々な研究や議論をされています。

最も有名なものは、このブログにも度々名前が挙がるウェストン・A・プライス博士が90年も前に記した「DENTAL INFECTIONS」でしょう。

この書籍には、歯や扁桃に端を発した病巣感染に関する重大な研究が明らかにされています。プライス博士の説は、身体のどこかに存在する感染が、最初の場所から移動して、他の臓器で再び現れるというものです。しかも、心臓病をはじめその他の臓器に起こる疾患の90%が歯や扁桃から始まるというのです。

いかにも信じがたい内容ですが、プライス博士は何千回もの膨大な実験によりそれを明らかにしています。そもそもは、リウマチや内臓の疾患を持っている患者の根管充填された歯を抜歯したことにより、それらの疾患が改善することを発見したことが始まりでした。

それらの病気(退行性疾患)の原因が根管治療を行った歯であることをはっきりさせるため、患者から抜歯した歯を実験動物(ウサギ)の皮下に埋め込んで観察しました。すると、ほとんどのウサギは患者と同じ病気になることを博士は発見しました。

初めのうちはプライス博士は歯のどの部分に感染があるのか判らず、患者の病気が根管充填された歯から急速に移っていくことが判っただけでした。

その後、根管内にいる細菌を培養して、その細菌が産生する毒素を採取してウサギの体内に注射することでも患者と同じ疾患を再現できることを見出しました。

これらの実験を通して、プライス博士は心疾患、腎臓疾患、膀胱疾患、関節炎、リウマチ、精神病、肺障害、妊娠合併症など、ほとんどの退行性疾患がウサギに移りうることを発見し、そして抜歯後の患者の多くは快復することを証明したのです。

もちろん根管治療を行った歯が全て問題を生じるわけではありません。同じ条件で治療した人でも病気を発症する人もいれば、健康のままの人もいます。健康な人達は、身体を衰弱させるような負担(インフルエンザ、妊娠、授乳、栄養不良、劣悪な環境にさらされること、悲嘆、不安、恐怖、遺伝、年齢)を受けておらず、健全な身体防御機構をもっているからだとプライス博士は考えました。

そして、健康な患者からの細菌をウサギに接種してもウサギに病気の発生は認めませんでした。

ということは、長年にわたり根管治療した歯が問題を生じなかったとしても、年齢を重ねることにより免疫が低下し、病気の原因になってしまうことも十分に考えられますね。

これらの研究は25年にわたって実施され、1923年に米国歯科医師会の初代研究所長であるプライス博士の著書として残されました。

しかし、この素晴らしく重要な成果は、反対派(お金を儲けたい人達)の独断的な医師達により「証拠がない」とか「まだまだ研究が必要」などの理由により70年間も包み隠されることになります。なにせ悪い歯を全部抜いちゃうと、病気の人はどんどん少なくなってしまいますから、医療業界は商売上がったりですもんね。

プライス博士はその後、先住民族の食生活を調べて、「食生活と身体の退化」を著して、さらなる予防に対する啓蒙を行っています。いったいどこまで素晴らしい先生なのでしょうか?

話が逸れましたが、根管治療については、現代ではレーザーが使えたり、水酸化カルシウムやMTAが使えたりするので昔とは状況が異なってきています。しかし、保険点数の極端に低い日本では昔ながらの治療をやり続けている歯科医もいるでしょうし、Cohen先生の著した「Pathways of the PULP」も読んでいない歯科医が治療をしていることも海外では考えられないでしょう。

結局のところ、しっかり治療できるかどうかは運次第と言ったところでしょうか?そんな一か八かの歯科選びなんかやめて、一生根管治療しなくていいように、しっかり予防を考えてくれるところを探すべきではないでしょうか?

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根管治療はやっちゃダメ!①

僕は日々、予防の重要性や健康である意義を患者様に説き続けているのですが、さほど健康には見えないのに自分は健康だと言い張る方を時々見かけます。もちろん、その人に対して「不健康ですね」とは言えないので、血液検査のデータであったりレントゲン所見を見ながら問題点を指摘します。殆どの場合、しっかり説明すれば理解を得られます。しかし、なかなか理解を得るのが難しいことがあります。それは「根管治療」です。

虫歯が進行することにより神経に感染が生じると神経を抜かなくてはなりません。神経を抜いた歯は血液の供給も絶たれてしまうため、もろくなってしまいます。そして、削る範囲が大きい場合、その歯は差し歯になります。運が良ければ、何事も無く経過しますが、術者の技量が未熟だと骨内に炎症が残ったり、差し歯が外れてきたり、根が割れたりします。

実際、歯科治療において最も差がでるのは根管治療だと思います。その理由は治療費からも見て取れます。

歯科治療費の国際比較というブログの記事からデータをお借りしてグラフ化しました。元の資料は東京医科歯科大学大学院医療経済学分野の川渕孝一先生の資料となります。

スクリーンショット 2016-02-12 12.38.53

このグラフは根管治療と金属冠(クラウン)の治療費の国際比較です。日本を含む7カ国平均の歯科治療費は根管治療「50,500円」、金属冠「75,836円」となりました。

日本の料金と比較すると、約8.5倍の格差があります。

もちろん日本にも素晴らしい治療をされる先生はたくさんいらっしゃいます。しかし、保険診療主体の薄利多売である日本の歯科治療において、世界レベルの根管治療を受けることはほぼ不可能です。

根管治療は回数もかかる上、保険で行う以上は非常に割に合わない治療です。ですので、真面目にやればやるほど赤字になってしまい、保険診療中心の先生が根管治療に対しあまり向上心を持たなくなるのも当然だと思います。

このような理由から保険で行う根管治療と、自由診療で行う根管治療では、金額だけでなく使用する器具から術式、薬剤まで全く異なるわけです。

しかし、保険で根管治療しても何の問題も出ずに何十年も使用できている患者様もいらっしゃいます。レントゲン的にも問題ありそうな根の治療にも関わらず、症状なくしっかり使えている人達を見ていると、一体何が正解で何が不正解なのかわからなくなったりします。

結果的にどうなるかはさておき、どのような結果を目指すのかによって保険診療も自由診療も選ぶことができたら良いと思います。当然知識がなければ、安価な保険診療しか選択肢はありません。ドクターの当たりハズレは自己責任となり、歯科選びがギャンブルのようなものになってしまうのです。

従って、日本の根管治療のレベルの低さはなるべくしてなったものであり、そのドクターをよく調べた上で治療を行わないと取り返しのつかないことも起こりうるワケです。このように不確かな根管治療をやらないための最もいい方法は、虫歯を作らないことです。予防って本当に大切ですね〜♫

しかし、根管治療をやってはいけない理由は、これだけではありません。根管治療を行った歯には、もっと重大な問題があるからです。これについては次回に続きます。

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やめること

最近、糖質制限する人が増えてきましたね。健康観が向上してきた現れだと思いますし、砂糖の摂取は虫歯にも直接影響するので、予防の観点からも素晴らしい傾向だと思います。でも唾液検査時の食事アンケートを見ていると、まだまだ砂糖大好きな人は多いようです。どうやったら歯にも身体にもメリットのない砂糖をやめてもらえるか日々悩んでいます。

何かをやめるには、はっきりした目的が必要です。

そこに我慢を伴うと、ストレスを溜め込んだり、長続きしなかったり、リバウンドしたりします。

長年やってきたことをいきなり無しにすると、心も身体も最初は戸惑うでしょう。しかしやめる理由をしっかりと理解できていればそんなに抵抗はありません。

人は何かをやめるかやめないかを考える時、やめた後のことを想像します。でもそんな生活をしたことがないのであくまで想像です。そして、恐怖を感じ尻込みしてしまいます。そしてやめることをあきらめます。あるいは、自分が好きでやっていることだからと自己肯定してやめようと思ったことも忘れるでしょう。

そして人は利益を追求する生き物です。やめられない人達はやめないことによる利益を求めているからやめられないのです。それは金銭であったり、快楽であったり、出世のためだったり、いろんな目的がありますが、ほとんどは自分本位な理由です。もちろんメリットが多ければやめる必要はありません。しかし、デメリットが多いにも関わらずやめられないのは依存しているということなのです。つまりジャンキーです。

何かをやめるためには、なぜ自分がそうしているのか、依存しているのかをよく考える必要があります。どういうきっかけでやり始めたのか。それをやり続ける必要があるのか。そしてやめることによってどんなメリットがあるか。そのメリットを目的とすると、やめる理由がはっきりして、あまりストレスを感じずにやめることができます。時間やお金や健康など、やめることにより得られるものはたくさんあります。

少し大げさな表現ですが、何かをやめることは現状を変化させ、新しい未来を構築することです。

身の回りには、当たり前に存在するのに無くても全く困らないものが山ほどありますし、日常の行動の中にも必要ないものってたくさんあるはずです。メディアや広告などに洗脳され、あたかもそれを使うのが正しいかのようにされているもの、使わない方がおかしいとされているもの、いろいろあるんじゃないでしょうか?

いろんなものを実際にやめてみると、「何だ、こんなものか。」と意外とあっけなかったりします。

僕も、砂糖はほとんど摂りませんし、果物も季節のものを少量しか食べません。牛乳も飲みませんし、加工食品もほとんど食べません。シャンプーやボディソープなども使用しません。タバコも吸いません。ギャンブルもやりませんし、ゲームもしません。怪我をしても消毒しませんし、ほとんど薬も飲みません。子供をあまり褒めたり命令したりしません。これらは全て目的があってやめたものです。やめた分、得たものも多くあります。例えば有効に時間を使えますし、健康的に生活出来ていると実感しています。あと、趣味も増えた気がします。

モノであふれた世の中で、本当に必要なものとそうでないものをしっかりと分別し、より無駄を省いたシンプルな生き方をする方が、仕事や趣味にも時間をたくさん使えるし、より健康的でいられると思います。限られた人生の中でいかに無駄を省くか、いかに人間的に生きるか、最近そんなことばかり考えたりしてます。だって、人間であることはやめられないのですから。

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新年の抱負2016

あけましておめでとうございます。

昨年に引き続き、新年の抱負を語ってみます。

2015年は、1.理想の食事法を確立すること・2.風邪を引かないこと(やせ我慢も可)・3.一般向けに講演することを目標に掲げました。

1.理想の食事に関してはあれこれ勉強してみましたが、画一的な方法を提唱する必要をあまり感じないので、少し変えた形で患者様に指導するようにしました。

それは砂糖や食品添加物など、最低限排除するものを決め、しっかり食べるべきものを理解することです。そしてなるべく自然なものをいただく!!これに尽きると思います。

しかし、肉も野菜も魚も人工的なものが世の中には溢れかえっています。さらに過度に精製された食品や、加工食品に含まれる食品添加物や遺伝子組み換え食品、人口甘味料などを考えると、不自然なものを全く食べないと言うのも厳しいものです。しかし、なるべくそれらのような食べないようにするだけでも大きく健康に影響すると考えています。そして、制限の意味合いが強いと人はストレスを感じてしまうため、何事もほどほどから始めていく必要があります。もちろんできるなら、きっぱりやめてしまった方が良いと思います。中には家族の理解を得られない方もいらっしゃるかと思いますが、健康になりたい気持ちと、正しい知識があればさほど難しいことではありません。

ですので当院では、食事法を提案するのでは無く、患者様のライフスタイルや健康状態を把握し、徐々に知識を増やしながら食生活を変えていく手法をとることにしました。

2.風邪をひかないことに関しましては…咳が止まらなくなることも、鼻水が滝のように出てくることもありましたが、大きく体調を崩すこと無く、休まず診療することができました。

3.11月には懇意にしている技工所の方から講演を依頼され、食事に関する話をしました。もちろん食事に興味のある人ばかりではありませんが、少しでも見直す機会になって貰えたら幸いです。

そんなこんなであっという間に1年が経ちましたが、たくさん本も読めたし、医院の体制もまだまだですが少しずつ予防歯科専門クリニックとして機能するようになってきました。

なので2016年の目標は、

1.予防歯科専門クリニックとして地域に定着させること。

2.一般向けにクリニック主催の予防歯科の講演を行うこと。

3.ブログの更新をサボらないこと。

そして、昨年よりもたくさん勉強して一人でも多くの方に健康観をもってもらい、虫歯のない世の中を目指して皆様に貢献していきたいと思います。

まだまだ若輩者のオーラルクリニック宮崎台ですが、今年もご愛護賜りますようお願い申し上げます。

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低体温

だんだん寒くなって来ましたが、年末なのにまだ紅葉が残っていたり、昼間はすごく暖かかったり、体調管理に苦戦している人も多いのではないでしょうか?受験生なんかはくれぐれも甘いモノを食べながら勉強するなどという、免疫を低下させるようなことは避けてくださいね!

さて、今回は小児の低体温についてです。

皆さんの体温は高めでしょうか?低めでしょうか?ヒトは体温が下がると免疫が低下します。たとえば、年をとると体温が下がってきますし、ガン細胞なんかは低体温であるほど早く増殖します。免疫学で有名な阿保徹先生は「低体温は万病のもと」と言っています。

昭和32年から、当時の厚生省は子供の体温の変動をチェックしています。東京医科歯科大学のグループの調査によると、当時の小学生(6歳〜12歳)の体温の平均が37度代でした。また、別のグループの調査で0歳〜2歳は38度代というデータが出ています。つまり子供は大きくなるために熱エネルギーが大量に必要となるため、体温が高くて当たり前なのです。しかし、現代では37度代以下の子供が増え、38度の熱が出るとすぐに病院へ連れて行き、不要な薬を飲ませている無知な親がとても多いように感じられます。発熱するということは、子供がせっかく病気を治すために熱を上げていることであり、薬なんかでそれを下げる必要はないということです。子供の能力はどんな大人よりも高いのです。無知な大人がエゴによって子供の免疫を知らぬ間に低下させているわけです。

以下に低体温の改善方法を真弓定夫先生の本から抜粋し挙げておきます。

1.砂糖や精製穀類などの精製物をやめる

これは過去にも書きましたが砂糖はヒトが精製した食材の中で最も問題を引き起こします。それ故、やめることは容易ではないでしょう。麻薬のようなものなので。また砂糖は止めれたけど精製穀類は止めれないという人がたくさんいますが、GI値(高いほど血糖値を上げやすい)も高く砂糖に近い組成なので要注意です。

2.筋肉量を増やす

スポーツ選手やむきむきキン肉マンで低体温の人はまずいません。筋肉は発熱機関であり第二の心臓でもあります。インナーマッスルを鍛えなさいなんてよく言われます。

3.添加物や農薬や経皮毒類など化学物質を遠ざける

これらは抗生物質やクスリに近い作用があり、ホルモンを乱し体温を下げる傾向があります。冷凍食品などの加工食品、コンビニやジャンクフードばかり食べていれば病気になりやすいのは当たり前です。

4.動物性食品を食べる

動物性食品は悪いという人がいますが、人類の歴史は動物性食品摂取の歴史であり、質を選べば悪いということはありません。多種な栄養素とタンパク質を含み体を作るのに役立ちます。肉にこだわらず魚貝や卵やチーズなども重要です。

5.野菜は要注意

野菜=ヘルシーと思っている人がいますがこれも要注意です。野菜には特に旬がありますので体を冷やすモノがあると東洋医学では教えます。にんじん、ごぼう、大根などの冬野菜や根菜は体を温めるといい、ナス、ピーマン、トマト、ゴウヤなどは体を冷やすと教えています。ただ、だからといって夏野菜が悪いわけではありません。

6.温めなさいでよいのかどうか

よく温泉に入りなさい、半身浴しなさい、服を何枚も着なさいというのがありますけど良いとばかりいえません。これらは外的に温めている部分が強く、体がそれに適応してしまう可能性があります。野生や生物の原則から考えれば着すぎは問題です。暖衣飽食病の元という言葉もありますから要注意。ちょっと寒いと思えるくらい一枚減らすことが推奨されます。子供にヒートテックなんてもってのほか。

7.冷暖房を使い過ぎない

これも同様の考え方で要注意です。ヒートアイランドの都会では必要かもしれませんが、昔は冷房がなくても脱水になどなりませんでした。季節を感じられないほどの空調は体を壊しますので要注意です。

8.常在菌を多く保つ

これは腸内細菌を多くするという意味と、皮膚や口の中の菌を殺菌しないという二つの意味が含まれます。アレルギーは清潔病であるという藤田紘一郎氏の有名な言葉もありますね。うがいや手洗いは風邪の予防にはならないというエビデンスもあります。ついでにマスクもほとんど意味がありません。

(一部引用終わり)

以上をまとめると昔の子供のように、青っ鼻垂らして外で元気に遊び、砂糖や添加物の入っていない自然なもので作ったご飯をしっかり食べることが大切だそうです。その通りだと思います。風邪を引いたらすぐ病院に連れて行くとか、すぐクスリを飲むといった行為は現代の親のエゴだと言えるでしょう。風邪が流行る季節ですが、子供達がたくましく成長するのをじっと見守ることこそが親の責務ですよ!

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腸の神秘③

引き続き、腸のお話です。

人間本来の生き方を考えず、メディアなどに踊らされ続けているような人は、生活の中で常にストレスを蓄積するようになります。一方、脳天気で、お気楽でごきげんな毎日をおくっている人は、若々しく活力に溢れています。しかし、このご時世なかなかそうはいきませんね…

そして、そのストレスこそが腸内環境を乱す主な原因となります。腸は身体にストレスを受けた時、その不安を打ち消すためにセロトニンを分泌します。セロトニンが急に増えると腸の動きは活発になり、不規則な収縮を繰り返します。これは、身体が腸を守ろうとしている反応であり、下痢をしたり、便秘になったり、腸に傷みを感じたりするのも腸が脳に対しSOSを発信するようになるためです。

さらにストレスは、外部から受けるだけのものではありません。周りの環境から影響を受け体内で問題を作り出しています。その問題とは活性酸素です。活性酸素は便利な世の中であればあるほど増加してきます。排気ガスやタバコの煙、電化製品からの電磁波、放射能、紫外線の影響によっても腸の中で活性酸素が発生します。

食品にも活性酸素を発生させるものはたくさんあります。主に砂糖、アルコール、食品添加物、残留農薬、水道水の塩素などが挙げられます。とりわけ加工食品にはこれらが多く含まれています。活性酸素は全身の細胞を劣化させるものですが、体の免疫に重要な腸の細胞を劣化させてしまうとたちまち全身の健康に影響が出てくるわけです。ですから、食べるものにはひときわ注意が必要です。

食べ物には活性酸素を打ち消すものもあります。それはフィトケミカルと呼ばれる抗酸化物質を含む一部の植物です。なかでも注目されるのは、オリーブオイルです。上質のエキストラ・バージン・オリーブオイルには抗酸化作用を示すビタミンEやポリフェノール、オレイン酸が多く含まれています。しかし、熱して酸化させてしまうと意味がありませんし、そのオリーブがどのように育てられたのか、どんな方法でオイルを抽出したのか、どのような容器に入っているのかによっても抗酸化作用は変わってきます。そもそも、スーパーに置いてあるエキストラバージンオイルの8~9割は、精製加工された国際規格に合っていない偽物ですので、しっかり本物を見極めて購入するようにしましょう。

その他にはオメガ3脂肪酸を多く含むえごま油や亜麻仁油、しそ油、加熱調理もできるグリーンナッツオイルは抗酸化作用も強く、ビタミンCと一緒に摂取するとさらに効果は高まります。

そして、酸化ストレスの除去と合わせて行うべきなのは、腸内細菌を育てることです。そのためには腸内細菌のエサとなる食物繊維を含むもの、野菜、豆類、穀物などを使用した料理をしっかり食べましょう。さらに、良質の細菌を多く含み食品添加物を使用していない納豆、味噌、醤油などの発酵食品を積極的に食べましょう。こうした日本人にとって伝統的な食生活を実践することで、日本人は腸内細菌も増えて腸内環境が整い、心身ともに免疫力の高い状態を維持できるというわけです。

今月は腸のお話ばかりでしたが、世の中の親達にもぜひ腸の素晴らしさを知っていただき、自分の子供がなぜ風邪をひきやすいか?なぜ落ち着きがないのか?など、病院にかかる前に冷静に考えて、食生活などを見なおしてみる必要があるのではないでしょうか?子供の免疫を奪い、その病気を作っている張本人が親である可能性は大いにありますから。

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腸の神秘②

少し間が空いてしまいましたが、引き続き腸内で生じている神秘的な現象をもう少し掘り下げてみます。ポテチやジャンクフードは体に悪いとわかっていながら、その依存性ゆえ食べてしまうのは脳内物質が関係していると述べました。

ヒトは「おいしい」という感覚を得ると、β-エンドルフィンやドーパミン、セロトニンが増えて快楽中枢が刺激され、脳が幸福を感じます。その脳の幸福感を得るため、また美味しさを求める。これを繰り返すことにより自分の報酬系を活性化させてしまいます。報酬系が活性化されたヒトは強いストレスにさらされると過度に「快」を求めてしまいます。その結果、過食になったり異常行動をしたりします。

このような行動を引き起こす原因であるセロトニンやドーパミンなどの脳内物質とも腸は密接な関係があります。

セロトニンもドーパミンも幸福物質と呼ばれている幸せな時に分泌される脳内物質です。そして、もともとは腸内細菌間の伝達物質なのです。生物は、腸から発生してきたことを前回書きましたが、感情や気持ちなどを決定する脳内物質もほとんど腸で作られているのです。正確には脳内物質の前駆体を脳に運ぶという重要な役割を担っています。

では脳内物質が何から作られているのでしょうか?

当然、腸内で利用できるものといえば食べ物しかありません。ドーパミンはフェニルアラニンというアミノ酸がないと腸内で合成できません。フェニルアラニンは腸内でチロシンという物質になり、それが水酸化してL-ドーパというドーパミンの前駆体として合成されます。

また、セロトニンもトリプトファンを食物から摂取する必要があります。トリプトファンは5-ヒドロキシトリプトファンという前駆体に代えられて腸内細菌によって脳へ運ばれます。そして体内のセロトニンの90%は腸に存在していると言われています。

しかしこれらのアミノ酸が多く含まれる食品をいくら食べても、腸内細菌がバランスよく増えていないと、うまく合成することができません。それは、腸内細菌のバランスが悪いとアミノ酸を分解するのに必要なビタミンが不足してしまうからです。アミノ酸の分解にはビタミンB群がとても重要です。腸内細菌は、パントテン酸(ビタミンB5)、葉酸(ビタミンB9)、リボフラビン、ナイアシン(ビタミンB3)、ビオチン(ビタミンB7)、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンKも生成します。細菌のエサであるセルロースの添加によってビタミンB群の合成が大幅に増強されるという東北大学の研究もあります。セロトニンやドーパミンを合成するためには、葉酸やナイアシン、ビタミンB6などが無くてはなりません。腸内細菌の数が少ないとこれらのビタミンの合成量も少なくなるのです。

そしてビタミンC も重要ですが、ヒトはビタミンCは体内で合成することができません。そのため、食べ物から摂取することが必要です。しかし、乳酸菌もビタミンCを微量ながら生成します。野菜や果物を摂れない遊牧民は、乳酸発酵された馬乳酒を1日最低1-3リットル程度飲んでいるとの報告もあります。馬乳酒にはビタミンCが100mlあたり8-11mg含まれているからです。だからといって体内の乳酸菌によってもたらされるビタミンCはほぼゼロなのには変わりませんが。。。

したがって、腸内細菌のバランスが良く、しかも多量に存在しないと、腸内でのビタミン合成が低下し、セロトニンやドーパミンが不足して、イライラしたり、鬱状態になったりするのです。

では、その腸内細菌のバランスはどのように整えれば良いのでしょうか?続く。。

 

 

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腸の神秘

皆さんは腸は食べ物を消化する以外にもたくさんの働きをしていることをご存知でしょうか?すでに19世紀の中ごろには、腸内細菌と腸、脳は双方向に影響を及ぼしていることが認識されていたようです。

その影響とは、例えば感情やストレスは迷走神経と腸壁神経系の経路を介して消化管の蠕動運動や消化吸収、食欲などに影響を与えます。叱られたり失敗したりすると胃が痛くなったり、緊張するとお腹が痛くなったり下痢したり、ストレスが長期化すると食欲がなくなって体重が減るといった経験が皆さんもあるでしょう。また、腸の炎症ではこの経路が活性化され消化管からの信号が脳に送られます。ですから、腸と神経には密接な関係があるのです。

そもそもの生物の進化を紐解くと、最初に神経系ができたのは脳ではなく腸なのです。原始的なヒドラなどの腔腸動物には脳がなく、腸の中にニューロンがあるため、腸が脳の役割を果たしていました。そこから進化はスタートし、昆虫のような腹側神経系動物と、哺乳類のような背側神経系動物に分かれていきました。

背側神経動物の進化はまず、ウニやヒトデなどの棘皮動物に始まります。棘皮動物に介在神経系細胞と呼ばれる原始的な中枢制御機能が備わっています。さらにナメクジウオやホヤなどの尾索類に神経管が出現し、その後の脊椎動物へつながっていきました。

そして進化を重ね、ヒトの脳は即座に正確な判断をするために、1000億個もの脳細胞が複雑かつ精巧な仕組みで形成されるまでに至りました。しかし、発生から見ても分かるように、腸こそが神経系の基であり、腸には大脳に匹敵するほどの数の神経細胞があるのです。ですので腸はとても賢くできています。

腸の賢いところは、脳は食べ物が安全かどうかの判断はできませんが、腸は判断できます。食中毒を引き起こす細菌が混入していても、脳は「美味しそう!食べなさい!!」とシグナルを出します。しかし、腸は細菌が入ってくると、腸の神経細胞が即座に判断を下し、嘔吐や下痢などの激しい拒絶反応を示します。そして身体が中毒にならないように守ってくれています。

しかし、現代の食事には、砂糖やアミノ酸、様々な食品添加物が含まれており、それらはすべて脳が喜び、欲しがってしまう物質なのです。頭では体に悪いと知っていながらも、ポテチやジャンクフード、甘いものがやめられないヒト達もいますが、うまい具合に食品及び食品会社に脳を操作されていることに早く気づくべきでしょう。

ちなみに、これらの食品の依存性や食べた時の興奮は脳内物質であるセロトニンやドーパミンが影響します。しかし、これらの脳内物質も腸と密接な関係があります。それはまた次回にしますね。

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ネオニコチノイド系農薬

皆さんは、日本が世界で最も農薬を使用している国であることをご存知でしょうか?(近年では韓国が1位というデータもあります。)そもそも農薬とは、作物に使用する殺菌剤、防黴(ぼうばい)剤、殺虫剤、除草剤、殺鼠剤、植物ホルモン剤などの総称です。

海外から農作物を輸入する際、カビが生えないようにぶっかけているのもポストハーベスト農薬です。現在、TPPが大筋合意されたということで非常に懸念されるのは、この残留農薬の基準値も大幅に引き上げられる可能性があるということです。

そもそもTPPの一番恐ろしいところは「ISD条項」にあるといえます。ISD条項とは、商品を売りたい外国の企業が、日本の厳しい規制のせいで商品を売ることができないといった際に日本の政府を相手取り、損害賠償を求めることができるという取り決めのことです。つまり、海外の大企業はより多くの商品を売りたいがために勝訴することで日本の法律を変え、規制を緩和させることができるのです。事実、2012年に米韓FTAを締結した韓国はISD条項のために、1年間で畜産業の7割が廃業し、政府発表で63本、弁護士会の発表で187本もの法律改正を強いられました。

このISD条項については別の機会に書こうと思います。

日本は世界的に見ても残留農薬の基準値が最も緩い農薬大国であり、EUと比較して基準値は数10~数100倍も高いのに、TPPによってさらに緩和されるわけです。

農薬の中でも最も深刻なのがネオニコチノイド系農薬です。ネオニコチノイド系農薬は、水溶性で浸透性が高いため、効果が持続しやすいため頻繁に使用されています。ネオニコチノイド系農薬はこの高い浸透性により、根や茎、葉や実にも浸透するため、洗っても落ちません。さらに土壌深くに浸透し、水に溶け込んで流れていき、空気中にも拡散するため、作物やそれを食べるヒトのみならず、様々な生物に影響を与えてしまうのです。そして、この農薬は、子供の脳や神経などへの発達神経毒性も指摘されています。中でも、神経伝達物質であるアセチルコリンにこの農薬が作用することによって、小児の自閉症やアスペルガー症候群の増加を引き起こしていると報告されています。。

このため、EUに加盟する27カ国は2013年12月よりイミダクロプリド、クロチアニジン、チアメトキサムの3種類のネオニコチノイド系農薬の使用を禁止しました。

一方、日本はクロチアニジンの残留基準値は国際基準と比較しても50~2000倍と異常に高かったのですが、厚生労働省は2015年5月にこれをさらに緩和することを決めたのです。これはTPPを見越してなのか、圧力をかけられていたのか、理解に苦しみます。国民の健康を売り渡す行為以外の何ものでもありませんね。

いずれにしろ、スーパーに並ぶ野菜には使用した農薬が表記されているわけでもありませんし、この先どんどん規制が緩和され、より農薬で汚染された食品でいっぱいになってくるのでしょうね。何も考えてない人達は価格が下がって大喜びするのでしょうが、はたして自閉症の子供が増えてくることにも疑問を感じずに要られるのでしょうか?自分や家族や周りのヒトを守るのは、自分が知識をもつことだけであることをより多くの人に気づいてもらいたいものです。そして、こんな馬鹿げた仕組みを早く取っ払うための行動を起こさなければならないと考えています。

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着色料

最近は我が家でも見かけなくなりましたが、魚肉ソーセージってなぜあんな色をしているのでしょう?当然、着色料不使用のグレーがかったものもありますが、子供の好きなキャラクターコラボ商品なんかには未だに毒々しい真っピンクのものも見られます。子供の目にはピンクの方が新鮮で美味しそうに見えるのでしょうか?今回はそんな毒々しい着色料についてです。

現在日本で使用されている着色料は天然着色料と、合成着色料の2種類があります。

天然着色料には、カラメル色素、クチナシ色素、アントシアニン色素、アナトー色素、パプリカ色素、紅花色素、紅麹色素、フラボノイド色素、コチニール色素があります。

また合成着色料には赤色2号、赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色104号、赤色105号、赤色106号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、青色1号、青色2号があります。

もともと合成着色料は、コールタールを原料に作られるタール色素でしたが、現在は石油精製の際に得られるナフサを原料としています。いずれにしても、石油からできているため、飲み薬と同様に身体にとっては毒となります。

1957年、アーサー・A・ネルソンは米国食品医薬品局(FDA)が行った実験で、当時使用が認められていた13種類の着色料をラットの皮下に注射したところ、10種類がガン腫瘍を発生させたと報告しています。また、科学記者のアール・ウベルは、人々はこのラットの2倍の着色料を口から摂取していると述べています。つまり、加工食品にはたくさんの着色料が含まれているため、ガンの発生要因となるわけです。もちろん着色料だけではありませんよ!

では、天然着色料は問題が無いのでは?と考える人もいるでしょう。こちらも色々問題を孕んでいます。例えば、2012年に日本の消費者庁はコチニール色素がアナフィラキシーを生じる可能性があるとの研究発表を受け、注意喚起をしています。

コチニール色素とは、サボテンに寄生する南米原産の昆虫であるエンジムシから抽出される赤色の着色料です。この色素が使用されるのは、ハム・かまぼこ・お菓子・ジュース・医薬品・化粧品(口紅・アイシャドウ)などです。この色素の急性アレルギーを発症したもので最も報告が多かったのは不自然なピンクに染まった「イチゴ牛乳」でした。

さらに遡れば2004年に厚生省は、当時、ハム・かまぼこ・ジュース・麺類などに使用されていたアカネ色素が高い発がん性があるとして、突然使用を禁止したこともありました。

食品に使用される着色料は、発色を良くし、新鮮さを強調したり、視覚的に美味しそうに見せるためだけのものです。つまり、入っていようがいまいが栄養価的には何も変わりはないのです。食肉においても動物の死肉はグレーがかっているものであり、スーパーに並ぶ肉のように着色料で赤々と色付けされたものとはかけ離れています。結局、偽ってまで美味しそうに見せるとか、新鮮そうに見せるのは、食品産業の腐った部分であり、当然、健康云々を考えているワケが無いのです。

次はどの着色料が禁止されるのでしょうか?そして禁止されるまでは、堂々とスーパーに置かれ、人々は何も知らぬまま食べ続けるんでしょうね。その製造元も禁止されたら着色料を別のものに変えれば済む話で、罰せられることもありませんし、悪気なくやっているためタチが悪い。結局そういった商品を「買わない」「食べない」という自衛でしか防ぐ方法は無いということですね!!

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身体のpHについて

近頃、芸能人のガンの報道が盛んにされていますね。ネットでも「可哀想」とか「がんばれ」とかいろいろコメントが飛び交っているようですが、僕はガンは運悪く患うものではなく、その人の生活習慣の積み重ね(特に食生活)であると考えています。病気には必ず発生原因があり、予防法も必ずあると信じているからです。

しかし、メディアでは実際に効果の高い代替医療を紹介したり、ガンの予防法を大々的に発信するなんてことはほとんど行われません(インチキまがいの金儲け主義以外は…)。それはもちろん、本当に治ってしまうと多くの人(利権に群がる人たち)が損をするからです。そして、彼らに圧力をかけられてしまうからなのです。

正直、僕はガンのことは不勉強でよくわかりませんが、今回は身体の健康や予防に直接関係してくるとても重要な身体のpHについて述べていきます。

過去の記事で何度もとりあげてきたプライス博士とその後のメルビン・ページ博士の研究によると、空腹時のカルシウムとリンの値が健康の指標になることを示しています。カルシウムとリンは約2.5:1の割合で結合し、空腹時の適正値はカルシウム10mg/Lに対しリン4mg/Lとなります。

ここで重要なのがリンが抑制されると身体のpHが下がり酸性化するということです。栄養学の専門家であるサム・クイーンは著書の中で次の5項目を述べています。

1.酸毒症→身体が酸性になる

2.フリーカルシウムの増加→リンが抑制されて酸毒が増えれば、余剰カルシウムが増える

3.抑制のない慢性炎症→フリーカルシウムがあると慢性炎症が増える

4.結合組織の崩壊→慢性炎症により結合組織が崩壊する

5.酸化ストレス→組織崩壊に伴うフリーラジカル生成により酸化ストレスになる

この5項目がループすることにより身体(細胞)がどんどん酸化し、老化や免疫の低下を招くことになります。さらに野菜についた農薬や歯の詰め物から溶け出した重金属などもこの悪循環をさらに回しはじめます。

身体のpHが低い(酸性の)ヒトは腸にも問題をもつことが多く、リーキーガットシンドロームなどの問題を生じやすく、腸内細菌のバランスも乱しがちで、食品のアレルギーも発現しやすくなります。

食品の中で、特にリンが抑制されpHを下げるものは、砂糖、カフェイン、アルコールです。しかし、身体への影響は個人差が大きく、必ずしも同じ量の接種で同じような抑制が起こるわけではないようですが、これらの食品をなるべく生活から排除することが健全に生活していくうえで重要なのです。海外ではガン治療を行う際、食事指導を徹底し、これらの食品をしっかりと排除することで良好な結果を得た症例も数多く見受けられます。結果これらはあくまで嗜好品であり、身体には必要のないものと言えるのです。

では、どうすれば身体のpHを高めることができるのでしょうか?サム・クイーンは以下の項目を勧めています。

1.精製糖と天然果糖を避ける。フルーツジュースは最低限にし、飲むのであればアップルジュースを少量にする。

2.カフェインとアルコールを避ける。

3.重金属、農薬、化学物質、キャビテーション、問題のある歯根の治療歯を身体(口腔内)から除去し、解毒する。

4.自分に合った食生活を見出す。

5.新鮮なレモンジュースを水に足す。

これら以外に僕がお勧めできるものは、重曹水(うがいをする時に少し飲む)とか、水素水(これは高価な浄水器が必要)などです。

pHを高めるということは、身体を健康なバランス状態に戻し、回復力(免疫・自然治癒力)も強化するというわけです。病気になりたくない人や、病気を治したい人はすぐに実践するべきだと思います。予防することも考えないで、病気になってお涙ちょうだいとか、病気の人を可哀想とか思ってしまう人は、メディアや利権に洗脳されきっていることも自覚できない本当に可哀想な人達だと思います。

もし僕がガンになったら、それまでの生活を大いに反省し、いっさいアロパシー(手術・抗癌剤・放射線)は使用せずにガンと正面から向かい合って生きていこうと思います。もちろんできるだけ予防しますけどね♫

 

 

 

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睡眠

シルバーウィークも終わり、いよいよ秋本番になってきましたね。

僕はこの連休は栄養学の勉強会とお休みとで半々でしたが、久々にゆっくりと眠る事ができました。十分な睡眠時間を得て驚いたのが、いつも頭にまとわりついていた問題の解決策が目覚めと同時に思いついた事です。そして忘れないうちにメモをとったわけですが、十分な睡眠がひらめきを起こしたと考えられるのではないでしょうか?もちろん気持ちがリラックスしていて頭の思考回路がフレキシブルになっていたということも、関係しているかもしれませんが…今回は睡眠について述べてみたいと思います。

そもそも生物は何のために眠るのでしょうか?

睡眠研究の世界的権威であるロバート・スティックゴールド医師は、「この明らかな精神と肉体の休息、健康でいるために誰もが毎日必要とするこの死に近い状態が、一体何なのか全く分かっていない。」と述べています。要するに科学では、睡眠の実態は何も解明されていないというのです。そして、こう続けます。「十分な睡眠をとらなければ、最終的には太って、病気になって、バカになるでしょう。」

睡眠不足によって肥満になるのは、インスリン抵抗性が発現し、ストレスホルモンであるコルチゾールが増え、食欲も増え、満腹感は減り、血糖値が上昇するからです。度が過ぎれば内臓と人格が損なわれ、益々ホルモンバランスを崩し、肥満への一途をたどることとなります。

次に病気になりやすくなるのは、睡眠不足が免疫を著しく低下させるためです。これはワクチンの実験で、睡眠十分な人たちと睡眠不足の人たちで抗体の量が2倍位上異なったことにより証明されています。

そして、バカになるということも多くの研究で証明されています。脳にとって睡眠は、日中に記憶した不要な情報を捨て、剪定し、整理して残った情報からパターンを形作り、そのパターンを理解するための時間なのです。実際、グーグルやナイキ、P&G、シスコシステムズなどの企業では社員の生産性と創造性を高めるために就業中の仮眠を許可するようになりました。スティックゴールドは、「日中に2時間、情報を取り込んだら、その意味を理解するために脳は1時間の睡眠を必要とする。」とも述べています。

上記に関連して、ガンになりやすくなるとか老化が早まるなどの問題も指摘されています。健康を維持するためには睡眠はとても重要なのです。では睡眠の質を上げるためにはどうすれば良いのでしょうか?

睡眠を専門とする人類学者であるキャロル・ワースマン博士は、睡眠の様々な要因を研究しています。彼女いわく、そもそも人類(狩猟採集民族)はライオンと隣合わせで夜も眠らなければなりませんでした。ですので仲間を守るため、誰かが見張りとして起きていなければなりませんでした。そこでワースマンは、ヒトは年代によって概日リズム(サーカディアンリズム)が異なることに着目しました。そして、子供から老人までの35人ほどの集団であれば、夜間のどの時間も必ず誰かが起きていることになると結論づけています。

つまりヒトは本来、集団で寝るようにできているのです。ほぼ全ての文化において家族が一緒に寝ることが(交互に眠るのと同じく)当たり前になっている理由が明らかにされつつあります。よくよく考えれば、子供の寝息が聞こえたり、犬のリズミカルないびきが聞こえたり、パートナーの寝言が聞こえたりした方が安心して眠ることができますよね?そういった状態だとより熟睡しやすいので睡眠の質が上がりやすくなります。

結婚している人やペットを飼っている人の方が、独身の人よりも長生きするという報告もあります。この理由も集団で寝る方が熟睡できるからなのです。

以上のことから、今回僕が熟睡出来たのも、家族でゆっくり寝ることができたことができたからなのだと思います。欧米では子供を一人で寝かせる家庭がほとんどですが、思春期を迎えて一人で寝たがるまでは、家族全員で寝るほうが子供の睡眠の質も高めることができるのではないでしょうか?そう考えると、学生時代の授業中に友だちに囲まれて居眠りするのがとても心地よかったのも頷けますね♪きっと記憶の整理をするのにも必要だったのでしょう。

 

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ノンメタル

歯科で使用する材料や器械は、全て厚生労働大臣の承認を受けています。いくら海外で安全と言われている修復材料であっても、この承認を受けなければ、保険診療で使用することはできません。また、自由診療であっても未承認の材料を使用するには、患者・歯科医師ともに自己責任で行わなくてななりませんし、多くの学会ではそれらの材料を使用した症例発表は認められていません。

しかし、承認を受けたからといって、本当に安全なのでしょうか?

クリフォードコンサルティング&リサーチ社の創設者であるウォルター・ジェス・クリフォード氏は、歯科材料に関する世界的権威の一人です。彼は、監督機関における修復材料の受付と承認は、長期的な生物学的安全性では見ておらず、むしろ、製品の見かけ・口の中での強度と耐久性・使いやすさ・従来製品と比較したコスト的優位性にしか焦点をあてていないことを指摘し、オリジナルの歯科材料反応検査を開発しました。

クリフォードは9900以上の歯科材料、3400以上の整形外科製品のデータベースを作り上げました。その数は今も増え続けていますが、その結果、「腐食しやすい金属、ガルバニー電流(金属が発生させる電気)、修復剤の分離やガス放出による化学物質は、体内に吸収され深刻な生理学的影響を及ぼしたり組織に蓄積されることが多い。」と述べています。さらに、「それらが心臓血管系、ホルモン系、消化プロセス、胃腸組織、神経作用、筋骨の強度と強調、呼吸器系の能率などの正常な働きを阻害する。歯科材料と神経障害、皮膚の問題、消化器の問題を関連付けて考える医者はほとんどいない。症状としては、単なるイライラとか変な味のものもあれば、もっと深刻なものもある。」と結論づけています。

彼の会社で41000人以上を調査した結果、ニッケル、カドミウム、ベリリウム、水銀を含む製品は全員に生体適合性を認めませんでした。つまり、非常に有害であることが実証されました。

そして、貴金属合金は比較的成績は良かったのですが、金属の中に銀とパラジウムが含まれていると、異なる金属間で発生するガルバニー電流も強くなり、腐食した金属はイオン化し、組織に蓄積されたり、抗体反応を引き起こしアレルギーの危険性も高めることがわかりました。

この、銀とパラジウムこそが日本の保険診療で毎日大量に生産されている銀歯なのです。

当院では、本当に健全でいたいなら口の中から金属は取り除くべきであると説明します。

基本的に銀歯は適合も甘く、再治療のタイミングも早くなる可能性が高いですし、決して生体適合性が良いものではないので、どうせ治療するなら、より精度が高く、自然に仕上がるセラミックのほうがベターということなのです。

しかし、治療には一生大丈夫などという保証はどこにもありません。もし皆さんの中に、「一生もつよ」とか「半永久的に大丈夫」などと歯科医に言われたことがあるなら、その歯科医はおそらく余程の錯乱状態だったか、ただのペテン師でしょう。

もちろん当院で行う治療も一生もつかどうかなんてわかりませんが、精度の高い治療をしているつもりなので保証期間をしっかり設けてあります。精度を追求するととても時間がかかるため、あんまり人数は見られません…すみません。

結局、人間の身体は常に変化します。その変化をしっかりと見極め、調和させることが重要なのです。

そのために必要となるのが、なるべく生体適合性の低い異物を体内に入れず、ノンメタル治療を行うことであり、しっかりとメインテナンスをおこないながら調和を維持し続けることです。

とは言っても、アロパシーは所詮アロパシーであり、いくらセラミックやジルコニアであっても決して歯に置き換わることはないので、問題はなくなるわけではありません。そもそも虫歯を作るからこのような問題が出てくるだけで、しっかり予防して虫歯を作らなければ良いだけなんですけどね。

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この1年間で気づいたこと

気がつけば、オーラルクリニック宮崎台を開院して、はや一年が過ぎようとしています。この一年で僕の頭の中もいろいろ変化したので、気づいたことや今感じることを記しておこうと思います。かなり長いですが…

開院してから、予想以上にたくさんの患者様が来院され、「予防歯科」について説明し続けてきました。そして、患者様の様々な要望をお聞きすることが出来ました。

中でも、「とりあえず治して欲しい。」とか「痛いのだけ何とかしたい。」など、対症療法(アロパシー医療)のみを希望される方が意外にも多いことに驚きました。「一生使う歯なのにとりあえずって…。」

病気には必ず原因があります。その原因を取り除く努力をしなければ、どんなアロパシー医療も意味がありません。それは、後に必ず悪化するからです。

例えば、奥歯を抜歯することになったとします。その抜くことになった原因を把握し、2度と同じようなことが起こらないように原因を排除しなければ、いくらインプラントで歯を再建したところで再び問題を起こしてくるでしょう。(また繰り返し繰り返しインプラントをすればいいという考えであれば話は別ですが…)

ですので、当院は時間をかけてしっかりと資料を取り、データに基づいたプランニングを行って予防や治療を行っていくスタンスを崩すことはありません。それは治療を行うという責任と、患者様に健康であることをより強く実感していただくためです。

そもそもアロパシー医学という考えが一般的になるまでには、100年以上もさかのぼります。もともと19世紀の間は、今では代替医療とされているホメオパシー医学がアメリカとヨーロッパで急速に広がっていました。アジアの東洋医学やアーユルベーダなども代替医療に数えられます。そして、ホメオパシー医学は現在でもヨーロッパではしっかり行われている医療であり、英国のエリザベス女王をバッキンガム宮殿で治療しているのもホメオパス(ホメオパシーを行う医師)なのです。

話を戻しまして、1847年にネイサン・スミス・デービス博士は真摯な理想を掲げてアメリカ医師会(AMA)を発足させました。当初はホメオパシー派はアロパシー派の2倍ほどの数がいたそうです。アロパシー派の医師は真面目な人間が多かったため、それから50年もの間、米国医師会は大々的なPRもせず、消滅寸前の状態が続いたのです。そして、ジョージ・H・シモンズとモリス・フィッシュベインの登場によって大きく方向転換を図られることとなりました。

彼らはアロパシー学派という同業者の集まった圧力団体を組織し、ホメオパシー学派の医師たちを非難する宣伝・広告で妨害し、ホメオパス達を廃業に追い込むために暗躍したのです。なぜなら、アロパシー医学は人間を実験台にして新薬を作ったり、新しい治療法を開発することで莫大な利益を生む可能性があることを見抜いていたからです。そして、1900年ごろには個人開業医の多かった昔ながらのホメオパシー学派は、アロパシー学派の一斉攻撃に耐え切れず、ほぼ根絶やしにされました。ここから、アメリカ医師会はアロパシー派独占の暗黒時代に突入することになります。

医療を独占支配すると何がついてくるか。そう、権力とお金です。その独占支配体制を確立したのは、当時の世界一の大金持ちで強欲なジョン・D・ロックフェラーであり、彼が医療を牛耳っていたのでした。この時すでに、ロックフェラーはロスチャイルド商会とヤコブ・シフをバックにで巨大な石油産業を独占することに成功していたのですが、医療の独占はそれよりも莫大な利益が得られることに目をつけたのです。

1910年ロックフェラーは、エイブラハム・フレクスナーにレポートを書かせてアロパシー医学を正当化して世の中に広めるようキャンペーンを開始しました。その目的というのもロックフェラーが石油を用いて医療を独占支配することでした。実際、現在の薬品も多くが石油から作られた有機化学物質です。

また、ロックフェラー医学研究所を設立して医学研究を支配し、さらに米国の医学教育制度全体も支配しようとしました。そしてアロパシー医学の教育で一定の基準を満たした者にだけ医師免許を発行するようになったのです。これらはいずれも、ロックフェラーの富と権力を増大させ、その裏に潜む本当の主人であるロスチャイルド家の富と権力も増大するよう仕組まれていたのでした。

アロパシー医学は症状を抑えることを主観に置いているため、当初から製薬会社も利権に大きく絡んでいます。当然、薬の認証を得るための賄賂や汚職も横行しますし、薬をより多く売るために嘘の宣伝も拡散しました。さらに、社会に毒が蔓延し、新しい病気が作られては病人が増え、疾病利権は拡大し、医学は狂った方向へと進んでいくこととなります。

現在でもそれは変わらず、メロン財閥、モルガン財閥、ロックフェラー財閥、ロスチャイルド家などの金融メジャーは製薬会社、アメリカ医師会(AMA)、アメリカ食品医薬品局(FDA)、保健福祉省(HHS)、アメリカ疾病管理予防センター(CDC)、世界保健機関(WHO)もその支配下に置いていて、ずっと莫大な利益を上げ続けています。

一方日本は、巨大資本のいいなりとなって、今や世界で最も薬を服用する国となっています。実際、子供からお年寄りまで何かあったらすぐ薬という具合に洗脳されきってるのではないでしょうか?それも完全に彼らの思惑通りに。ちなみに今年の日本の医療費は40兆円を超える勢いだそうです。いよいよ皆で目を醒まさないと本当に足元すくわれるんじゃないかと危機感を感じています。

真実を正しく理解しなければ、医療においても正しい選択はできないと思います。もちろんアロパシーも突き詰めれば長持ちする良い医療であることに疑問はありません。しかし、そのレベルに達していないようなスタンダードとされている医療は決して全て信用できるものではないと考えていますし、薬を飲む前やワクチンを打つ前に、本を開くなりネットで調べるなり日本人にもっと健康について真剣に考えて頂きたいと願っています。よほど救急でない限り、薬など必要ないはずです。

アロパシー医療だけを行うのは健康をだんだん害することと言っても過言ではありません。歯科だけでなく、内科・外科・小児科なんかも同じです。結局のところ、医師や歯科医師が大学でもアロパシー医学だけしか教わっていないのが現状ですが、近年ホリスティックな自然療法やホメオパシー医学、当院で行っている栄養指導をはじめとするオーソモレキュラー療法なども見直されるようになってきました。

今の歯科医療は「木を見て森を見ず」のように「歯を診て身体を診ず」であり、アロパシー医療を代弁しています。ドイツ人医師のラインハルト・フォル博士は40年以上に及ぶ研究と観察から「あらゆる病気の約80%は完全にまたは部分的に口の問題と関わっていると推定している。」と言っています。ですから、虫歯ができたら歯医者に行くのではなく、虫歯になる前にきちんと身体全体で予防することが健康であるために最も大切なことなのです。

この一年間、食品や社会・医療に潜む闇や嘘を調べ続けて、自分なりにこの先の道が見えてきたような気がします。もっと予防歯科が身近なものになるよう情報発信もしていこうと思いますし、まだまだ知識をアップデートして当院も常に変化していく予定です。また次の一年もいろんな気付きが得られるようにもっと勉強しようと思います。

今後ともオーラルクリニック宮崎台をよろしくお願い申し上げます♫

 

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アマルガムについて

近頃、今だにアマルガム充填してあるお口をよく見かけます。

おそらく何十年も昔に処置したものなのでしょうが、どれも汚く、縁がかけたものがほとんどです。そのかけた破片や溶け出したイオンは一部は排泄されますが、多くは身体の中に蓄積されます。そして蓄積された重金属は長期に渡り身体に影響を与え続けます。

しかし、アマルガムを除去してみると虫歯はありません。それは、毒性の強さから細菌が繁殖できないことによるものです。なので、昔の歯科医たちは深く勉強すること無く、虫歯が再発しないというだけで好んで毒物を歯に詰めていたようです。逆に知っててやってたら極悪人だと思います。

歯科のアマルガム充填には水銀が42~48%の水銀が含まれており、一本の歯に充填した場合は平均50万ppmも含まれていることになります。アメリカの水銀ゼロ歯科連合の弁護士であるチャールズ・G・ブラウンは、一般的に安全と言われる水銀濃度の上限として250ppmが設定されているため、歯一本に充填してあるアマルガムで10エーカー(4ha)の池を魚釣り禁止にするほど汚染することができると言っています。WHOによると食物を噛んでいる間に、一か所のアマルガム充填剤から一日に3~17mgの水銀が溶け出すそうです。

水銀は体内で急性あるいは慢性的に中毒症状を引き起こし、身体を蝕んでいきます。

以下に「水銀蒸気被曝(BioProb,imc)」に記載されている水銀毒性の症状リストを示します。

1.精神障害(過敏症)

いらつき  自制心の欠如  神経質  怒りの発作  恥ずかしがりまたは臆病

鬱  記憶喪失  不安  注意欠陥  朦朧  自信喪失  不眠  記憶力の低下

2.口腔障害

死肉の出血  白斑  歯槽骨の減少  歯肉炎  歯のぐらつき  口内炎

唾液分泌過多  潰瘍  口臭  口や喉の灼熱感  金属味  色素沈着

3.消化器障害

胃痙攣  大腸炎  便秘・下痢

4.全身障害

●心臓血管系

不整脈  血圧変動(頻脈・徐脈)  胸部痛・胸部圧迫感  不整脈

●神経系

慢性頭痛・頻繁な頭痛  耳鳴り・雑音  眩暈  ふるえ(手・足・唇・瞼・舌)

●呼吸器系

しつこい咳  浅く不規則な呼吸  肺気腫

●免疫系

アレルギー  副鼻腔炎  喘息  リンパ節晶  鼻炎

●内分泌系

低体温  多汗症  冷たいベトベトした皮膚

●その他

脱力  低酸素症  会話障害  浮腫  ぼやけ・二重視  食欲不振  疲労

体重減  貧血  関節痛

5.重症例

幻覚  躁うつ病

これらに加え、水銀には生殖機能に著しい負の影響を与えることもわかってきました。体内の水銀レベルが高い男性は精子数が減少します。女性では自然流産や新生児死亡率が高くなったり、免疫システムを弱らせることも明らかになりました。

子供に対する影響としては、マサチューセッツでボストン近郊の534名(6~10歳)の子供達に行われたでベリンジャー・DCらの研究において、アマルガム充填をされた子供はコンポジットレジン充填された子供に比べ、5年後にはIQ・記憶力・血管運動能力・腎機能が低下していたそうです。今では考えられない研究ですが、アマルガムを詰められた子供達がかわいそうで、この研究自体も非人道的ですね。

さらに、水銀やアルミニウムなどの金属は脳や神経に蓄積することも明らかになっておりアルツハイマー病の原因の一つと言われています。もちろんガンにも関わっています。

もちろん水銀は魚などの食べ物にも含まれています。特に妊婦さんはマグロなど食べ過ぎないよう注意されたこともあるのではないでしょうか?あと、ワクチンの防腐剤としても水銀は使用されているのは有名ですね?栄養医学研究所(https://nutweb.sakura.ne.jp/iframe/03_ippan/02jukinzoku/mercury.html)によると「歯のアマルガムやワクチン接種によってによって暴露する水銀の量は、魚を食べて暴露する水銀の量の6-10倍あります。」とのことです。

水銀の害以外にも、口腔内にある金属はガルバニー電流を発生させ様々な問題を引き起こします。アマルガムや銀歯や金歯など種類が多いほど電流は発生しやすくなります。

なぜ、こんなモノを口の中に入れることが許されていたのでしょうか?結局のところ、アマルガムは病気を作るために戦略的に行われていたアロパシー(対症療法)なのです。アマルガムの理解を深めるだけでも、「治療すること」で新たな病気を生み出し、さらなる利益を生み出す仕組みである「疾病利権」の存在が現在の医療の本質になっていることがよくわかります。一番大切なのは、病気にならない・虫歯を作らない「予防」を行うために何をしたらいいか、皆さんが本気で考えて取り組んでいく必要があります。自分の健康をまもるのは医者や歯医者じゃなく自分なのですから。僕たちはそのお手伝いをするだけです。

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フッ素と戦争

フッ素について過去に記事を書きましたが、皆さん興味があるのでしょうか、とても良く読まれているようです。

そこで今回はフッ素の嘘と戦争の関わりについて注目したいと思います。

第一次世界大戦より前のこと。デンマークの植民地であったグリーンランドでは、フッ素を含む表晶石が大量に産出しました。表晶石を使うとアルミニウムを安く加工できることが発見され、軍需品や装備の製造のため大量に加工されるようになりました。

しかし、表晶石からフッ素を分離していた労働者がどんどん病気になっていくではありませんか。デンマークの研究者カグ・エリ・ロホームの調査によると労働者たちは、骨の障害と肺線維症になっており、靭帯の弾力がなくなり、関節炎を発症し、深刻な腹部の障害と神経疾患に罹っていました。さらに、フッ素が労働者たちの歯をも弱くしていることがわかりました。そこで1937年にロホームは”Fluorine and Intoxication(フッ素と中毒)”を出版してフッ素の危険性を警告しましたが、結果として世間に無視されることとなりました。

そして、時は流れて第二次世界大戦が始まると、原子爆弾の製造のためにフッ素が大量に必要となり、フッ素の需要が増すことになります。いわゆる”マンハッタン・プロジェクト”ですね。このプロジェクトの最中に、フッ素にまつわる健康問題や死亡事故が多発しました。原爆工場の労働者だけでなく、工場の風下に住んでいる人々や家畜、作物までもが影響を受けました。

マンハッタン・プロジェクトは、原爆を製造するという国をあげての一大プロジェクトであったため、 そんな小言に目をくれることもありませんでした。そして、戦争のどさくさに紛れてフッ素の危険性も隠蔽されたのです。それというのも、国と手を組んだ爆弾製造に関わる企業が、訴訟が起きないように巧妙に根回ししたからなのでした。

その一つとして、このプロジェクトの上級毒性学者であったハロルド・ホッジ博士は、国からフッ素が安全だと示す研究をするように指示を受けました。その研究の本当の目的は、フッ素を扱う大企業がもし訴訟を起こされても、確実に勝てるようにするためのものだったのです。

そして、政府と業界は水道水にフッ素を入れる事により、フッ素をより身近なものとして、さらに人々に健康に良いと思わせることに成功したのです。この延長線上で現在までの、歯磨き粉などのキャンペーンが何千回も繰り返され、人々をすっかり洗脳してしまいました。このように戦争の裏でフッ素産業はどんどん発展してきたわけです。

その結果フッ素は、鉄やアルミニウムの加工品、ハイオクガソリン、コンピュータの基板、農薬、Teflon®、Gore-Tex®などの防水衣類、化学肥料、医薬品(プロザック®など)、ハンバーガーの包装紙、濃縮ウランの製造など多岐にわたり使用されています。

これらの製品が安全かと言うと、個人的には絶対ノーです。口の中もそうですが、身体にフッ素を蓄積させないためには、身の回りにも不自然なフッ素加工品は極力置きたくないものです。使い方によっては便利なものもあると思いますが、くれぐれもこれだけは忘れないで下さいね。フッ素は猛毒ですよ!!

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脳内物質

皆さんはお盆をどのように過ごされたでしょうか?

僕は、久々の連休だったので家族で海へ遊びに行き、シュノーケリングや磯遊びで真っ黒になってしまいました。そんな楽しい時間はあっという間に過ぎるものですね。それでも、鮮明に記憶として脳内に残ります。それは、脳内物質が大量に分泌することによって幸福や感動を感じることで記憶に焼き付けられるからです。

脳内物質はたくさん種類がありますが、記憶に焼き付ける代表的なものにはアドレナリン・ノルアドレナリン・ドーパミン・エンドルフィン・オキシトシンなどがあります。

アドレナリン(エピネフリン)は歯科用の麻酔薬の中にも入っている物質ですね。アドレナリンやノルアドレナリンは、不安や恐怖に伴い分泌される物質です。現在、子供に増えているPTSD(心的外傷後ストレス障害)は、命にかかわるような出来事や事故・天災・虐待・犯罪などの、強い恐怖を伴った体験により、時にフラッシュバックを生じるような心の病です。一般的にトラウマとも呼ばれます。その原因は、その体験により大量のアドレナリンとノルアドレナリンが放出されて脳に焼き付けられてしまうからであるとされています。しかし、僕は糖質による血糖値の増減に伴う内分泌系の撹乱作用も原因の一つではないかと考えています。

それに対して、ドーパミンは幸福物質と呼ばれ、幸せを感じている際に分泌されます。旅行や遠足の前の日にワクワクして眠れなくなるのもドーパミンの作用ですし、何か目標を達成した際に気持ちいいのもドーパミンの作用です。人間は、何かに集中している時はその他の欲望を忘れてしまいます。それもドーパミンが分泌されているからであり、その時の記憶はしっかりと脳内に残ります。このドーパミンが不足するとパーキンソン病やパーキンソン症候群になりやすくなることも報告されています。そういえば、以前の記事の中でパーキンソン病は第三の糖尿病と書きましたが、ここにも糖の影響があるのではないでしょうか?

エンドルフィンは脳内麻薬とも呼ばれる快楽物質です。マラソンなどでだんだん気分が高揚してくるランナーズ・ハイはエンドルフィンの作用であると言われています。また、性行為によってβ−エンドルフィンが分泌されます。β−エンドルフィンにはモルヒネの6.5倍もの鎮痛作用があるとされています。エンドルフィンは、食べること(食欲)、寝ること(睡眠欲)、勝つこと(生存欲)、性行為(性欲)、人に好かれること(集団欲)などの本能が満足すると最も分泌され、これが極まると「サイコー!!」とか「やったー!!」といった歓喜のような状態になります。その感動は脳裏に深く刻まれます。

最後に、オキシトシンは恋愛物質と呼ばれます。これは、恋愛やスキンシップに関連して分泌されます。過去の恋愛を引きずったり、昔の恋人が忘れられないのもオキシトシンの分泌により、脳に記憶が焼き付けられたからです。

こういった、脳内物質(中でもドーパミン)を上手にコントロールできれば、様々な情報をしっかりと記憶することができるでしょうし、より人生を楽しむことができます。ですから、何事もイヤイヤやっても時間の無駄。ポジティブに行動すると脳は活性化し記憶力も上がり、仕事を効率的に行うことができ、ご機嫌で生活できるということなのです。受験生は勉強にも活用できそうですね?

僕も好奇心を持ち続けて、しっかりドーパミンを出しながらたくさん勉強して皆さんに情報を伝えていきたいと思います。世の中が少しでも良い方向に向かうように♪皆さんも砂糖の摂取をひかえて、どんどん脳内物質を出してみてくださいね〜!

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不正咬合の原因

少し子供の予防歯科シリーズは一旦中断して、違う話をしようと思います。

矯正歯科医とは、歯並びの悪い人が、悩み、キレイになりたいと一念発起し、あわよくばもっと食事をよく噛めるようになりたいと考え、大金を握って歯科医院の門を叩くことにより生計を立てている人たちです。

咀嚼の効率がどうかとか、どこまで審美的に治すかといった意識は一人一人違いますが、矯正をやりたいと考えるヒトは歯科におけるモチベーションの高い人だと言えます。従ってモチベーションの高いヒトが増えるほど矯正歯科は潤うということになります。

僕が診療していて思うことは、世の中(ここ宮崎台付近?)には歯並びがいい人はわずかしかいないということです。当院では初診の患者様は全員、口腔内を写真撮影させていただき、いろんな角度から問題点を抽出したり、説明に使用したりします。しかしほとんどの場合、上顎と下顎の骨格のアンバランスや歯列不正による噛み合わせの問題が生じています。ですから、虫歯がどんどん少なくなったとしても、歯並びの悪い人はいなくならないため矯正歯科は安泰なんだろうな…と考えています。

しかし、僕は予防歯科を推進していますので、歯列不正の人間が生まれないようにするためにはどうしたらいいか、何を伝えるべきか、なんてことを真剣に考えています。もちろん矯正治療もやりますけどね♪

余談はさておき、、そこで重要なのは不正咬合の原因を知ることなのです。何事も原因を知らなければ予防もナニもあったものではないからです。

矯正歯科界では過去100年にわたり、不正咬合が遺伝によるものなのか、はたまた環境によるものなのか議論が繰り返されてきました。そして、今もその原因は解明されていません。本当に解明されてないのか、公にできないだけなのかよくわかりませんが、ここでは僕の考えを述べてみます。

まず遺伝要因説ですが、父親の大きな歯と母親の小さな顎を持って生まれた子供は不正咬合になると確かに考えられます。しかし、人間には生命の進化の途上で発達させた、不調和な遺伝発生を予防する強力な淘汰能力が備わっています。ですので、必ず調和した形で骨や歯は発生するようにできているのです。ヒトのDNAがそこまでデタラメとも考えられませんし。もし可能性があるとすれば、歯の先天欠如や奇形などの遺伝子の突然変異でしょうか?しかし、この不確定な要因が不正咬合のパターンを発現させているとは考えがたいですしね。

僕はやはり環境要因が不正咬合の原因であると考えています。その環境要因とは、3つ挙げられます。

1つ目は食生活の変化です。何度も説明しているので詳しい説明は省略しますが、栄養の不足と軟食化が最も大きな要因であると考えています。

2つ目は舌や唇の筋力です。特に舌が口蓋にしっかりと挙上されて収まる時に、歯列の大きさは十分に保たれます。Beggテクニックで有名なRaymond Beggは咀嚼筋の発達が良好であるほど、舌を口蓋へ持ち上げる力が強化されることを示しました。このことから、舌圧の不足は上顎の発育を遅延させると考えられます。つまり、遺伝的に理想な骨格となる予定であっても、舌の力が弱いために上顎が成長しきらずに歯の並ぶスペースも足らなくなり、歯列不正となるのです。

3つ目は、鼻の通気路の減少です。現代人はアレルギーをもつヒトが多く(そもそもの原因は栄養不足や加工食品などの異物により免疫が低下なのですが)、アトピーなどに悩む子供も増えています。すると鼻粘膜が充血し、口呼吸となり、扁桃も肥大しやすくなるため通気障害を起こし、口がポカーンと空けるようになります。結果として、口を閉じて咀嚼することも難しくなり、舌や咀嚼筋をあまり使わなくてもいいような軟食を好んだり、水で食べ物を流し込んだりするようになり、1つ目や2つ目の要因とともに互いに増幅し合ってしまうのです。

従って、子供の不正咬合はこれらの原因を把握していない親や周りの大人が作っているということなのです。もちろん、しっかり患者教育しない歯科医師にも問題があるのですが…。知ろうともしない親はもっと問題だと思うのですが。自分のエゴのために子供を不健康にしている親を見ると、とても悲しくなってしまいます。ただ、1人でも多くのヒトに予防の考えをしっかり理解していただいて、それが拡散すれば、彼らの孫の世代は歯列不正や虫歯のない世界にできるんじゃないかな〜?なんてね

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子供の予防歯科⑤

ブログの更新も夏バテ気味になってます。

でもこれはどうしても伝えなければならないので、這いつくばりながら書きます。

先日、保育園の歯科検診をおこなったところ半数以上の子供に歯列不正・骨格の発育不良を認めました。乳歯の先天欠如や癒合歯(2本の歯が合体して1本になっている)も数多く見受けられました。そして、噛む位置が安定しない顎の筋力がとても弱い子や、口がポカーンと開いたままの子など。正常といえる子はごくわずかでした。これは危機的な状況だと思います。

歯列不正の原因は前にも書きましたが、ひとつは、妊娠前の両親の生殖機能の状態(栄養状態)、妊娠中・授乳期における母親の栄養状態です。そしてもうひとつは、子供の咀嚼のしかたです。

食べ方で歯並びに影響があることは一般的にはほとんど認知されていませんが、現在では矯正歯科をはじめ、子供の口の周りの筋肉を活性化するための指導を行うクリニックも増えてきています。

そもそもが、アボリジニーのようにカンガルーなどの硬い肉を全身を使って一生懸命食べるような食事であれば、そのような子供達が増える心配はありません。

しかし、一般的に子供達が口にするモノは、白米・パン・麺類・ハンバーグやコロッケなどの加工食品・スナック類など柔らかいものが多く、そこまで一生懸命に食べる必要がなありません。親も当たり前のように子供に軟食を食べさせようとします。ここに大きな問題があります。

何のために食事するのか?

それは、生きるためです。

本来、食事は神聖なものであり、命を捧げてくれた食材や、美味しく料理してくれた人に対して感謝しながら食べるものです。ですから、食事は一生懸命に行わなくてはなりません。遺伝子組み換え作物や食品添加物・砂糖がたっぷりと入ったおやつはたくさん食べるのにご飯は食べないとか、もはや正気ではありません。

そんなにご飯が食べられなければ、3食も食べる必要はありませんし、おやつも食べる必要もありません。そもそも1日3食というのは食品メーカーなどの利権によるプロパガンダですから、2食だとしても全く問題はないのです。そうすれば本当に空腹を感じて、食べ物に感謝しながら一生懸命食事するはずですよね?

そこに重要な要素は、親も一生懸命に食べることです。テレビを見ながら、新聞を読みながら、携帯をいじりながら。。。子供は全部見ています。そして、食事を義務のようにルーティン化したり、子供がなかなか食べないから怒ってばかりではありませんか?そうすると子供はどんどん食に対する興味を失っていきます。

「一生懸命に食す」ということをしっかりと子供達に伝えるためには、やはり親の知識も必要になります。食材などももちろんですが、正しい食べ方(噛み方)を理解しているでしょうか?そして子供の食べ方が正しいかどうか判断できているでしょうか?これらを判断するためには口の周りの筋肉を観察するとわかってきます。実はこの正しい食べ方が、子供の発育には非常に重要なのです。正しく噛んで、筋肉や骨格を刺激して成長を促す。姿勢や噛む回数、リズムなども重要です。

次回は正しい食べ方についてです。皆さんも、ただ食べ物を口に入れて飲み込むだけの感動のかけらもない食事はくれぐれもしないようにしてくださいね♪

 

 

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子供の予防歯科④

このシリーズ、たいぶ長くなってしまいましたが、懲りずにもう少しお付き合い頂きたいと思います。

食事とは、ファスティングしてる人か兵糧攻めに遭っている人以外は毎日必ず行うものであり、身体の礎となるものであり、生きる喜びです。食事を疎かにすることは、なんとももったいないことであり、健康を損ない、病気に向かって転がり落ちていくということなのです。そして、食卓は子供の躾だったり、親子間のコミュニケーションだったり、子供の精神面にもとても重大な影響を与えます。

では、子供の健やかな成長のためにはどのようなものを食べれは良いのでしょうか?

僕は、「自然なもの」をなるべくそのまま食べるということをオススメしています。自然なものとは、自然農の野菜や果物、玄米、全粒穀物、グラスフェッドの食肉、ジビエなどの山肉、汚染されていない魚介類、平飼いの卵、昔ながらの製法で作っている調味料や発酵食品などたくさんあります。

一方、「不自然なもの」(遺伝子組み換え作物、食品添加物、加工食品、砂糖、牛乳、F1種の野菜、抗生剤やホルモン剤を投与されている食用肉、植物油など)を避けるということも説明しています。(詳しくは過去のブログを参照してください。)

もちろん昔の人々は、上に示したような「自然なもの」を全て手に入れて食べることはできなかったでしょう。しかし、その土地の風土に合った食べ物はどこにも必ずあります。そういった自然なモノには、現在の食品と比べ物にならないほどの高い栄養価が含まれています。野菜の栄養価はこの半世紀で半分になったとも言われていますので、昔の人々は自然のままを食べることによってむし歯や病気にならない健康な身体を維持してきたのです。

しかし戦後以降、日本に西洋食(パンや牛乳、砂糖菓子など)が入ってきて、食の多様性が広がっていきました。そして人口の増加も相まって、様々な食品が大量に生産されるようになったのです。結果、手間と費用のかかる自然農や酪農や調味料などの製造は次第に消えていき、これらの価格は高騰し、今に至っています。そういった自然な食品はスーパーでもたまに見かける程度です。ですので、インターネットを利用して手に入れるようにしています。一方、大量生産が食品の主流となり、企業は利益を追求してきました。コストの低い遺伝子組み換え作物をどんどん加工し、食品添加物で味や色を整え、トランス脂肪酸や混ぜ物だらけの植物油で調理する。それらをパッキングしたものが、今や当たり前に鎮座している加工食品なのです。

そう言えば、ニューヨーク市に続いてアメリカ全体でトランス脂肪酸が禁止になるのに日本はどうなっているんでしょう?日本にトランス脂肪酸を持ち込んだアメリカ自身が禁止しているのに。何か大きな利権が反対でもしているのでしょうか?

ともあれ、世の中は今や「不自然なもの」で溢れかえっています。添加物と砂糖がたっぷり入っている外食産業はもはや避けることのできないものであり、僕も外食するときは妥協しまくっています。しかし、なるべくチェーン店やファミレスは避け、オーダーもオーガニックなもの、刺し身やホルモン刺し、発酵食品やシンプルな焼き物、煮物など、なるべく混ざり物の少ないモノを選ぶようにしています。そして、食材にこだわっているようなレストランを探して行くようにもしています。そういったレストランに行くということは、応援するという意味でもお互いにメリットがあるからです。自然農の野菜やグラスフェッドやジビエなどの食肉は確かに値段も高いです。毎日食べるものであるゆえ、無理せず続けられる範囲で購入しています。こういった食品が身体に蓄積されていくことを考えると、子供にどんな教育を受けさせるよりも、食を見直すことの重要性をより多くのヒトに理解してもらいたいと思います。

このようなことを実践してみんなで行動していかなければ、「自然なモノ」はより手に入りにくくなるし、いつまでたっても良いモノの値段も下がらないし、企業の食の支配から逃れられなくなるでしょう。そして身体は退化し、歯列不正やむし歯、さらには病弱な子どもや障害を持つ子供も増加していくでしょう。結果として、砂糖や加工食品の中毒者続出で、生涯にわたり毒を摂取し続けるジャンキーだらけの世の中の出来上がりです。その恩恵に預かるのは、食品メーカーや飲料メーカー、医者や歯医者や製薬会社といったところでしょうか?

かなり脱線してしまいましたが、「不自然なもの」を食べていると免疫の低下が生じ、奇形(歯列不正)、虫歯が増えるというわけです。これだけ歯医者が増えたのも、乱れた食が当たり前のものになっているからだと僕は考えています。自然なものが手に入らないなんて世も末ですね。

しかし、TPP参加が決まればもっと安価な「不自然なもの」で日本が溺れてしまいそうですね〜。いったい人類はどこへ向かっていくのでしょう?

 

 

 

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子供の予防歯科③

引き続き、第3段です。

今回は栄養と免疫のお話です。

子供の健全な成長にはいったいどのような栄養が必要なのでしょうか?学校給食は栄養が管理された食事でしょうか?簡単な冷凍食品は栄養豊富でしょうか?野菜をたくさん食べるとよいのでしょうか?牛乳をたくさん飲めば?食品添加物は?本気でそのようなことを考えた親はいったいどのくらいいるのでしょう?

子供にたくさん食べさせたいのは親心として理解できますが、白米やパンやスナック類を食べさせたところで、それらの食品には骨格の成長や身体機能の維持に必要なビタミンやミネラルやタンパク質はほとんど入っていません。それどころか免疫反応に悪影響を与えてしまうのです。子供が健やかに成長し、十分な免疫を獲得するためには何が必要でしょうか?

それは、実は妊娠前から始まっているのです。

前回お話した、今から80年も前に近代文明と接触していない先住民を調査されたプライス博士は次のようなことを見出しました。

多くの先住民族では、強い子供を生むために妊娠する6ヶ月前から両親に特別な栄養を摂らせ、生殖機能を高めていたのです。そして妊娠中、授乳中も母体は特別な栄養を摂り続けます。そうした親から生まれた子供は歯列不正も認められず、むし歯も数%しかありません。それどころか、病気にもなりにくく、アレルギーなんかもありませんし、障害を持った子供もほとんどいなかったそうです。そして次の子供を生むために、両親は2年半〜4年の間隔を空けなければなりません。なぜなら、体内に十分な栄養が蓄積され、良好な生殖機能を回復させることが目的でした。これは近代社会における無計画で無秩序な出産と好対照をなしています。

以上の事実は生殖機能の低下した高齢出産で、障害を持つ子供の確率が上がることにも説明がつくでしょう。実際、血液検査をしてみると、栄養が足りていない人がほとんどですし、特に女性でその傾向が高いように感じています。

そもそも先住民が食べているモノ自体が、自然のものなので、現在の食品とは比べ物にならないほど栄養が豊富なわけですが、その中でも特別な食事とは、現代では手に入らないような良質なミルクであったり、動物の内臓や魚の卵などビタミンや鉄・亜鉛などのミネラルがとりわけ多く含まれる食品のことを指しています。

そういった民族からすると、今や当たり前になっている歯列不正は奇形と言えます。現代において、正常な美しい歯並びをした人ってそんなにいないですよね?つまり発育的にはだいたい奇形なんです。こんなに昔から警告されているのに、なぜ現在では無視され続けているのでしょうか?それは、様々な産業や、社会の仕組みで嘘の情報が溢れ、テレビで洗脳され続けた結果ではないでしょうか?

妊娠中も砂糖中毒を継続し、食品添加物まみれのジャンクフードや加工食品を食べ続けておいて、子供がアレルギー体質だのアトピーだの歯並びが悪いだのむし歯になりやすいだの…そりゃそうだ!!って強く思ってしまいます。

予防歯科という観点から考えると、大それたことのように聞こえるかもしれません。しかし、口腔は体の一部であり、子供の真の健康は、妊娠前の両親の栄養状態で決まっているのですから、子供が病気がちなのも、元気なのも、歯並びが良いも悪いも親次第ということです。無知って本当に罪深いですね。ですから、僕は、妊娠前にきちんと血液検査をおこない、栄養状態を確認し、適切な食事やサプリメントで生殖機能を整え、その後も食事に注意を払ってあげることが、親として子供にできる最も大きなプレゼントだと考えています。

では、次回はもう生まれてる子供には何を食べさせたらいいのか?です。

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子供の予防歯科②

引き続き、子供の虫歯(病気)を防ぐのは親の大切な役目であることを言い続けたいと思います。あれ?違いましたっけ?

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ともあれ、子供は幼少期から塾に通い続け、いい学校に入って、それなりの企業に就職し、それなりの給料をもらいながら生活して老後を迎える。そのためのレールを親がいくら敷いたところで、子供の健やかな成長と健康がなければ全く意味が無いのです。もちろん塾や偏差値の高い学校を否定しているのではなく、子供の何を大事にしてあげるかを考えなくてはなりません。全てと答える親もいるでしょう。しかし、当院で実施しているリスク評価における食事アンケートを見て、その食事内容にしばしば驚愕しているのも事実です。

子供が健やかな成長をするためには、健やかな思考が不可欠です。その思考と言うのも健全な食生活や十分な栄養状態がなくては成り立ちません。世の中には添加物や遺伝子組み換え作物たっぷりの加工食品やF1種の野菜など世の中に不自然なものを挙げていくときりがないほど溢れています。しかし、知識がなければ企業の思惑通りにこういった商品を無意識のうちに買わされ続けるのです。

しかし、80年以上前にすでにこの問題に警鐘を鳴らしていた人たちがいたのです。それは、口腔敗血症と虫歯予防の重要性について訴えていたハーバード大学のE.A.フートン博士が、著書である「猿から人間へ、そして愚か者へ」において、歯科医学の戦略的な位置について論じる際に、次のように述べています。

人間の進化が食事によって影響を受けるものである限り、歯科医療に携わる人々は、自ら、人間の進化を知的にコントロールする仕事に従事する者でなければならない。無知な先住民のところへ赴き、彼らの食事のしかたをとくと考え、賢明な心を持とうではないか。歯ブラシや歯磨き粉のほうが、靴ブラシや靴墨以上に、ずっと重要なものだといったまやかしはもうやめよう。処置された歯や義歯は商業商品によってもたらされたものである。(引用終わり)

80年前といえば現在のような加工食品もほとんど無く、遺伝子組み換え作物などももちろん無いのですが、ヒトが食事によって退化していることをすでに訴えているのです。つまり、健康になるヒントは先住民、つまり何10万年も続いてきた自然と共存する人々から学ぶべきであると述べています。その後、この研究を成し遂げたのがW.A.プライス博士です。プライス博士は世界14カ国の先住民族を実際に調査し、近代化された食事(精製された小麦、砂糖、缶詰など)をしている人々と、伝統的な食事をしている人々を比較しました。伝統的な食事をしている集団には虫歯はほとんど無く、歯列不正もありませんでした。一方、近代的な食事をしている集団は劇的に虫歯が増加し、その子どもたちには歯列不正が激増したのです。それどころか、免疫も低下して結核の発生率が上がり、骨格は細長くなり、筋力も低下しました。

何が病気を作るのか、口に入れるものは何が良いのか、何を避けないといけないのか、皆さんもご自身でよ〜く考えてみてください。

以下にある食品の為害性を示します。

・ガンのリスク要因・肥満の原因・高血圧の原因・高脂血症の原因

・糖尿病の原因・痴呆の原因・精神異常の原因・知的障害のリスク要因

・発達障害のリスク要因・細胞を酸化し老化を促進させる

・心筋梗塞、脳梗塞のリスク要因・タバコやアルコール以上の依存性

・虫歯や歯周病の原因

その食品とは、

そう、砂糖ですね。砂糖は体内で分解される際にビタミンやミネラルも消費します。ですので、砂糖の過剰摂取により身体に本当に必要な栄養素が足りなくなり、組織や精神を障害してしまうのです。

まず、健康であるためには砂糖中毒ではお話になりません。間違いなく親が好きなら子供も大好きです。あくまで砂糖はタバコやアルコール同様に嗜好品と考えるべきでしょう。ですので子供の予防歯科にに重要なもの1つめは、親が自身と子供の砂糖の摂取量を管理することから始まります。一般的な予防歯科では30g/1日と言われますが、僕は0gでもいいと考えています。

難しい?何やらそんな声が聞こえてきそうですね。

しかし安心してください。やめても死にませんから♪

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子供の予防歯科

皆さんは歯科医院にどのようなタイミングで行くでしょうか?虫歯ができたから?痛いから?詰め物がとれたから?メインテナンスのはがきが届いたから?もし症状が出たから行くというのであれば、それは大きな間違いです。

『虫歯になったら削って詰める』はもう過去のもの。

歯は一度削ってしまうと後戻りができません。そして削った歯は弱くなり、再びトラブルの原因になります。

そのための予防歯科であり、虫歯ができない環境を整えてあげることが重要なんです。

ちなみに当院ではフッ素を一切使用しません。その理由は以前の記事を参照して頂くこととして…

子供に虫歯ができるのは子供のせいではありません。生活習慣や家庭環境によって引き起こされているからです。つまり親(おじいちゃん、おばあちゃんも)をはじめとする周囲環境の責任なのです。

子供に虫歯を作って連れてくる親の中には、殆ど罪の意識が感じられない人がいます。なぜなら、虫歯が自然に出来たと考えているからです。そして、本気で予防しようと試みたわけでもありません。そういう親に限って「歯磨きを嫌がって…」とか「お菓子が好きで…」とか言い訳をしたがります。最たるものは、子ども自身のせいにする親もいます。

火のないところから煙は上がりません。

虫歯をはじめ、様々な慢性疾患には必ず原因があります。その原因を可能な限り排除することが最も効果の大きい予防策です。しかし知識がないと、気づかぬうちに原因を生じさせて病気を作り、子供の将来に影を落とす事になります。CMを鵜呑みにして、メディアに洗脳されて、流行りに飛びつき、勧められるがままに商品を購入する。みなさんの中にも、アイドルやタレントがCMをやっているのを見てその商品をなんとなく購入した経験がありませんか?その手にとった商品は本当に安全なのか?有害物質は入っていないか?食品添加物は?遺伝子組み換え作物が原料になっていないか?そしてどんなものを食べれば健康になれるのか?本当に家族や子どもや自分の健康を考えて行動できている人はごくわずかだと思います。知らないからやれないのではなく、本当の健康に対して興味すら持っていないのが現実です。

話がそれましたが、日本人は戦後から西洋の食事を積極的に取り入れるようになりました。それにともなって虫歯や不正咬合が増え続け、今や95%の人が口の中に問題を持っていると言われています。何が原因かはなんとなくわかりますよね?

僕は虫歯をつくらないということが、当たり前の世の中になるといいなと常々考えています。

そのためには、みなさん一人一人がしっかりと物事の原因を把握し、正しい知識を持つことが必要です。

しかし、あまりに意識しすぎてノイローゼになってしまってもしょうがありませんし、生活習慣はそう簡単に変えられるものでもありません。夫婦間の認識の違いも障害となるでしょう。ただ、時間と子供の成長は待ってはくれません。改善するならなるべく早い方が良いのです。ですから親たちには子供を守るための知識を得る努力をしてもらいたいのです。可能であれば妊娠する前から未来の子供の成長発育のことを考えたケアをしてあげられると理想的です。これについてもまた説明しますね。

さて、話を虫歯予防にもどします。

虫歯をつくる原因を挙げてみると以下の3つに分類できます。

・砂糖の摂取

・栄養不足による発育不全と免疫の低下

・口腔周囲の筋力の低下

です。全く関係ないようなものも含まれていますが、非常に重要な原因なんです。

プラークコントロールも大事ですが、細菌の状態は個人差が大きく、常在菌として口の中に居続けるものなので今回は原因には含めていません。もちろん細菌的な要因もリスクを評価して個人個人で対応していく必要があります。

次回からこれら3つについて説明していきますね〜。

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玄米って。

最近、患者さんとよく玄米の話題になるのでかいつまんで述べていきます。

まず、お米の歴史ですが、日本では弥生時代に大陸から稲作が伝えられ、玄米を土器で煮たり、焼いたりして食べていました。平安時代に精米技術が開発され、白米を食べるようになりました。しかし白米はまだ貴族の一部でしか食べられない貴重なものでした。そして、庶民は玄米や雑穀が中心でした。江戸時代初期まで、武士でも玄米の麦飯が主食であり、庶民は雑穀が中心でした。江戸時代中期以降、武士は白米、農民・庶民も玄米や白米を徐々に食べるようになっていきました。ですので、白米が一般的になったのはごく最近といえます。

ですが、昭和初期にビタミンB欠乏による脚気が大流行し、日露戦争では約21万1600人が脚気になりました。後に、その原因が白米中心の食事であることが判明しました。そして、主食のあり方や栄養について徐々に見直されるようになりました。

現在でも、健康志向の人にとって玄米とはヘルシーでローカロリーな理想的な主食としている方も多いでしょう。玄米菜食やマクロビオテックをやっている人はもちろん、白米に混ぜたり、と様々な使い方があるようです。

玄米菜食やマクロビをやっている人の中には皮膚が黒ずみ、元気の無い方を時折見かけます。また、マクロビをやって老けたという声も耳にします。そして、ガンの予防のために玄米を主食としたけど、ガンになってしまったという例もあります。様々な原因が考えられますが、頑なな玄米食自体が一つの原因ではないかと考えています。

玄米は非常に注意しなければならない食品です。

植物のタネには『発芽抑制因子(アブシジン酸)』という植物ホルモンが含まれています。アブシジン酸はタネが乾燥状態にある時に合成され、水をあげると不活化します。つまりタネに水をやるとアブシジン酸が働かなくなり発芽するということですね。

玄米はコメのタネですから、手元に届く時にはたっぷりとアブシジン酸を含んでいます。このアブシジン酸は成長を抑制するホルモンですから、逆に言えば老化を促進するホルモンであることが近年分かってきました。ですが、発芽させることによりこのホルモンを無毒化することができるのです。

ですから、正しい処理をせず玄米を食べると大量にアブシジン酸を摂取することになりますね。玄米菜食やマクロビで疲れる方はこの影響が大きいと考えられます。

一方、未精製の穀物や豆類にはフィチン酸という、腸内で鉄や亜鉛などとくっつき吸収を阻害する物質も含まれています。フィチン酸はミネラルさえしっかり摂っていれば、腸内の酸化を軽減し大腸がんの予防に役立つと研究されました。今では尿路結石や腎結石の予防、歯垢形成の抑制、乳がん、肺がん、皮膚がんの予防に役立つ可能性があり、抗がん作用や抗腫瘍作用、抗酸化作用による治療への応用が期待されて研究が進められています。また、がん細胞のエネルギーを奪うRBA(Rice Bran A)やがん細胞の増殖を防ぐRBF(Rice Bran F)という成分も含んでいるため玄米は良い一面も持っているのです。

僕は栄養のない白米を食べるくらいなら、玄米を食べるほうが栄養学的にマシだと考えています。しかし糖質であることには変わりがないので、過剰な摂取は避け、時々食べるくらいで丁度いいのだと思います。それ以前に玄米であろうが白米であろうが、感謝しながら頂く気持ちを持てなければ、お話になりませんね♪

※重要なコメ選び

市販されている玄米には発芽しないものもあります。水につけてみないと生きた玄米なのか死んだ玄米なのかは分かりません。もし発芽しなければフライパンで深煎りしてアブシジン酸を不活化する必要があります。深煎りした玄米は炊飯するとパサパサでとても美味しくないですが安全性を考えるのであればやむを得ないといえます。

また、発芽玄米というものも市販されていますが、一度発芽させて再び乾燥させたものなので、発芽前よりもアブシジン酸が大量に含まれています。ですので、もし購入するなら発芽前のなるべく新鮮?な生きた玄米を選択されることをお勧めします。

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唾液と重曹

今回はとっておきの予防法を教えちゃいます!

美味しいものを想像したり、かわいい女の子を見たりするとたくさん出てくるものがあります。そう、唾液ですね。唾液はプラークを洗い流したり、ミュータンス菌が産生する酸を中和させることで歯を虫歯から守っています。いわゆる唾液の緩衝能です。もちろん唾液の作用はそれだけではなく、歯の再石灰化を促したり、食べ物の消化を助けたり、粘膜を感染から保護したりしますが、虫歯予防に重要なのはこの緩衝作用と再石灰化です。

唾液の中で酸を中和するのは、重炭酸イオン(HCO3-)です。酸を中和して水と二酸化炭素に変化します。

化学式では

H+(酸) + HCO3-(重炭酸イオン) →  H2O(水) + CO2(二酸化炭素)

となります。

重炭酸イオンは耳下腺唾液に含まれています。そのためよく噛めば噛むほど唾液がよく出て重炭酸イオンが増え、虫歯の抑制効果が高くなるのです。これは、食後にガムを噛むことによって唾液をたくさん出し、口腔内のpHの緩衝作用を促すことにも応用されています。しかし、唾液だけで虫歯を予防できるわけではありません。

もちろん最も予防効果が高いのは糖類を摂取しないことなのですが…

口の中をアルカリ性の環境に保つことはとても重要です。これは身体にとっても同じことです。身体が劣化する原因は酸化するからです。

重曹はNaHCO3ですので、水に溶かすと

NaHCO3(重曹) → Na+(ナトリウムイオン) + HCO3-(重炭酸イオン)

となります。

つまり、重曹水でうがいをすることで、唾液の緩衝作用を簡単に行うことができるというわけです。しかもより確実にアルカリ性にもっていくことができます。

ということは細菌が産生する酸を簡単に中和することができ、虫歯の進行を止めることができるのです。そして、酸で脱灰する時間がなくなれば唾液中のカルシウムによる歯の再石灰化を促すことができます。今までフッ素やキシリトールなどで再石灰化を促すという宣伝が謳われて来ましたが、再石灰化を行うのは唾液であり、当然唾液の分泌量が少なければ虫歯ができやすくなるのです。ヒトの身体ってとてもうまく出来ていますね。

従って当院では象牙質に広がるような大きな虫歯は削って治療しますが、エナメル質に留まる小さな虫歯はほとんど歯を削りません。

ほとんどの場合重曹によるうがいを指導するだけで、あとはプラークコントロールと糖類のコントロールを指示して定期的なチェックを行います。

では重曹うがいのやり方をお教えします。コップ1杯(100ml)なら小さじ1/4くらい、500mlなら小さじ1杯くらいの重曹をよくかき混ぜて水に溶かします。それでブラッシング後にクチュクチュうがいするだけ!簡単!!

一応、論文も見つけたので良かったらどうぞ。どうやらアルギニン(アミノ酸の一種)と混ぜたもの方がプラークの中までpHを下げるとのことですが、ブラッシング後である程度プラークを除去するため、重曹のみでいいと考えています。

Dental plaque pH recovery effect of arginine bicarbonate rinse in vivo.

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23509832

 

いろんな方に試していただいたところ、知覚過敏にも絶大な効果を発揮しているようです。なぜかはよくわからないのであくまで自己責任でお願いします。飲み込んでもナトリウムなので子供でも安心ですね。

ちなみにBAKING SODAつまりベーキングパウダーは澱粉と重曹と酸性剤を混ぜたものでなので純粋なものではありません。あまり差はないと思われますが、一応当院がおすすめしているのは天然の重曹です。クリニックにも置く予定なのでお尋ねください。

歯は削った瞬間から脆くなり、2次的な虫歯のリスクも高めてしまいます。ですから削らないことが一番大事です。当然、きれいな歯並びと、機能的な噛み合わせ、バランスのとれた栄養管理ありきの健康ですが…

これができればみなさんも虫歯になることなく嫌な治療での歯医者通いともオサラバできるのではないでしょうか?(メンテは必要です。)それによって幸せになる人も増えるし、雑な歯科治療も減らせますし、医療費の削減で節税にもなっていいことづくめですよね?歯科医にとっては良くないことなのかもしれませんけど♪

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ヒポクラテス

皆さんはヒポクラテスという人をご存知でしょうか?西洋における医学の原点とも言える医師であり、後世に多大なる影響を与えました。

僕が通っていた大学にも「ヒポクラテスの誓い」なる医の倫理を説いたものが廊下に掛かってましたし、授業でも習った記憶があります。

しかし、ヒポクラテスが何をして、どんなことを考えていた人なのか考えたこともなかったし、知る機会もありませんでした。予防学を深めていくと何故か古代の医学に行き着いて、ヒポクラテスを学ぶ機会を得たので少し紹介したいと思います。

ヒポクラテスは紀元前3~4世紀のギリシャのお医者さんです。

彼の医学は直感的なインド医学や中医学と比べてより実証的、科学的であったため、モノの見方が西洋人とマッチしてヨーロッパに広がりました。

彼の死後、アレキサンドリアの学者たちがまとめたヒポクラテス全集において病気に対する考え方を説いていたので引用します。

「病気は悪魔のしわざでもなく、また気まぐれに起こるものでもない。病気はむしろ自然の法則に従う自然力によって起こるものである。だから治療法も自然の法則に基づいて発達すべきものである。その方法としては摂生、食養生、薬、外科手術などによって自然の法則力に従って病気の原因を正すようにしなければならぬ。人間の健康は、空気、水、住む場所なども含めた環境の影響、摂生などによって保たれる。だから環境が人体にどのような影響をおよぼすかをよく心得ることが医者たるものの最も基本的な条件である。」

彼の医学は健康な状態を、病気にならないように保つこと。「予防」を重視しています。そして、人間が本来備えている治癒力を最大限に引き出すことを教えています。この考えの元となっているのは、もともと原始時代では食べ物によって命を落とす人が多かったことに始まります。何が食べられて、何が食べられるのか、そしてどのような調理法をすれば良いのか。ヒトは長い年月をその思考に費やしてきました。そして、食べ物により詳しい人がギリシャの医師の源泉であったと言われています。

僕が、ヒポクラテス医学の素晴らしいと感じるところは

1.治療医学ではなく予防を重視していること。

2.病気を治すのは医師でなく自然治癒力であるという考え。

3.食事療法を治療の根本としていること。

4.環境と疾病の関係を調べることを重視していること。

5.医師の倫理を説いていること。(学校に貼ってあったやつ)

なのですが、東洋医学の考え方に近いと思います。そして現代の西洋医学とはかなりかけ離れているようです。

「ヒポクラテスの誓い」

  • この医術を教えてくれた師を実の親のように敬い、自らの財産を分け与えて、必要ある時には助ける。
  • 師の子孫を自身の兄弟のように見て、彼らが学ばんとすれば報酬なしにこの術を教える。
  • 著作や講義その他あらゆる方法で、医術の知識を師や自らの息子、また、医の規則に則って誓約で結ばれている弟子達に分かち与え、それ以外の誰にも与えない。
  • 自身の能力と判断に従って、患者に利すると思う治療法を選択し、害と知る治療法を決して選択しない。
  • 依頼されても人を殺す薬を与えない。
  • 同様に婦人を流産させる道具を与えない。
  • 生涯を純粋と神聖を貫き、医術を行う。
  • どんな家を訪れる時もそこの自由人と奴隷の相違を問わず、不正を犯すことなく、医術を行う。
  • 医に関するか否かに関わらず、他人の生活についての秘密を遵守する。

 

金満主義の製薬会社や医師・歯科医師が利益を追い求めるあまり、医学自体の方向性が狂っているのだと思います。このままずっとこの誓いは理想論でしかないのでしょうか?本当に大事なのは、患者を第一に考える姿勢のはずですが…

僕達が学校で習った西洋医学の教科書には「自然治癒力」という言葉は全く出てきませんでしたし。

ちなみに「予防」は保険が効かないってみなさん知ってました?一番大事なことなのに国は認めてないんです。

つくづく日本って変な国ですね。

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太るワケ④

3回にわたり太る理由を述べてきました。糖質と肥満との関係がはっきりしたところで、海外の信じられないようなデブが貧困層に多いワケも理解できますね。今回は太らないようにするためにはどうするかを説明して締めくくりたいと思います。じっさい自分自身もだいぶ意識して実践しています。なぜなら人間らしく生きていたいからです。

アルツハイマーと多くのガンは、メタボリック症候群、肥満、糖尿病と関係しています。サンディエゴのソーク生物学研究所のデイビッド・シューバートとパメラ・メイハーは、『2型糖尿病と血管病には、高血糖、肥満、高血圧、中性脂肪の上昇、インスリン抵抗性を含む一連の危険因子がある。これらすべての因子は、アルツハイマー病の危険性を増す』と述べています。

ガンは相変わらず死因のトップを独走中であり、国内で年間36万人・世界では年間800万人がガンで死亡しています。

2007年には、世界がん研究基金と米国がん研究所が共同で『食物、栄養、身体活動、がん予防』という500ページに及ぶレポートを発表しました。このレポートは食事とガンのエビデンスを考察し、『より多くの体脂肪を経て結腸・直腸ガン、食道ガン(腺ガン)、膵臓ガン、腎臓ガン、乳ガン(閉経後)、胆嚢ガンになる。』ことを発見しました。そして、レポートにはガンの予防法も示されています。

1番目は『可能な限り痩せること、成人期を通して体重と皮下脂肪の増加を避けること。』

2番目は『日常生活において、身体が活発であること。』

3番目は『エネルギー密度の高い食物の摂取を制限し、甘い物を避けること。』

見方を変えるととても単純で、太らせるもの(炭水化物の質と量)が病気を作るということです。糖質過多は代謝を阻害し肥満になるので。

ここまで炭水化物の影響を説明してきましたが、その炭水化物を控えめにするか、完全にやめるかというのは賛否両論だと思います。

糖質の摂取量をゼロにするのは日常の食事において不可能です。野菜や調味料にも含まれているので避けることはできません。しかし、主食である白米や麺類・パンを食べ続ける限り、世の中から肥満は無くなりませんし病気を予防することもできません。そこで少し視点を変えてみましょう。炭水化物を制限するのではなく、タンパク質と脂質を食べたいだけ食べるようにしましょう。これにより、空腹にならず、エネルギーの消費を減らすこともないのです。それどころかもっとエネルギーを消費できるようになります。

残る難題は、長い期間炭水化物を美味しいと感じて食べてきたため、その欲求に対し抵抗することができるかどうかということです。炭水化物に対する欲求は依存症に近いからです。中でも糖類はコカイン、ニコチンなどと同様に脳内で常習性を引き起こします。しかし、十分な忍耐力と身体にとって害であるという正しい知識を持てば克服できるでしょう。炭水化物を避ければインスリン値が下がります。そしてインスリン値が低下すると欲求を減らしたり消したりすることができるのです。かかる時間は個人差があるでしょうが。。

より多くの人にこれらの知識がもっと浸透することで自分の弱さを克服し、肥満や病気のない世界になったら金満主義の病院やクリニックは軒並み潰れていくんでしょうね♪医療費の削減もできてめでたしめでたし。太るワケおしまい

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太るワケ③

太るワケも3回目となり、さらに少しディープな話になります。

体の中で炭水化物と密に関係しているものとしてコレステロールが挙げられます。コレステロールは心臓病の原因と言われており、今までの医療では動脈を詰まらせるため、コレステロール値を極力下げるようにと人々を洗脳してきました。

中でもスタチンのようなコレステロール低下薬は毎年何億ドルも稼ぎ出す大ヒット商品となり製薬会社に莫大な利益をもたらしています。そして、今でも栄養学者や専門家の中には、心臓病を避けるために、低脂肪で炭水化物の多い食事を摂ることを主張する人がいます。これらは大きな間違いです。

確かにLDLコレステロールと総コレステロールが高いと心臓病のリスクも上がるようです。コレステロール低下薬はこれらの数値を下げます。しかし薬物が行うことと、食事が行うことは全くの別物であり、薬物でLDLコレステロール値が下がっても心臓病が予防できるわけではありません。つまり、スタチンなどの薬物が心臓病を防ぐ事実は、LDLを下げるからではないのです。

中性脂肪(トリグリセリド)も心臓病の危険因子の1つです。中性脂肪は血液の中をコレステロールを運ぶのとおなじリポ蛋白によって運ばれます。そして、中性脂肪の数値が高いほど心臓発作を起こす可能性が高くなります。この中性脂肪の数値は脂肪とは関係なく炭水化物の摂取量により影響されます。炭水化物をたくさん食べれば数値も上がります。

心臓病の危険因子で最も重要なのはHDLコレステロール(善玉コレステロール)です。低HDLコレステロール値は、総コレステロールやLDLコレステロール(悪玉)が高い人たちよりも心臓発作を起こす危険性がはるかに高くなります。遺伝子レベルの研究でも、生まれつきHDLコレステロールを高くする遺伝子を持った人に長生きの傾向があることが明らかになっています。現在ではHDLコレステロールの数値を下げる要因は炭水化物の摂取であることが明らかになっています。逆に数値を上げるためには運動、減量、適度の飲酒などが必要であると今まで言われてきました。しかし、炭水化物を脂肪に置き換えるだけでHDLコレステロールの数値を上げることができるのです。つまりHDLコレステロールは食事に含まれる炭水化物のバイオマーカーであり、炭水化物の摂取量を表すものなのです。

つまり心臓病はHDLコレステロールが低いことが原因であり、さらに糖質の摂取が多いことが根本的な問題ということになります。これは極端な糖質摂取の一説に過ぎませんが、炭水化物(糖質)が肥満や心臓病の原因である可能性はもはや否定できないレベルだと思います。糖質を摂り続けることは着実に身体に変化を与えていき、ゆっくりと病気の危険にさらしていくのです。それでも食べたい人は、もはや糖質中毒のジャンキーなのです。健康を害する前に早く気づいてもらいたいものです♪

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太るワケ②

今回は、太るメカニズムを少し掘り下げてみようと思います。

肥満において、インスリンが最も重要なホルモンです。1965年にサロモン・バーソンとロザリン・ヤロウが『インスリンは主要な脂肪代謝の調節器である』ことについて説明しています。インスリンは主に2つの酵素を介してこの仕事を行います。
その一つはLPL(リポ蛋白リパーゼ)です。性ホルモンは脂肪細胞のLPLの働きを抑制しますが、インスリンはLPLを活性化します。インスリンにより活性化された脂肪細胞のLPLは血液から脂肪をたくさん取り込み細胞を太らせます。一方、筋肉にもLPLがあり、インスリンは筋肉のLPL活性を抑制します。つまり筋肉での脂肪酸の使用を減少させ、代謝を上げないようにします。そしてインスリンは血糖のみを燃やし続けるように指示を出すのです。
もう一つの酵素がHSL(ホルモン感受性リパーゼ)です。HSLはLPLとは逆に脂肪細胞から脂肪酸を血液中に放出して、それを血糖の代わりに燃やすため、脂肪量は減少し、痩せるようになります。しかし、インスリンはごくわずかな量でもHSLを抑制するため、インスリン値がわずかでも上昇すると脂肪細胞は脂肪を放出できずに脂肪が蓄積されることになるのです。
そしてインスリンは脂肪細胞にブドウ糖を送り込んで代謝を上げます。ブドウ糖代謝における副産物であるグリセリンは脂肪酸と結合して中性脂肪となりさらに多くの脂肪が貯蔵されるようになります。さらにインスリンは脂肪細胞が満杯にならないよう新しい脂肪細胞を作るように働きかけます。つまり、インスリンが行うことはすべて、溜め込む脂肪を増やし、燃やす脂肪を減らすように作用し、肥満へと導くのです。

では、脂肪を蓄積するか、燃やすかを決めているものはなんなのでしょうか?
1つはインスリンの分泌量です。人により分泌量が違うので多く分泌する人は太りやすいと言えます。過度のインスリンの分泌は脂肪細胞に脂肪を無理にでも押し込んでしまいます。
2つめはインスリン抵抗性です。インスリンを多く分泌すればするほど、細胞と組織はインスリンに対する抵抗性が強くなります。それは同じ量のブドウ糖の負荷であっても、血糖値を保つためにより多くのインスリンが必要になります。中でも筋肉細胞にはブドウ糖が蓄えられており、運動しなければ新たにブドウ糖を取り込む必要もないため簡単に抵抗性を示すようになります。その結果、脂肪細胞が太ることになります。
3つめは脂肪細胞、筋肉細胞、肝細胞がインスリンに対して違う反応を示すことです。ある組織のインスリン感受性が高ければ、その組織はより多くのブドウ糖を取り込みます。それが筋肉の場合、より多くのブドウ糖がグリコーゲンとして貯蔵され、多くが燃料として燃やされます。脂肪組織の場合はより多くの脂肪が貯蔵され、燃料の放出はより少なくなります。

ややこしいので『中年太り』という状態で説明します。まず、加齢により筋肉細胞のインスリン抵抗性が高くなります。すると感受性の高い脂肪細胞に摂取されたエネルギーがより多く分配されます。すると、筋肉や臓器の細胞が燃料として使用するエネルギーが減ります。つまり、代謝が落ちるということなのです。言い換えれば、代謝が落ちるから太るのでなく、体が太りつつあるために代謝が落ちるのです。

太ることについては遺伝的な影響もないわけではありませんが、後天的な肥満のほとんどはインスリンのコントロールができていないことによります。皆さんもお分かりでしょう。代謝を落とす原因は過剰なインスリンの分泌、つまり過剰な炭水化物(糖質)の摂取というわけなのです。
次回は、炭水化物と病気との関わりについてです。

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太るワケ①

太る人はなぜ衝動を抑制できず、過食してしまうのでしょうか?そして運動をしないのでしょうか?それは、意思が弱く努力しようとしない、あるいは単に何をすべきかに気づいていないからです。
アメリカで最も著名な肥満の権威であるミシガン大学のルイス・ニューバーグはこう述べています。『太った人たちは、「わがまま、無知などの、さまざまな人間の弱さ」に苦しんでいる。』
しかし、太っている原因をはっきりと理解し、それを除去しようとする意思があればそんなに難しいことではないと僕は考えています。欧米に行くと信じられないくらいに太った人を見ることが多々ありますが、そういう人は自分の体型をどう思っているのでしょうか?結局のところ、自分をどうしたいかは自分次第ですし、痩せたくなければ痩せなければいいだけのことですから。でも、ほとんどの人はスマートな体型でいたいですし、おしゃれもしたいのではないでしょうか?

興味深い実験があるので紹介しますね。1970年代にマサチューセッツ大学の研究者ジョージ・ウェイドらは、ラットの卵巣を摘出し、その後の体重と行動・性ホルモン・食欲の関係について研究を行いました。卵巣を除去するとエストロゲンも除去された状態になります。まず、体の脂肪細胞が大きくなる(太る)のはリポ蛋白リパーゼ(LPL)という酵素に血中の脂肪がくっついて細胞内に取り込まれることによります。そしてエストロゲンはLPLに作用して血中の脂肪が取り込まれるのを抑制します。つまりエストロゲン(男性ではテストステロン)がないと脂肪細胞はどんどん脂肪を取り込み肥満になるというわけです。これは、卵巣の摘出や閉経後の女性にも結びつけることができます。
ウェイドらは自然に太るように仕込んだこのラットを使って肥満のメカニズムを研究したのです。
第一の実験ではラットに餌を無制限に与えたところ、当然のようにラットは瞬く間に肥満になりました。
第二の実験ではラットに厳格な食事制限を行い、卵巣摘出前と同量のエサのみを与えたところ、ラットは完全に動かなくなり、食べる時だけしか動かないため(運動不足のため)速やかに肥満になりました。これは太るために余計なエネルギーを使わないようにするための行動でした。
これらの実験が示すことは、ラットは過食により太るのではなく、太るために過食をするということでした。つまり、より太ろうとする衝動により過食と怠惰が引き起こされたのです。

実は、肥満とは身体が太る方向に向かっているために生じてしまう現象なのです。では、その太るスイッチを入れるのはいったい何なのでしょうか?その原因を排除できれば、簡単に痩せられるはずです。続きは、長くなりそうなので次回にしますね。

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なぜ銀歯?

食べ物の話ばかりしていますが、今回は久しぶりに歯の話をします。いちおう歯医者なので。
虫歯を見るといつも思うことがあります。

当院では、奥歯の歯の間にある小さな虫歯(C2)を治療する場合、可能であれば、歯を削る量を最小限にできるハイブリッドセラミックを直接接着します。接着だと強度が足りないほどの大きな虫歯の場合は、大きく削り、型をとって銀歯かセラミックで修復します。

銀歯として一般的に保険診療で使用されているのは金銀パラジウム合金(金パラ)です。
保険適応には他に銀合金とニッケルクロム合金があります。これらは粗悪過ぎてお話になりませんが、今だに使用している歯科医院もあるようです。

金パラは金12%、パラジウム20%とJIS規格で定められており、他は銀約50%、銅約15%、その他3%なので実は銀合金です。金パラの機械的性質は優れており金合金に匹敵しますが、歯科用合金は金、白金、パラジウムの貴金属が75%以上含まれていないと化学的に安定せず口の中で溶けだします。生物学的には安全ではありません。

金パラに含まれるパラジウムと銅は金属アレルギーを起こしやすいので、アメリカ、ヨーロッパなどではほとんど使われていません。金パラは金合金の安価な代用品として日本だけで使用される歯科用合金なのです。先進国では、口の中に銀歯が入っていると貧困層とみなされることもあるようです。ですので、不況とはいえ日本人の歯が金パラだらけなのは胸が痛みます。

診療していても『ここがセラミックなら綺麗で長持ちするのに。』と感じることも多々あります。
当院では、金パラ修復とセラミック修復では使う材料から1回あたりの治療時間も全く異なります。それだけ治療の精度に違いがあるということです。

実際、数年ごとに保険で治療し直して、その度に歯を削られている人も多いのではないでしょうか。そして、その行為が徐々に口の中を不健康に陥れているということをどのくらいの人が気づいているでしょうか?

費用が高いからできないとおっしゃる方もたくさんいます。しかし、その虫歯を作ってしまったのはなぜかよく考えてみてください。ですので、今以上に虫歯を増やさないという意思があれば、より正確できちんとした治療を受けられることをオススメします♪

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人工甘味料②

 前回、人工甘味料について説明しましたが、具体的にどう悪影響が出るのか曖昧になってしまいました。人工甘味料には様々な歴史があり、裏には必ずと言っていいほど利権が絡んでいます。長いですが、今回はそのような危険性を種別に説明します。
 
・チクロ
 1937年にアメリカで発見されました。砂糖の30~50倍の甘さ。1969年FDA(米国食品医薬品局)の調査により発がん性、催奇形性が確認され、アメリカ・日本で使用禁止になりました。しかしEU・中国・カナダなど約55カ国で現在も使用されています。

・サッカリン
 1878年にジョンズ・ホプキンス大学で発見されました。砂糖の500倍の甘さを持ちます。一部は否定されていますが、発がん性の報告もあり、日本では使用は制限されています。

・アスパルテーム
 もっともメジャーな人工甘味料で、砂糖の100倍甘く、世界120カ国以上で認可され10000品目以上の食品に含まれています。日本でも600以上の食品に使用されています。アスパルテームは1965年にアメリカの製薬会社GDサール社にて発見されました。組成は、自然の食物の中にも存在するフェニルアラニンとアスパラギン酸が結合したものですが、それぞれのアミノ酸を単体で摂取すると、脳細胞(ニューロン)に対する興奮性毒であることが知られています。アスパルテームは古くからその安全性について議論がされ続けている物質です。そもそもアスパルテームはアメリカ国防省で生物化学兵器物質の候補としてもリストアップされていました。1983年レーガン政権のとき、元国防長官のラムズフェルドがサール社のCEOに就任し、ラムズフェルドの息のかかったアーサー・ヘイズがFDAの長官に就任した途端にアスパルテームが認可されたのです。多くの研究者はアスパルテームの強い毒性について警告を発しています。ホスメック・クリニックの三好基晴医師の報告によると、アスパルテームをつくっている企業から研究費をもらった74論文で「脳腫瘍などの有害性」の指摘はゼロで、すべて「安全である」の結論。企業から研究をもらわない90論文では「脳腫瘍などの有害性を指摘」は83論文。「安全」は7論文。つまり安全論者は利権側の人間か買収された人間なのです。ちなみに現在の製法を開発したのは日本の味の素株式会社であり、世界中で特許をとっているため、アスパルテームを世界中にばらまいているのは日本企業ということになります。

・スクラロース
 1976年にイギリスのテイトアンドライル社が開発しました。砂糖の600倍の甘さがあり、日本では1999年に認可され、世界では80カ国以上で使用されています。スクラロースはダイオキシンやトリハロメタンの親戚のようなものだと言われています。こういった物質はオルガノクロライドと呼ばれます。動物実験により流産の危険性も指摘されています。

・アセスルファムK
1967年ドイツ人科学者により発見されました。砂糖の200倍の甘さを持ち、日本では2000年に食品添加物として認可されています。しかし、構造的には窒素を分子内に含むためアルカロイドにも分類されます。

・エリスリトール
 発行食品に含まれる天然の糖アルコールで、甘さは砂糖の0.6~0.8倍です。口腔内最近の活動を弱め、プラークの形成を抑制する働きがあるため、歯磨き粉に含まれていることもあります。

・キシリトール
 虫歯予防のガムに含まれていることで知られています。キシロースから合成される糖アルコールで旧厚生相では自然に存在するものに分類されていました。虫歯の原因となるミュータンス菌の一部の代謝を阻害することで、虫歯の予防効果を示しますが、虫歯を治すものではなく、歯を強くする効果も報告されていません。市販のキシリトール入りガムの含有率は30~70%ですが、90%以上キシリトールが含まれていないと虫歯の予防効果はないとされています。そのようなガムは歯科医院でしか販売されていません。市販のガムでは予防はできないということなのです。ちなみに、2013年の日本アレルギー学会でキシリトールで初となるアレルギーの発症例が報告され、話題となりました。
 
・ステビア
 パラグアイなどが原産のキク科の植物から採れる天然の甘味料です。アメリカやEUでは既存の甘味料業界のロビー活動により認可されていませんでした。しかし、千葉大学の研究によると天然のステビアには糖尿病の原因となるインシュリン抵抗性を細胞レベルで改善できるとの報告があります。また、東京大学はがんの抑制効果があると発表しています。さらには、C型肝炎ウィルスの抑制効果があるなど良いことばかりが聞こえてきます。しかし、食品に添加されているステビアはあくまで加工された合成添加物であるため天然のものとはかけ離れています。

 以上が代表的な人工甘味料です。なかなか曲者ぞろいですが、ほとんどが血糖値は上げない代わりにインシュリンの分泌を促して、糖分への依存症を引き起こしてしまう物質です。皆さんも、身近な食品にどんな人工甘味料が使用されているのか調べてみてください。ちなみによく目にするパルスイートはアスパルテームです。
 健康のためにダイエットコーラやカロリーゼロ食品を日常的に摂取するのはやめましょう。

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人工甘味料①

 皆さんは人工甘味料と聞いて何を想像するでしょうか?カロリーが低くて太りにくい?砂糖よりも体にいい?もし、僕が砂糖か人工甘味料のどちらかを食べなければいけないのであれば、砂糖を食べるでしょう。それほど、人工甘味料は危険な添加物なのです。今回は、この人工甘味料についてお伝えします。
 近年の健康ブームに乗って、ゼロカロリーやノンシュガー、カロリーオフと書かれた食品はもはや、当たり前の存在になっています。それらの食品には、砂糖の代わりに人工甘味料が使用されています。つまり、健康志向の強い人や、ダイエットをしている人は知らないうちに人工甘味料を多く摂取していることとなります。
 脳は、人工甘味料を摂取すると糖分を摂取したと錯覚を起こします。そして血糖値が上がっていないにも関わらず、膵臓に信号を出してインシュリンの分泌を促します。身体はインシュリンの作用により低血糖状態となります。そして糖をより吸収しやすい状態になるのです。つまり、人工甘味料を摂取し続けると太りやすくなるのです。ゼロカロリーのコーラなどをよく飲む人で太った人が多いのはこのような原理が関係しています。僕自身がそうだったので、身にしみて感じています。
 人工甘味料の危険性は、その甘さにあります。以下にショ糖を1.0とした時の人工甘味料の甘味度を示します。

種 類      品 名       甘味度
糖 類
         ショ糖       1.00
         ブドウ糖      0.60~0.70
         果 糖       1.20~1.50
       異性化糖 (果糖55%)  1.00
         水あめ       0.35~0.40
         乳 糖       0.15~0.40
糖アルコール
ソルビトール 0.60~0.70
マンニトール 0.60
マルチトール 0.80~0.90
キシリトール 0.60
還元パラチノース 0.45
非糖質系天然甘味料
ステビア 100~150
グリチルリチン 50~100
ソーマチン 2,000~3,000
非糖質系合成甘味料
サッカリン 200~700
アスパルテーム 100~200
アセスルファムK 200
      (出典:精糖工業会「甘味料の総覧」)

 食品に多く含まれるのは非糖質系のもので、その甘さはショ糖の100倍以上になります。強すぎる甘味は砂糖よりも依存性を強めます。ダイエット中にヨーグルトやスムージーにゼロカロリーの人工甘味料を入れて摂取し続けると、だんだんその甘さに慣れてきます。そして次第に量が増えていくことになります。気がつけば体重が減らないばかりか、甘いものが欲しくてたまらないジャンキーの出来上がりです。ゼロカロリーやカロリーオフは痩せるためにはいっさい役に立ちません。それどころか痩せにくく、糖質を過剰摂取しやすい身体を作る原因になるのです。
 昔から、砂糖の害は多くの学者が述べています。日本では19世紀に中井履軒が砂糖亡国論を唱えています。しかし、企業が利益を追い求めることによりそういった考えは闇に葬り去られ、結果として砂糖が蔓延する世界となってしまいました。最近は、天然甘味料のステビアを使ったコーラが発売されていますが、合成であろうと天然であろうと砂糖であろうと同じ穴のムジナなのです。ビジネス優先の企業が示す安全性は、多くのデータから覆すことができます。海外では、コーラの方がミネラルウォーターよりも安い所もあります。そのため、貧困層はコーラを常飲します。結果、虫歯だらけで、暴行も増え、犯罪も多発し、病気も増えるため、平均寿命は劇的に短くなっています。身体も脳も破壊され、気づかないうちに企業の奴隷になり、搾取され続けるハメになるのです。
 一人一人がもっと真実を考えて真剣に行動すれば、奴隷にならずに済みますし、子供達にもこのような甘味料を与えなくても済むのです。甘味料が麻薬であることを一人でも多くの人に気づいてもらいたいと思います。

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牛乳④

 青い空、綺麗な水と澄んだ空気、青々とした草の生い茂る広々とした牧場、清潔で手入れの行き届いた牛舎。。。そんな環境で育った牛の牛乳や肉を僕たちは口にすることがあるのでしょうか?はっきり言って、一般的な食卓にはまず上がってこないでしょう。大量生産されている牛乳のウラにはもっと過酷な現実が存在しています。研究者の中には地球上で最も過酷な労働を強いられている動物が乳牛だという人もいるくらいです。
 まず、一般的な乳牛の一生を追ってみましょう。乳牛は誕生してから1年2〜4ヶ月まで体を大きくするために育てられます。そして人工授精で妊娠させられます。そして約280日間の妊娠期間の末、出産します。そうするとミルクが出るようになるのですが、産後5日目までの『初乳』は子牛に飲ませます。人間のための搾乳は出産後6日目から開始されます。搾乳期間は300日間とされています。母牛は産後2〜3ヶ月後には再び人工授精により妊娠させられます。搾乳が300日を経過した牛は、出産を控えているため乳を絞らず体を休めさせます(乾乳)。乾乳の期間は約2ヶ月なので、(産後6日)+(搾乳300日)+(乾乳60日)が乳牛の365日となる計算です。そのサイクルは4〜6回繰り返され、搾乳量の低下した牛は廃牛(食用)となるのです。一般的な乳牛は年間8000〜10000リットルを搾乳されます。そして、平均的な母牛の寿命は約5年です。体を酷使する乳牛は感染症への耐性も低くなるため、エサには抗生物質を含ませることもあるようです。牛の『白い血液』である牛乳には当然、抗生物質が残留することもあります。そして、生産者はエサ代をなるべく抑えたいため、トウモロコシなどの遺伝子組み換え作物(GMO)を牛に食べさせます。このような仕組みになっている理由は、『大量に安く供給するため』であり、ゆったりとした自然のスピードとはかけ離れたものになっています。
 そして注目すべきは、搾乳されている牛の大半が妊娠しているということでしょう。妊娠中の牛乳の中には多くのエストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンが含まれています。これらのホルモンは牛も人間も同じ構造になっています。性ホルモンのようなステロイドホルモンは、130度の高熱滅菌でも壊れないことが明らかになっています。どんなに加工しようとも、ほとんどの牛乳は性ホルモンがしっかりと含まれています。山梨医科大学名誉教授である佐藤章夫先生はこうおっしゃっています。
『前思春期の子どもに毎日、女性ホルモン入り牛乳を大量に飲ませるということは、極言すれば、前思春期の子どもに低用量避妊ピルを毎日飲ませているようなものである。年端もいかぬ子どもに避妊ピルを飲ませる母親が果たしてこの世にいるだろうか。』
 前思春期とは4歳ごろから10歳、11歳くらいまでの自立の第一歩を踏み出そうとしている段階の子供のことですが、この時期が最も性ホルモンの影響を受けやすいとされています。吉祥寺で何十年も『薬を出さない小児科医』をされている真弓定夫先生も、学校給食に出てくる牛乳を子供に飲ませないように指導し続けています。そして、真弓先生の治療法はしっかりと結果が出ています。
 前にも書きましたが、僕は牛乳を30年以上飲み続けてきました。むしろ牛乳が好きで飲んでいました。今は健康上全く問題ないのですが、もし牛乳を飲んでこなかったらまた違う人生になっていたかもしれませんね。これからも病気の予防と、子供の健やかな成長のために、エビデンスのある正しい情報をお伝えしていきたいと思います。
 

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悪い砂糖

 この世で最も人間を殺している動物を皆さんご存知でしょうか?ダントツで蚊だと言われています。それでは、最も人間に病気を発生させている食品は何でしょうか?それは糖質です。口腔内も身体の一部なので、糖質を過剰に摂取すれば免疫が低下して様々な病気になります。砂糖は虫歯の直接の原因にもなります。
 オーラルクリニック宮崎台ではカリオロジー(う蝕学)に力を入れています。その根本となるのがプラークを増やし酸を産生させる原因である砂糖を止めること、『断糖』です。様々な書籍やインターネットの情報で、断糖は身体にとってメリットも多いと紹介されています。世間では低炭水化物ダイエットや糖質制限が流行し、ライザップも驚くべき収益を上げていますが、僕は、それでも糖分をやめられない人たちに理解を求め続けています。しかし、やめる気のない人にいくら説明したところで心には届きません。虚しさに押し潰されそうになることもしばしばあります。それでも言い続けることで、少しでも共感していただける、真の健康を求める人たちの力になりたいと考えています。
 砂糖が身体に与える害には個人差があります。実際どのくらいまでならOKとか、何回までならOKなんていう基準は世界中のどこにもありません。つまりダメなものはダメ。しかし、僕は友人との付き合いや頂き物などで食べなければならない場合は、少量を全力で味わい、少しの罪悪感を持つようにしています。自分でやるのは簡単ですが患者さんの心を動かすとなると困難を伴います。そして、いろいろ試行錯誤した結果、断糖するためには、砂糖を嫌いになるのが一番。ですので、一人でも多くの人に砂糖嫌いになって頂きたいと切に願っています。
 『予防』の本当の意味をよく考えてみてください。『悪い状態に陥る前に防ぐこと』という意味ですが本気で望む人はどのくらいいるのでしょうか?ほとんどいません。ほとんどの患者様は、昔の治療のやり直しであったり、今ある症状の緩和を求めてやってきます。救急的な対応や対症療法は西洋医学の十八番なので症状を和らげて生活の質を向上させることはできますが、対症療法を一生繰り返していきたい人ばかりではないはずです。もしも一時的な治療だけを希望されるのであれば、世の中にコンビニよりも溢れかえっている一般的な歯科医院に行くべきです。予防を本気で考えるのならば、悪化させる原因を徹底的に除去することが最も大切です。砂糖とうまく付き合おうなどと考える必要はないのです。
 『何年間もそういう生活を送っているけど何も問題ないから』とか、『甘いものだけはどうしてもやめられないから』などと、全く聞く耳すら持たない方も多くいらっしゃいます。では、その人たちの口の中はどうなっているでしょうか?歯を失っていたり、被せ物だらけではないでしょうか?身体の状態はどうでしょうか?血糖値は?そして何年かするとやり直しや再治療のために通院を始めることでしょう。それが歯科の現状なのです。どんなにブラッシングを徹底しても100%磨ききることはできません。どんなにうがいしても口腔内から常在菌がいなくなることはありません。適合の悪い被せ物などもってのほかですし、歯並びの不正もプラークが溜まる原因です。
 当院では、予防歯科をベースに総合的な治療計画を提案しています。今までになかったような歯科医院を作りたいと考えています。カリエスリスクテストや血液検査も行っていますので、より健康になることに興味のある方はぜひ足を運んでみてください!

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牛乳③

今回は、世界の育児に大きな影響を与えた『スポック博士の育児書』の内容を紹介します。その中に興味深い内容があり、また歴史の変遷も垣間見ることができます。アメリカの小児科医ベンジャミン・スポック(1903~1998)が著したこの本は、初版は1946年で42カ国語に翻訳され世界中で5000万冊も販売された育児書です。
実は日本の母子健康手帳および副読本は、日本の3大乳業によって、この育児書を参考にして作られたそうです。
アメリカでは2004年に第8版が発売されましたが、日本語の翻訳は第6版までしかないようです。そして、日本語版での牛乳に関する文章は初版でも最新版でもほとんど変わっておらず、日本語の最新版(原著第6版)には次のように書かれています。
『牛乳には、人間の体に要る、ほとんど全部の成分が、含まれています。つまり、蛋白質、脂肪、糖分、ミネラル、それに、たいていのビタミンが入っています。
もっとも、よくバランスのとれた食事をしている子なら、牛乳をのまなくても、他の食べものから、こういった大切な栄養素をとることができますが、カルシウムだけは例外です。 牛乳は、カルシウムをたっぷり含んでいる唯一のたべものなのです。だから、どんな形にせよ、よちよち歩きの子には、一日に450cc~560cc、もっと大きい子には、700cc­~950ccの牛乳を与えなければいけないのです。
といっても、こどもは、日によって、また週によってほんの少ししかのまなかったり、とてもよくのんだり、ムラの多いものだということを忘れてはいけません。いつまでも牛乳をのませようとおもったら、あまりほしがらないときは、しばらく少しにしてやればいいし、まったくのみたがらないときはそっとしておくことです。けっして無理じいをしてはいけません。ただし、二、三週間たっても、まだ700ccにもどらないときは、牛乳を使う料理を考えるなりして、食べさせる工夫をしてください。』

(引用おわり)

このようとても肯定的な内容でした。ところが博士が亡くなった年である1998年の第7版では正反対の内容となりました。スポック博士は、「自然界には、離乳期を過ぎてミルクを飲む動物はいない。人間も同じで、離乳期を過ぎたらミルクを飲まないことが正常である。必要なタンパク質を植物から摂ったほうが、子どものカルシウム・バランスは良くなる」と述べ、1歳未満の子どもは母乳で育てるのが自然で、離乳期を過ぎたら植物性の食品を食べさせましょうと強調するようになったのです。ちなみにこれらの内容はまだ翻訳されていませんが。
『アメリカ人の心臓発作にのリスクは子どものころから始まっており、3歳ですでに、多くの子どもの動脈壁に脂肪が付き始める。12歳の子どもの70%に動脈硬化の初期変化がみられ、21歳になるとほぼ全員に動脈硬化が始まっている。肥満がアメリカ社会全体に蔓延した。アメリカは社会全体で食生活を変えなければならない。元凶の食品は乳・乳製品である。

長い間、医師は子供に大量のカルシウムを摂らないと、大人になってから骨粗鬆症になりやすくなるといい続けてきた。事実、米国科学アカデミーは1~3歳の子どもは一日500mg、4~8歳は800mg、9~18歳は1300mgのカルシウムが必要だと述べている。こんなにたくさんのカルシウムを摂る一番手っ取り早い方法は牛乳をしっかり飲むことである。1998年まで、アメリカは国を挙げて『もっと牛乳を!』という宣伝キャンペーンを繰りひろげてきた。しかし、最近ではカルシウムの必要摂取量を疑問視する専門家が現れるようになりました。骨を丈夫にするのは、カルシウムではなくて運動(身体活動)なのです。よく運動する子供ほど骨が丈夫(骨密度が高い)でした。』

(引用・翻訳おわり)

日本での牛乳産業は7000億円市場であり、その価格も安定しているため巨大な利権を維持したいと考える人たちもいます。牛乳の消費に最も効果が大きいのはやはり学校で生徒に牛乳を飲ませることであり「子どもの健やかな成長のために」というスローガンは受け入れられやすいし、子どもの牛乳飲用習慣(味覚と嗅覚)は大人になっても継続します。そうやって洗脳されている状態では生活から牛乳を排除することは難しいと思うので、あくまでもタバコや酒と同じような嗜好品という認識で口にするのが良いと思います。摂り過ぎれば、なんでも害になるということですね。

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牛乳②

『牛乳といえば?』と聞くとだいたい『カルシウム』という答えが返ってくると思います。
昔からTVのCMでも『牛乳を飲もう!』って言ってましたし、『小さい頃から牛乳をよく飲んでたから背が高くなった』なんてことも聞きます。
カルシウムは骨や歯を強くし、イライラを抑え、骨粗鬆症の予防になると言われています。全部ウソです。

骨粗鬆症の研究で有名なJ.A.Kanis教授はこう述べています。『骨成長が完了すれば、カルシウム摂取量の増加によって骨格が強くなることはないし、骨折を予防することもない』、『更年期後の女性にカルシウム摂取を奨めて骨折を減らそうという政策に意味はない』と。では、一体カルシウムは体の中でどのように使われているのでしょうか?

まず、ヒトの骨は常にリモデリングを行っています。そのため常時、骨からカルシウムが溶け出していて、代わりに新たなカルシウムが血液から吸収されています。つまり新陳代謝ですね。成長期は体を大きくする必要があるため、骨に入る量が出る量より多くなります。成人においては吸収量と出る量はほぼ同じにコントロールされるので骨密度に変化はでにくく、50歳を過ぎたあたりから出て行く量が吸収量を上回って骨が脆くなってきます。

ヒトはホメオスタシス(恒常性)により様々なものを一定に保つようプログラムされています。カルシウムも同じく血液中に8.8~10.4mg/dlとなるよう調節されています。もし過剰なカルシウムが摂取されると、腸からの吸収が抑制され、尿や糞便からの排泄が促進されます。カルシウム過剰摂取で問題なのは、マグネシウムや亜鉛・鉄などのミネラルも一緒に排泄されてしまうことです。結果、ミネラルの欠乏を招く恐れがあるのです。またビタミンD3もカルシウムの吸収に大きく関与します。もしカルシウムの摂取量が少なくてもビタミンD3の生成が増えて、カルシウムの吸収率を上げることにより効率的に利用できるようになります。

カルシウムを多く摂りすぎると起こる問題もあります。中でも有名なのはカルシウムパラドックスでしょう。カルシウムをたくさん摂取している国ほど骨が脆くなっているというものです。以下に示すのはハーバード大学のヘグステッド先生が1986年に出したデータです。乳製品を多く摂取する国ほど大腿骨の骨折を多く認めるとの報告です。
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過剰にカルシウムを摂取すると、急激に上昇した血中カルシウム濃度を下げようと負のフィードバックが働き、今度は下限値を越えてしまいます。するとさらに骨からカルシウムを奪ってしまうのです。カルシウムが不足した状態では、骨から過剰にカルシウムが放出され過ぎてしまい、逆に血中カルシウム濃度が高い状態になるため、骨粗しょう症が起きるだけでなく、体内の他器官にも悪影響を及ぼしてしまいます。代表的なものは、結石(腎臓結石・胆嚢結石・膀胱結石・尿管結石)、動脈硬化、変形性関節症でしょう。

牛乳では骨粗鬆症の改善はできないということになります。最後に、アメリカの医学博士であるFrank A. Oski先生は著書でこう述べています。『戦後、アメリカが牛乳消費拡大のために日本に牛乳と小麦を大量に売り付け、その牛乳を捌くために「体に良い」と広めてきました(略)牛乳を大量に飲むほど体によいとイメージ作りをしてきてますが(略)このように、大量消費と多くの日本人に嗜好を植え付られてるいる事が、危険なのです。牛乳のプラスのイメージを伝える教育・宣伝はなされているが、牛乳のマイナス面も伝える事も大切なのです。』つまり、決して牛乳は完全栄養食品ではないということです。

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牛乳①

現在、専門家の間でも賛否が分かれる食材といえば『牛乳』でしょう。僕は小学生の頃、学校から帰るとおやつに牛乳とせんべいがよく出てきたことを憶えています。母親が牛乳は体にいいからと毎日のように飲まされました。自分でもそう信じていたため何の抵抗もなく飲んでいました。また、学校では給食の時に必ず牛乳が出てきて、友達と笑わせ合いながら一気飲みしていたことも思い出します。牛乳ビンから手を使わずに飲み干すなんてことにも挑戦しました。ミロやミルメークなんかも好きでしたし、ポテトチップスにも牛乳がベストマッチだと長年思い込んでいました。

しかし、今はほとんど飲みません。牛乳を混ぜたジュースやヨーグルトなんかもほぼ口にしません。しかし、完全に摂らないのではなく、チーズだったり、クリームシチューなどは口にすることもありますが、あくまで嗜好品であると考えています。それはなぜか?少し長くなりそうなので、今回は牛乳の歴史について述べておこうと思います。

日本人が牛乳を飲むようになったのは、古くだと奈良時代だと言われていますが、その頃は天皇家の食卓に上がるだけで、庶民が口にすることはありませんでした。そのまま長い月日が流れて明治になって、髪型から服装、食まで、ありとあらゆる文化が西洋近代に席巻され、牛乳も販売されるようになりました。江戸期の旗本や武士たちが、広い屋敷を利用して乳牛を飼い牛乳を販売したのです。脱サラならぬ、脱武士ですね。ところが全く売れず、庶民は端から毛嫌いするように、牛乳を嫌いました。福沢諭吉や天皇も牛乳の啓蒙につとめましたが、それでも庶民にはまったく普及しませんでした。

なぜ庶民に普及しなかったのか?それは益よりも害になることの方が多かったからだとされています。ヒトは生まれた直後は母乳に含まれる乳糖(ラクトース)を分解する必要があるため、『乳糖分解酵素(ラクターゼ)』を持っています。日本人の場合、歳を重ねるにつれラクターゼは減少し、大人になっても残っている人は30%に満たないとされます。牛乳を飲むとお通じがよくなるという人がいますが、便通がよくなったというより、軽度の食中毒をおこしている状態なのです。身体が牛乳を食べものとして認知せず、消化吸収をやめて身体からいち早く排出するために起こる症状なのです。つまり70%の日本人は牛乳を多量に摂取すると下痢や腹痛を起こす乳糖不耐症であり、日本人の食性には適していないということになります。

また、乳児で急速に発達する脳の発育にガラクトースが必要といわれています。 成人ではガラクトースはグルコースから肝臓で生成できるようになり、 摂取する必要はなくなります。 乳児においては乳糖の分解は必須ですが、 成人では必要ない、ということとなり多くのほ乳類は成長とともに ラクターゼ遺伝子のスイッチを切るような仕組みができ、 ラクターゼを作らなくなります。

この乳糖不耐症の出現頻度には人種差があり、日本人を含む東アジアの人種にはとても多いとされています。一方、ヨーロッパ、西アジア、中東、アフリカの一部の古くから遊牧を行っていた民族の末裔には成人になっても大量の生乳を分解できる人たちがいます。それは昔から加工しない生乳を飲む習慣があり、成人になってもラクターゼを分泌する獲得形質が優性遺伝をするようになった集団だからなのです。

一般的に牛乳が庶民の口にされるようになったのは、戦後の食糧難の時からと言われています。子供たちは餓え、栄養失調は社会的な問題でした。そこで当時のフーバー大統領の指示で、ダグラス・マッカーサーやクロフォード・サムスによって学校給食が開始されました。それにより日本人は学校給食をありがたがって受け入れることによりパンや牛乳が浸透することとなったのです。当時アメリカには小麦、大豆、コーンなどの穀類や牛乳、肉などがふんだんにありました。日本人が牛乳、肉、パンなどを常食するようになれば、輸出で莫大な利益を得ることができます。食料は常に需要がありますからね。その後、米軍撤退後、動物性食品がいかに経済的利潤をもたらすかを知った厚生省は日本人の体に合わない食料政策を進めていきました。

ですから日本人と牛乳の関係はとても浅く、食性に合っているとは言い難いものなのです。不自然なものとすら言えます。僕は今まで大量に(1リットルくらい)牛乳を飲んでもお腹をくだしたことはほとんどありません。体に合わないわけではないのですが、今後も飲むつもりはありません。長くなったので、その理由をまた栄養面から明かしていこうと思います。

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対症療法と原因療法

治療には対症療法と原因療法があることをみなさんはご存知でしょうか?

僕は医療とは疾患の原因、本質を診査で得られた情報から診断し、それに対する治療を提案、実施し、再発防止策や健康増進を啓蒙していくものであると考えています。もちろん歯を削ったり、抜いたりなんて行為はしないに越したことはないので、しっかりとした治療を提案したいと思っていますし、皆さんに真の予防を実践していただきたいと考えています。

対症療法というのは、今ある症状に対して治療を行い、症状を緩和する処置のことです。しばしば、とりあえず治療してほしいという人が来院されるのですが、問題になるのはどこまで治療したいのかがとても曖昧なことが多いのです。『今は忙しいけど、歯は大事だからいずれきちんと治療したい。』とか、『他にも虫歯があるけど今は痛くないので、今回はいいです。』とか、みなさんそれぞれ考えがあるようです。もちろん希望があるのは構わないのですが、本当に悪くなった原因を突き止めず、症状だけを取り除くのはその場しのぎでしかないのです。表面的な症状を『噛み合わせが悪いから削って合わせましょう。』とか、『色があってないからセラミックで合わせましょう。』なんていうのも対症療法です。

木を見て森を見ず。

それが対症療法なのです。もちろん急性症状がある場合には対症療法が必要なこともあります。急性の腫脹(はれ)や痛みには抗生剤や鎮痛剤を投与することもありますが、よほどのことがなければ薬を出すこともありません。

一方、原因療法とはその症状が生じた原因を推測し、取り除くことにより健康を維持することです。つまり、歯が痛い→虫歯を放っておいた理由→虫歯ができた理由→歯科管理の状態(食事・砂糖の摂り方)という具合に考察することができます。原因を取り除かないのに再発防止などできないのですが、勘違いされている方がとても多いのであえて伝えたいと思います。結局のところ、砂糖の摂取を継続している以上虫歯はなくならないと考えていますし、予防と言いながらフッ素を使用することも子供の未来に対して影を落としているのです。今一度、本当の予防の意味を考え直してはいかがでしょうか?

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虫歯(う蝕)とミュータンス菌

う蝕の原因菌はStreptococcus mutansやStreptococcus sobrinusというミュータンス菌であり、それらが糖質と反応して乳酸を産生し、エナメル質のハイドロキシアパタイトを脱灰することでう蝕が進行することは広く知られています。その他、Lactobacillus caseiなどの乳酸菌やActunomyces viscosusなどの放線菌もう蝕を引き起こします。

しばしばメディアにも多く取り上げられますが、子供は2歳までに細菌が定着するため、口にキスしちゃダメとか、硬いものを親が噛み砕いて子供にあげないとか、スプーンや箸を変えないといけないとか、熱いものをフーフーして冷ましてあげるのも良くないとか、もはや常識のようになっています。

問題なのは、これらがすべてデタラメなんです。

口腔常在菌の種類(細菌叢)は生涯にわたり変化します。赤ちゃんにもすでに口腔常在菌が存在しています。9割をStreptococcus mitisという細菌で他の細菌の侵入を妨げているのです。このStreptococcus mitisを生涯にわたって残すことがとても重要でミュータンス菌の割合を抑えることができます。ミュータンス菌はバイオフィルムで守られているため抗生剤では死にませんが、mitisは小児期に抗生剤を投与されると簡単に死んでしまいます。そのためミュータンス菌だらけになってしまうわけです。しかし、子供が風邪をひいて病院へ行くと、すぐに抗生剤が出てきますね?重症化するのも嫌だししょうがないかな…というところでしょうか?子供にもしっかりと免疫があるのでよほどの急性症状でない限り抗生剤は必要ありません!!子供は感受性が高く、体に備わっている常在菌のバランスが容易に崩れやすいからです。体を守るはずの細菌も容易に減少させてしまいます。

そしてもう一つの対処法は糖質をセーブすることです。

運悪く口の中がミュータンス菌だらけになってしまった場合、どんなにブラッシングをしてもバイオフィルムの周りのプラークのみが落ち、バイオフィルム自体は落ちないのでミュータンス菌は残存してしまい、う蝕予防の効果はありません。

バイオフィルム

IMG_0108

バイオフィルムを除去するには歯科医院で機械的な清掃を行う他ありません。CMのような薬剤のうがいだけで全部洗い流されるとか、ブラッシングでなんでもかんでも綺麗になるなんてことはありえませんから。

ですので砂糖をやめて、ミュータンス菌を兵糧攻めすることによりう蝕を予防するということが最も確実な方法なのです。

ここに2つのデータがあります。

・子供において唾液中のミュータンス菌量が多いとう蝕になりやすい。

・母親のミュータンス菌量が多いとその子供はう蝕になりやすい。

これらのデータは単に個体を見ただけのものであり、環境は無視されています。つまり、『母親のミュータンス菌が増加するような環境で育てられた子供は虫歯になりやすい』ということなのです。母親が甘いものが大好きなら、どんなに子供のお菓子を制限しようとも、う蝕のリスクは高いままということですね。

結局は子供の虫歯を作るのは親なのです。メディアに洗脳された親の間違った認識を子供に押し付け、良かれと思いながら知らない間に子供の健康を害していることもしばしばあります。これを『毒親』と呼ぶそうです。皆さんも毒親にならないよう、物事を自分で判断する力を磨きましょうね。

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いい油?悪い油?

日本の植物油供給量(2013年) (単位:千トン)

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資料:農林水産省「油糧生産実績調査」、財務省「通関統計」

植物油の人体への影響は話題になることもありますが、なかなかその危険性は理解されていません。ちなみに第1位のキャノーラ(菜種)油はほとんどをカナダから輸入された菜種(遺伝子組み換え?)で賄われています。

植物油に含まれるオメガ6系脂肪酸であるリノール酸は体内でアラキドン酸という物質を合成し、炎症性物質に変化します。アラキドン酸は主に肉、卵、魚、母乳に含まれますがその量はわずかですが、植物油の多量摂取によりアラキドン酸が増え炎症性のホルモンが過剰に作られ、多くの病気を促進します。それらはリノール酸群過剰症といわれます。

リノール酸群過剰症

・ガン

・心臓・脳血管病

・アレルギー・炎症

・アトピー性皮膚炎などその他の炎症性疾患

・脳機能・行動変化

これらのリノール酸の影響を抑えてくれるのがオメガ3系脂肪酸であるα-リノレン酸です。代表的なものでは青魚に多く含まれるDHAやEPAといったものがあります。食用油ではシソ油、エゴマ油、亜麻仁油などにα-リノレン酸は多く含まれています。しかし値段が高い、酸化しやすいため日持ちもせず、加熱調理に向かないといったデメリットがあります。もし使うならドレッシングの材料にするなど、火を使わない料理にたっぷり使うのがおすすめです。加熱調理をするのであれば魚油、バター、ラード(豚脂)などの動物性油の方が酸化しにくく安定していると言えます。昔は中華料理や揚げ物には植物油よりもラードを使用することが多かったようですし、沖縄県が世界最長寿を誇っていた頃もブタの食文化が盛んで脳血管障害も少なかったようです。

油の中で最も注意が必要なのがトランス脂肪酸です。マーガリンがこれに当たりますが、とても有害な脂肪酸です。マーガリンは19世紀中ばの1869年にフランスの化学者イッポリト・メージューリエによって考案されました。ナポレオン三世が戦争や革命をおこなったためにバター不足になり、その解消のために代替え品を募集し、マーガリンが生まれたのです。このマーガリン、現在ある食品のうち最も危険な食品のうちの一つです。デンマーク、オランダでは発売禁止、ドイツではトランス型と呼ばれる脂肪酸を含むマーガリンを製造が禁止されています。その他多くの先進国ではマーガリンは毒物として扱われています。なぜマーガリンがそれほどまでに危険な食品だと言われるのでしょう?

マーガリンの原料のひとつは自然に存在する脂肪酸です。しかしその製造過程で自然に存在する脂肪酸が、自然に存在しないタイプのトランス型脂肪酸に変化します。トランス型脂肪酸を材料に作られた細胞膜は非常にもろく、有害物質を簡単に通します。有害物質が細胞に入ると、心臓病、アレルギー、ガンなどの病気を引き起こしたり、悪化させる可能性を高めたりします。そのうえトランス型脂肪酸は、体外に出る時に大量のビタミン、ミネラルを消耗させる有害物質になります。つまり、マーガリンを食べることはプラスチックを食べるのに等しいと言えます。

1999年より花王から製造・販売されたエコナという植物性油(ココナッツ油)がありました。CMも放映され人気商品となりましたが、食用油で初の特定保健用食品に認められた同製品は、2009年に「発がん可能性成分が他の精製植物油より多く含まれている事態を認識配慮して」生産を中止・自主回収しています。

世の中は企業の利益追求により様々な根拠の無い効能・効果を人々に植え付けています。どれだけ研究者が正しいことを訴えようとも産業界は無視し続け、利益を産み出しているのです。つまり、人々の健康を害しながら儲けている人たちがたくさんいるということになります。重要なのは、一人一人(家庭では食事を作るお母さん)が正しいことをしっかりと理解して自分自身(家族)を守ることだと思います。本当の安全とはメディアや企業の宣伝にとらわれず、自分自身で考えて行動することでしか得られないものであると考えています。

油はもともと高価なものですから、安かろう悪かろうで健康を害するのは愚かなことだと思います。外食する際にはどんな油を使っているかシェフに聞いてみては聞いてみてはいかがでしょうか。そのお店のこだわりが見えるかも知れませんね。

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コレステロールについて

2月16日に次男が誕生しました!!

新生児は天使のようでとても感動しました。2人の子供の親になったことで生きる力がモリモリ湧いてきたのと同時に、何があってもこの子たちを守っていこうと強く決意しつつ、ついニヤけてしまう状態です。気持ちは変われど診療内容はさほど変わりませんが、これからもオーラルクリニック宮崎台をどうぞよろしくお願いします。

 

今回は、健康診断などでよく耳にするコレステロールですが、いったいどんな作用をするのかみなさんご存知でしょうか?僕は勉強するまで全く知りませんでしたし、低ければ低いほど健康だと勘違いしていました。

 

高コレステロールが原因といわれる病気に心筋梗塞と脳梗塞が挙げられます。血液内のコレステロールが血栓を作り、血管が詰まってしまうというのが一般的な見解です。『コレステロール値は低ければ低いほどよい』(日本動脈硬化学会:動脈硬化性疾患予防ガイドライン2012年版)と学会でも昔から変わらない見解を記しています。しかし、実際の所、脳梗塞についてはコレステロール値が高いほど、また飽和脂肪酸とコレステロールの摂取量が多いほど死亡率が低くなることが分かっています。心筋梗塞についてはそれほど明確ではなく、コレステロール値の高い方が心疾患死亡率が低いというデータもあれば、その逆のデータも多いため、未だ解明されてない所も多いのが現状です。名古屋市立大学名誉教授の奥山氏によると、データの誤差を『家族性高コレステロール血症』の割合で生じていることを説明しても、日本動脈硬化学会はこの問題に触れないようにしているとのことです。

 

コレステロールは細胞膜の構造や維持に必要で、胆汁酸の産生も助け、ビタミンA D E Kなど脂溶性ビタミンの代謝にも重要な役割を果たしています。またそれ以外にもステロイドホルモン(副腎皮質ホルモンや性ホルモン)の合成のための主要な前駆体です。コレステロールは脳や神経にも多く含まれ、原形質膜で脂質輸送の役割も果たし、神経信号を伝達するのに非常に重要な物質です。

 

またコレステロールには悪玉(LDL)と善玉(HDL)があります。以前は『コレステロール悪玉仮説』がありました。これは薬を売りたい医薬業界が大宣伝をして多くの医師・保健師・栄養士に浸透していきました。しかし、奥山らによると、その仮説に基づく栄養を長く続けると、むしろ心臓病が増え、ガンが増え不慮死(自殺や事故死)が増え総死亡率が上がると指摘しています。従って、その量よりもバランスが大切なことが明らかになっています。

 

コレステロールが高すぎると癌の発生率が高くなるという報告があります。また高コレステロール血症になると末梢組織のLDLコレステロール受容体機能を阻害し、結果として脂質の代謝異常が生じることもあります。

 

本当にコレステロールが高いことが病気の原因になるのでしょうか?興味深いデータがあります。沖縄が長寿日本一を誇っていたのは、10年前ですが、現在では男性において順位がだいぶ落ちて来ています。以前ではラードを食用油として使用していましたが、現在はどこでも手に入れられるキャノーラ油(菜種油)が一般的です。コレステロールを下げて健康になるための油を使用するようになってから寿命が短縮しているわけです。食生活の全体の変化も考えられますが最も変化したものが食用油であることは明確です。

 

2014年人間ドック学会は、血圧やBMI指数、コレステロールの基準値を大幅に修正しています。コレステロールは、男性254 mg/dlまで、女性は280 mg/dlまでを基準値(正常値)としました。以前はメバロチンというコレステロールを下げる薬が発売されると同時に、基準値が220mg/dlに引き下げられ、半分以上の中高年を異常値とし、薬を飲ませて利益を得ていたようです。しかし基準値が改正されたことにより、製薬会社から研究費という名目でワイロを受け取っている御用学者が、薬を沢山売りたい製薬会社と結託したウソの数々が、少し改善されるようです。

 

近年になっても、肥満予防でコレステロール量をコントロールするよう指導する残念な人たちもたくさんいますが、逆に下げすぎることもうつ病やがん、神経ホルモンの関係する病気への関連も明らかになっています。つまり、コレステロールは身体にとってとても大切な物質なのです。結論としては、コレステロールはさほど気にする必要はないということになります。しかし、栄養は摂り過ぎも不足も疾病を引き起こす原因となりますのでバランスのとれた食事を腹八分で摂取することが一番大切なのです。

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保険診療と自由診療

日本には国民皆保険制度があり、誰でも最低限度の医療は軽い負担で受診することができるようになっています。日本国民は全員が被保険者(市町村国保、国保組合、協会けんぽ、健康保険組合、共済組合など)に加入し、一定の保険料を支払っています。しかし、当然それだけで医療費が賄われるはずがなく、地方税や国庫が財源となっています。つまり多額の税金が使われています。ということは、医師や歯科医師にとってお金をやり取りする相手は患者よりも、7割以上は国とやり取りしていることになります。つまり、医師や歯科医師の多くは国の制度に乗っかって生活していることになります。

あくまで個人的な見解なのですが、医療にはレベルが存在します。ただ消毒したり、薬を出したりするだけであれば治療はどこでも同じレベルといえるでしょう(それを治療と呼べるかどうかわかりませんが…)。しかし、10年間歯科診療に携わって感じることは、『保険診療は予後に大きなばらつきがある』ということです。歯科大学を卒業したばかりの研修医が治療しても、ものすごく腕の立つベテランのドクターが治療しても同じ料金です。つまり、保険診療自体の内容には差がないにもかかわらず、何事もなく何年も経過する人もいれば、詰め物がすぐに取れたり痛んだりすることもあるわけです。もちろん保険が悪いとかそういうことではなく、生活習慣であったり、個人のリスクファクターによるものであり、基本的にはどこでやっても同じものであって保険診療にクオリティを求めるのはナンセンスであると考えています。

『保険だから、ある程度時間がたったらやり直す』とか、『保険だからしょうがない』とか、一種の逃げ道のような感じになっているのも事実だと思います。もちろん保険であっても20年や30年もつ治療ができれば問題ないですが、口腔内は経年的に変化しますし、使用できる材質も限られているのでそのようなケースは稀であると言い切れます。ですから、保険で治療した歯が数年後に再治療を必要とすることによって、コンビニよりも増えてしまった歯科医院を経済的に支えているのです。果たしてそれが本当に健康のことを考えているといえるのでしょうか?

一方、自由診療はセラミック修復やインプラント、根の治療まで幅広く行われています。しかし単に金属が嫌だからとか、入れ歯が嫌という理由で白いものを入れるという概念はとても危険です。それは、口腔内は常に一単位で考えることがとても重要で、『詰め物がとれたから詰め直したい』と思ってもそれがなぜとれたのか、何が影響しているのかといった原因をしっかりと考察しなければならないと考えているからです。なぜその歯に力がかかりすぎているか、なぜそこが虫歯になるのか、なぜ歯石がつきやすいのか、歯並びがどのような影響を与えているか、その根本的な原因を明らかにして取り去らない限り、保険診療でも自由診療でも大差はありません。

理想的な自由診療とは、真の予知性を高める為に口腔内全体を精密な検査で把握した上で、生活習慣や習癖、食生活、健康状態までを加味してメインテナンスプログラムや栄養指導が行われる必要があると考えています。もちろん自由診療だからといって『一生もちますよ』なんて野暮なことは言いません。しかし、最低でも10年間の責任はもたなければ自由診療など意味がないと思っています。当院では、保険診療と同じように治療して材質の違いだけで高額な請求をすることはありません。良い材質であるからこそのメリットを最大限に生かし、長くよく噛める状態を維持することを、これからも追求し続けていきたいと思います。健康は望めば望むほど治療のハードルは上がりますが、しっかりとお応えすることが使命だと考えています。

当院は保険診療も自由診療も行っております。治療で悩んでいる方はぜひご相談くださいね!!

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糖質について。

プラークを増やすのは糖質が原因です。砂糖のみならずご飯や麺類も分解されれば糖質です。加工食品や調味料にもたくさん糖質が入っています。糖質を摂取し過ぎれば、肥満や糖尿病、心筋梗塞や脳梗塞などの病気になりやすくなります。そして、糖質は大量の活性酸素を発生させ老化の原因も作り出すのです。

なぜ、みんな糖質の摂取をやめないのでしょう?もちろん完全にやめることは難しいと思いますが、このくらいまではOKといったラインを決めてしまえば誰でも簡単にできると思います。いざ糖質を食べなくなると、体は欲さなくなります。ヒトが生きるのに必要な必須栄養素はアミノ酸(タンパク質)と脂肪酸であり、炭水化物ではありません。しかし、制限するにあたって我慢の意識が強いと、ストレスがたまって反動も強くなりがちです。それは、アルコールや麻薬の中毒の人に似ています。つまり、糖質自体が強い依存性のある嗜好品であることを理解しなければやめる事などできません。

とても有名ですがSugarStacks.comというサイトより面白い画像を転載したいと思います。角砂糖1個が3.5〜4gで計算しているそうです。早くジャンキーから抜け出しましましょう!!

 

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うがいで予防?

私たちは小さい頃から風邪を予防するためにうがい、手洗いをしっかりするようにと教え込まれています。うがいによって喉に付着した細菌やウイルスを洗い流すため、製薬会社から様々なうがい薬も発売されています。しかし、うがいの文化は日本だけのものと言われています。はたして今までおこなってきたうがいは正しかったのでしょうか?

うがいの効果は2005年に京都大学の川村孝教授によって明らかにされています。その論文は米国予防医学会機関誌(American Journal of Preventive Medicine)に発表されました。この中で、水によるうがいは風邪の発症を40%も抑えることができるが、ヨード(イソジン)によるうがいはわずか12%の抑制にとどまることが記されています。

市販されているヨードうがい薬には1ml中に7%の有効成分であるポピドンヨードが含まれており、ウイルス、細菌、カビに対し殺菌作用を示します。そのことが大々的にコマーシャルされ一般的に受け入れられるようになしました。ポピドンヨードはB型肝炎ウイルスやHIVにも作用することがこれまでの研究で明らかにされています。

しかし、その強い抗菌作用の反面、喉の粘膜の細胞を傷つけてしまうことや殺菌作用は常在菌にも影響することが記されています。動物の体の中には様々な常在菌が住み着いています。口の中には1000億個以上もいますし、皮膚には100万個以上、腸内には100兆個もの菌がいるとされています。ヨードでのうがいや消毒はこれらの常在菌を無差別でやっつけてしまうため、本来であれば風邪ウイルスの侵入を防ぐのに必要な常在菌もいなくなり、結果として体の防御反応が阻害されてしまいます。

そう考えてみると、マウスウォッシュやデンタルリンスといった市販されているものも同じことが言えると思います。口腔内には虫歯の原因菌であるミュータンス菌や歯周病菌以外にも様々な細菌がいます。これらを殺菌してしまうことで常在菌の防御作用が低下し免疫機能も低下させるため、細菌が繁殖しやすい環境を作ってしまうわけです。口臭が気になるためにマウスウォッシュを使用した人で、どんどん口臭が強くなった経験はないでしょうか?

さらに、マウスウォッシュにはトリクロサン、サッカリンナトリウム、塩化セチルピリジニウム、ラウリル酸ナトリウムなどの有害物質を含んでいるものもあります。毒をもって予防をうたうのはフッ素と同じです。個人的には外科処置をおこなった患者様でブラシを当てられない部位には毒性や刺激の弱いものをピンポイントで使用したりしますが、日常的に使用することはやめるべきです。

話が脱線しましたが、風邪予防のうがいの話に戻しましょう。世界最高峰の病院であるメイヨークリニックのDr.ハーゲンは『ティースプーン一杯の塩をグラス一杯のぬるま湯に溶かしてうがいする』ことが咳や喉の炎症を取り除くには効果的であると提案しています。食塩水によるうがいは、炎症を起こしている喉の組織から余分な水分を取り除き、痛みを和らげてくれます。また食塩水うがいによって、どろどろした喉の粘液がゆるめられアレルゲン物質・バクテリア・菌などが取り除かれるそうです。

なかなかシンプルですが、予防とは自然なもので行うことが最も身体に害がなく効果的なのではないでしょうか?目先だけの対症療法に惑わされず、そして科学的な製品やコマーシャルなどに騙されず、持って生まれた本来の免疫力を高めることが本当の予防であると改めて考えさせられます。

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野菜の真実④

野菜シリーズ最後です。今回は野菜を取り巻く利権とカラクリを述べたいと思います。

GMO作物を作ることによって誰が得をするのでしょうか?GMO作物が大量に市場に出てきたことにより、市民の食が確保されました。原料が大量にあるため、加工食品のバリエーションも増え、消費者は選びたい放題になりました。そして、それらを作る食品加工会社にとっても原料コストを抑えることができるため利益が上がり、大量に生産できるようになったため、低価格で販売できるようになりました。GMO作物をふんだんに使った冷凍食品や油はその価格のため消費者のお財布にも優しいというわけです。そして何も知らない一般市民は食品加工会社を儲けさせ、GMO食品を美味しい美味しいと言ってお腹いっぱい食べています。当然消費が増え生産も増えるため、作物の栽培面積は年々増加し続け、2013年には27カ国で栽培されるようになりました。ここで莫大な利益を上げる会社があります。大本となるGMO種を作って販売しているバイテク会社です。モンサント社なんかが有名ですね。バイテク会社は種に除草剤の耐性や害虫への耐性を組み込みますが、種と除草剤、農薬をセットにして販売できるのでさらに利益を得ることができます。このような生産効率(利益)のみに特化し、人体への影響を簡易的な研究によって安全ですと主張し、このままシェアを拡大していくことによって、これらの会社によって農業は支配されつつあります。ついには人々の食が支配されてしまうのが最も懸念されます。

 

下の表は日本とEUでの食品表示の違いです。明らかに日本の基準はずさんです。はっきりと『遺伝子組み換え』と表記してしまうと売り上げが落ちてしまいますし、加工食品会社の信頼も低下してしまうからでしょうか?TPPもそうですが、国ぐるみでGMO食品を増やそうとしているようです。ちなみにアメリカでは表示義務はないため、手に取った商品がGMO食品かどうかを判定するアプリなんかがあるようです。2012年にカリフォルニア州で、2013年にはワシントン州でGMO作物の食品表示を義務化するように求めた住民投票が行われましたが、ことごとくモンサントやコカ・コーラなどの大企業の派手なキャンペーンや広告に洗脳されて表示反対派に阻止されました。

 

                                                                                         日本          EU

表示の対象範囲 農産物 7 品目、加工食品 32 品目 すべての食品
DNA、タンパク質が残存しないもの (なたね油や醤油など) 表示義務なし 表示義務あり
飼料 表示義務なし 表示義務あり
表示義務のない故意ではない混入率 5%以下 0.9%未満

 

F1種の雄性不稔やGMO作物の人体に与える影響は、長期の研究結果がないため、まだ未知のものです。しかし、悪い影響が出ているのも確かです。GMO作物の不妊は人類の深刻な問題ですが、1996年にアメリカでGMO作物が本格的に栽培され始めてから20年が経過しました。2016年にはついにアジア人の主食となるGMOイネがフィリピンで生産されることが決まったそうです。しかし、欧米人の主食となるGMO小麦はまだありません。

 

これは何か意図があるのでしょうか?

 

僕ができるせめてもの抵抗は、このような情報を発信し続けることと、子供にGMO食品を食べさせないようにすることくらいです。スーパーで売っている野菜はF1種であることを前に書きましたが、どうもそれは避けられそうにないので、せめて調味料には最大限の気を使ってみたいと思います。みなさんも子供のことを本当に大切だと思うなら、『食』について深く考えてみたら如何でしょう?

 

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野菜の真実③

今回はGMO作物にはどんなものがあるか、どんなものに使われているかです。

日本に輸入されているGMO(遺伝子組み換え)食品は8種類

それ自体はお店で流通しているのではなく、ほとんどは家畜の飼料、食品添加物用、加工食品などの原料用になっています。GMO作物は加工食品や主な原材料とみなされない場合、表示義務が無くなるのです。食品表示の中にも『遺伝子組み換え不分別』とされるものがありますが、それらはほぼGMO食品とみて間違いないです。そして、外食産業にもGMO作物の表示義務はありません。ということは、企業が儲けを出すためにはコストの低いGMO作物を使用するのは当然であります。ですから、加工食品で溢れかえっている現在では、GMO食品を避けるのは不可能であると言えます。使用されているのは以下の8種です。

  • 大豆(枝豆、大豆モヤシ含む)

ソイミルクとして大量に輸入されているほか、乳化剤の原料や家畜の飼料とされます。BSEで有名な肉骨粉以降は、GMO大豆がウシの飼料として多く使用されました。生の大豆には様々な毒性があります。通常の大豆では108度で30分おくと毒性は不活化します。しかしGMO大豆は220度で25分火を通さないと不活化になりません。ですから、体内に毒素が溜まったウシは消化不良も起こし、抗生物質を打たれ、体内の大腸菌がどんどん耐性を持って強くなります。その結果、発生したのがO-157であると言われています。もちろん肉にも毒素は蓄積されていますが、市販されている肉には何を餌として使用したかの表示義務はありません。

  • トウモロコシ

異性化糖(果糖ブドウ糖液糖)やコーンスターチなどの原料になります。以前にも説明したように様々な清涼飲料水、加工食品に甘味料として含まれています。

  • 菜種

サラダ油(キャノーラ油)原料です。キャノーラ菜種油はダイオキシンよりも強い環境ホルモン作用を引き起こします。脳卒中ラットを使用した実験が有名で、寿命を大きく短縮させることが分かっています。さらに、腎障害や血小板の減少、血漿と精巣のテストステロンを大幅に低下させるといった内分泌かく乱作用を引き起こすことが証明されています。もちろん油にも遺伝子組み換えの表示義務もありませんし、揚げ物を扱う店は高級店でない限り一般的なサラダ油を使っているでしょう。

  • てんさい(砂糖大根)

白い砂糖の原料です。砂糖の害を挙げてみると、躁鬱、情緒不安定、自閉症、暴力行動、自殺、てんかん、白血病、ガン、胃腸病、結核、便秘、肩凝り、冷え性、アレルギー体質、貧血、疲れやすい、虫歯、腎臓と心臓の機能低下、痴呆症、奇形児や筋ジストフィー、筋委縮の原因、虫歯、歯周病、老化………きりがありません。砂糖はやめましょう。

  • ジャガイモ

澱粉(でんぷん)の主な原料です。澱粉は様々な加工食品のほか、接着剤や医薬品の原料にも使用されています。

  • 綿(インドの綿)

インドの農家にはBT毒素(虫食いの予防のために作物に組み込んだ毒)でアレルギーに悩む人が多いそうです。生産された綿は毒素の影響で虫に食われないため防虫剤がいらないとか。

  • レインボーパパイヤ

2011年から輸入されるようになったハワイ原産のウイルス耐性のパパイヤです。ハワイのパパイヤの85%がレインボーパパイヤであるとされています。ハワイの野生のパパイヤにも花粉が付着しているため、本当に美味しいパパイヤはもう食べられなくなるかもしれませんね。

  • アルファルファ(牧草)

牧草は畜産にとって必要不可欠なものですが、それも海外(アメリカ)より輸入されています。資料が高騰している畜産業界には嬉しいことですが、人体への影響は明確にはされていません。しかし、中東の方ではかなり懸念されているそうです。

 

なぜ、ここまで世の中がGMO食品だらけになったのかとても不思議ですね。不自然なものがここまで溢れていると恐怖さえ感じてしまいます。加工食品の食品表示には何か必ず上記のものを見つけることができると思います。ぜひ意識して見てみてください。長くなったのでGMOが増えたわけを個人的な視点で次回書きます。

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野菜の真実②

今回はGMO(遺伝子組み換え)食品についてお話します。

前回、野菜には固定種とF1種があることをお伝えしましたが、今後より危険なモノになるであろうと言われているのがGMO作物です。危険である理由として、GMO食品には3大障害『腫瘍(ガン)を作る』、『自己免疫を破壊する(アレルギー)』、『不妊にさせる』というものがあります。

なぜこのような障害が出るかというと、GMO作物にはBT毒素という毒が入っているためです。F1種にも不妊の可能性があることを説明しましたが、ガンやアレルギーの原因になるということは穏やかではありません。

その秘密はGMO作物が作られるようになった歴史を遡ります。世の中のほとんどのものは商業目的で開発されています。良いか悪いかよりもどうやったらニーズ(価格や量)に応えられるか。野菜に関しても同じような歴史があります。たくさん儲けるためには、大規模な畑で、形や色が均一でしかも短期間に育つ品種を栽培するのが最も効率的だと言えます。そのためには、害虫にも強くなくてはならないので遺伝子操作により殺虫成分(BT毒素)を持たせ、除草の手間を省くために除草剤耐性遺伝子を組み込みます。飛行機で除草剤を撒いたりしているのを昔TVでみた覚えがあります。こうして虫にも食べられない、薬にも負けない不自然な野菜が作られています。

しかし、虫も負けてはいません。しっかり耐性をもったスーパー害虫も現れるため、さらに毒素を強くするように遺伝子操作が行われます。そのいたちごっこは今も続けられています。こうしてどんどん強力になっているBT毒素は、様々な疾患の引き金となったわけです。

2012年にフランスのカーン大学のル=エリック・セラリーニ研究チームがGMOトウモロコシと除草剤を餌にして飼育したラットの2年間の観察記録を発表しました。結果、ラットの平均寿命よりの早く死んだのはオス50%、メス70%であり、オスは腎機能障害と肝臓系の病気が多く、メスは乳がんやホルモン系の病気で死んでいます。

その危険性とは反対に、GMO作物は低コストのために、食品加工業者にとってはとても喜ばしい原料になっているのです。

現在の食品表示にもカラクリがあります。『遺伝子組み換えでない』はGMO作物含有量が5%未満なら表示できます。つまり5%は入れられるということ。そしてGMO作物を加工した際に主原料でなければ表示の義務は無いこと。あと、家畜の飼料とした際の表示義務は無いこと。これは、家畜の肉までもが安全とは言えないことになってきます。現実問題として日本の食品表示義務がとてもずさんであることがわかります。そして、外食産業にも遺伝子組換えの表示義務はありません。。。。ということは、加工食品やファーストフードやレストランでもGMO食品で溢れかえっていることは予測がつくでしょう。

日本国内ではGMO作物は今のところ作られていません。しかし、日本には毎年1,700万トンものGMO作物が輸入されています。これは1年間の日本のコメ生産量の約2倍にも及ぶ数字です。

世界的にもGMO作物の危険性を指摘する声が上がっていますが、FDA(アメリカ食品医薬品局)ですら、長期的なまともな研究もなしに『実質的に組換えても組換えなくても変わりませんよ』といったずさんな状態です。日本はそれに従っているだけなのでもっとずさんです。

僕は子供になるべくGMO食品を食べさせたくないので、信頼できるお店でしか外食しません。最近ではGMO食品と縁のないジビエ料理にはまってます。できれば子供にはお菓子も食べさせたくないのですが、、それはなかなか難しいです。。次回は食品表示にどんなものがあったら危険かをテーマにしたいと思います。

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野菜の真実①

様々な食品の中で、最も安心して食べられるのは野菜であると考えられる方が多いのではないでしょうか?ベジタリアンの方もまだ多いようですし、先日もサラダ専門のレストランが大人気だという情報を耳にしました。しかし、現在スーパーで売られている野菜は昔のものと比べるとまったく違うものになっていることをご存知の方はどれほどいるでしょうか?

野菜はダイエットにいい、野菜は栄養が豊富、野菜を食べていれば健康になる、野菜をたくさん食べれば若返るなどといったことが繰り返しメディアから伝えられています。しかし、野菜といっても高級なデパートで売られているようなものもあれば、近所のスーパーで叩き売りされているようなものもあれば、道の駅なんかで地元のものを取り扱っているものもあります。そして、有機農法や自然農法などいろんな栽培の仕方があります。

一体何が違うのでしょうか?現在一般のスーパーに出回っている野菜は、異なる性質の種をかけ合わせて作った『F1種』という種からできたものがほとんどです。F1種はできた作物から種を取ることはできますが、その種で作った野菜は形がむちゃくちゃになってしまうため、農家の人は毎年種を買わなくてはなりません。また早く育つように改良されているため、根が深くはらないため大量の肥料を必要とします。そして病気や天災に弱く、味もおいしくないものがほとんどです。

一方、『固定種(在来種)』という昔からある種が存在します。固定種は味も良く変な苦みやアクがほとんどありません。栄養もF1種に比べて非常に優れています。固定種は自家採種を繰り返すことでその土地に順応し、無肥料でもだんだん病気にかかりにくくなります。しかし、固定種は生育のスピードもばらばらで、サイズが不揃いになりやすいため、大量生産や流通には向いていません。ですから、ほとんど目にする事もありませんし、もし購入する機会があったとしても非常に高価だったりします。

日本で唯一の固定種の種だけを販売する専門店のオーナーである野口勲さんは、F1種の中の『雄性不稔』による不妊の問題を提起されています。雄性不稔とは突然変異(ミトコンドリア内の遺伝子の変異)によりおしべが退化して花粉ができない、つまり植物の不妊のことです。F1種は品種改良を繰り返すため、勝手に受粉しないようにおしべがない方が関係者には都合が良いのです。ですから、スーパーの野菜は『雄性不稔』のものが多く含まれていることになります。

人間にも無精子症というものがあり、筑波大学の中田教授らが原因をミトコンドリアDNAの変異であることを発表しています。日本でも精液1cc中の精子数はこの70年間に約4分の1になっているそうです。つまり、雄性不稔の野菜を食べ続けた結果ヒトにも異常ミトコンドリアが蓄積し、不妊を生み出しているのではないかと言われています。しかし、雄性不稔を研究している学者は一人もいません。ですからそれを確定づける事も出来ませんが、毎日食べる野菜なのに国も研究所も何も調査していないのが現状です。

野菜でさえ安心して食べられないとは、世も末だな〜とつくづく感じます。我が家もネットで野菜を買ったりしますが、固定種のものはなかなかありません。せめて、家庭菜園(プランター)くらいは固定種にしようと思います。あと、田舎の親父にも野口種苗の種をプレゼントしようと思います。子供にうまくて安全な食べ物を食べさせたいだけなのに考えなければならないことがたくさんありすぎるので、まだまだ勉強します。次はもっと悪い野菜、GMO(遺伝子組み換え)食品について書こうとおもいます。

 

 

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またまたフッ素について

『フッ素は猛毒の神経毒です!!すぐに塗るのをやめなさい!!』

と切に思うのですが、当たり前のように歯医者でフッ素塗布が当たり前の現状では、頭のおかしい人と思われるでしょう。

以前にも書きましたが、今回は別の情報を載せようと思います。

まず、フッ素を人体に使用するようになったきっかけは、アメリカのアルコア社というアルミニウムを精製する会社が発端になります。精製の過程で排出される猛毒のフッ素の処分をいかに低コストで行うか。

アルコア社は関連企業の研究所を通してフッ素の有効性と安全性を捏造して、一般人に利用してもらうこととしました。そして水道水にフッ素を混ぜる事にしたのです。そこから歯磨き粉などの製品に使用されるようになったのです。

もともとは強烈な神経毒であるフッ素は、畜産家が手に負えない牛をおとなしくさせるために使用していました。そして、ナチスの収容所でも同じ目的で使用されていた歴史があります。

少量なら問題無いと考える人もいるのではないでしょうか?

フッ素は体内に蓄積し、ガンや松果体の石灰化、知能の発達障害といった脳神経系に影響を与えます。1960年代にはアメリカでガンによって死亡した156名を解剖したところ、骨髄中に多量のフッ素が蓄積していたことが明らかにされました。それから50年経った今でもアメリカ人の70%ほどはフッ素の安全性を信じていると言われています。一方、2011年にはオーストラリアで大規模なフッ素反対運動がありました。

そして、フッ素を塗っても歯は強くならないことも明らかになりました。長年信じられてきたフルオロアパタイトは実はフッ素塗布で形成されないというのです。つまり、フッ素の毒性による殺菌力のために虫歯ができにくくなっているに過ぎず、そのような猛毒を子供に塗っておいて予防歯科とは一体何事でしょうか?

そういえば、ナチュラルニュースというサイトでフッ素についての記事を見つけました。

https://www.naturalnews.com/036280_history_water_fluoridation_FDA_approval.html

この記事は最後、こう締めくくっています。

『フッ素は市民たちに、のちに高価なヘルスケアを使い治療が必要となる様な病気を誘発させるための大規模な投薬実験だったのです。その為に政府はアメリカのヘルスケアに支払いをしています。そしてそれはすべて用意された計画なのです。』

そう考えてみるとフッ素入りの商品を作っている会社だけでなく、医学全体にも恩恵があると言えます。そして、『計画』ということは何か上の方で操作している人たちがいるということなのでしょうか?

少し話が逸れましたが、予防とは健康な状態を維持することであり、健康を害するものを遠ざけることです。このような毒物を扱うこと自体、子どもを愛する親であればできるだけ避けてあげてほしいものです。フッ素入り歯磨き粉で毎日ブラッシングしてもできてしまう虫歯の本当の原因をしっかりと排除してあげましょう。砂糖を!!!

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異性化糖

新年の抱負で僕がなぜ砂糖を嫌うかを書きましたが、今回は少し内容を掘り下げてみようと思います。危ない砂糖の話です。

 

砂糖(ショ糖、スクロース)はブドウ糖(グルコース)と果糖(フルクトース)が1つずつくっついた二糖類です。中でも果糖はブドウ糖の1.2~1.7倍の甘味があります。果糖はほとんどが肝臓で代謝されるため、ブドウ糖に比べ血糖値を上げにくい性質があります。しかし、余った分をトリグリセリド(中性脂肪)に置き換えてしまいます。そして果糖の代謝中間物であるグリセルアルデヒドから『糖化』の大きな原因であるAGEsをブドウ糖の10倍も産生させていまいます。

 

日常の中で果糖を摂取することといえば、果物を思い浮かべられるのではないでしょうか?果物には果糖が豊富ですが、ブドウ糖やショ糖、多糖類、食物繊維、水分も含んでいます。そしてよく噛んで食べることにより、唾液と混ざり分解されますので、大量に食べなければそこまでリスクは高くありません。むしろフルーツジュースの方がハイリスクといえます。

 

そして最も危険なのは異性果糖(ハイフルクトース・コーンシロップ)というものです。異性化糖とは、トウモロコシやジャガイモ、サツマイモなどのデンプンを酵素や酸により加水分解して得られたブドウ糖からなる糖液を、酵素又はアルカリにより異性化した果糖やブドウ糖を主成分とする糖のことです。

デンプンはブドウ糖から構成されていますが、ブドウ糖をより甘味の強い果糖に異性化させることによって甘味をより強めることができます。つまり、デンプンを酵素で糖化させた後、含まれるブドウ糖の一部を別の酵素で果糖に異性化させた工業製品なのです。

 

分類を以下に示します。

ブドウ糖果糖液糖:果糖の含有率が50%未満のもの

果糖ブドウ糖液糖:果糖の含有率が50%以上90%未満のもの

高果糖液糖:果糖の含有率が90%以上のもの

砂糖混合異性化液糖:上記の液糖に10%以上の砂糖を加えたもの

 

その特徴としますと、砂糖は冷やすと甘味が損なわれてしまいますが、異性化糖(主に使用されるのは果糖ブドウ糖液糖)は冷やすと甘味が増すため、清涼飲料水やドレッシング、ケチャップなどの調味料、アイスクリーム、パン、缶詰、焼肉のタレ、鍋の素、漬物にも頻繁に使用されています。ガムシロップはそのままですね。

 

頻繁に使用される1番の理由は、コストが安いことが挙げられます。(砂糖の7割ほど)それはとてもサラサラしているためタンクローリーでの運搬も楽チンにでき、タンクでの保管も容易にできるのです。

さらに、アメリカに余って溢れている遺伝子組み替えのトウモロコシが原料であるとすると、コストも身体への影響も容易に想像がつくでしょう。しかし、実際は食品表示にも果糖ブドウ糖液糖と表示してあるだけでそれが何から作られたものなのかは一切わかりません。

 

過去にニューヨークの市長であったブルムーバーグ氏は果糖ブドウ糖液糖が大量に含まれるコーラなどの大型ソーダの販売を禁止するソーダサイズ規制の条例をつくりましたが、食品メーカーが訴えを起こし『無効』となったことが話題になりました。 現在の食品メーカーは果糖ブドウ糖液糖が安全だと主張していますが、いずれ健康被害が増大し、社会問題となることは必至でしょう。

 

そのような果糖を大量に含んだ食品が身の回りに溢れていると想像してください。できれば冷蔵庫に入っている食品の表示を見てみるとその多さに驚くと思います。個人的には、時々コンビニの冷蔵庫がトウモロコシの山に見えてしまいます。ひとまず、食事制限云々よりも根本的に重要なことかと。。。

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新年の抱負

あけましておめでとうございます!

院長の髙木です。

昨年9月に念願の自分の城を持つことができ、日々慌ただしくしているうちに年が明けた感じです。しかし、今までのように人の病院で理不尽な考えを押し付けられたり、よく分からないルールに締め付けられることから解放され、自分の正しいと感じるままに診療できる喜びを実感しながら充実した毎日を過ごせています。(保険診療のルールは厄介ですが。。)

昨年は生活にも大きな変化があり、ひょんなことから始めた断食以来、砂糖を一切食べなくなりました。おかげで1年前と比較して10キロほどスマートになったのですが、ダイエットが目的ではなく、他に意図するところがあります。

それは、口の中の疾患を食事で予防できないかということです。

口は体の一部ですから、全身の健康と切っても切り離せない関係があります。糖尿病の人は歯周病になりやすいですし、ホルモンバランスが崩れれば唾液量が減少し虫歯のリスクが高くなります。全身を健康にするためには十分な栄養を口から摂取しなければなりません。そのためには十分な咀嚼ができ、栄養を十分に取り込むことができる状態が必要です。

人間は一人一人、骨格も違えば筋肉のつき方や歯の形も違います。そして、歯はどうしても経年的にすり減ってきます。歯ぎしりなどの習癖があればその変化を加速させます。そのような多様な患者さんに対し、10年後を見据えた治療を考えていくことは今までと変わらず行っていくのですが、虫歯や歯周病になった原因をもっと明確にしてそれを取り除くことで10年後の健康をより確実な物にしたいという思いがあります。

そのためにはどのような栄養を取り入れる必要があるでしょうか?

巷にはマクロビオティックや菜食主義、フルータリアン、糖質制限、カロリー制限、原始人食などたくさんの食事法やダイエット法が紹介されています。時代が変われば健康法も変わるといった具合に、これといったものはまだ確立されていないように思います。個人的には本を書くつもりもないので、何を食べればいいのか一つ一つ論文や文献を調べながら患者さんや、周りの人たちに情報を提供できればと思います。ですから、砂糖をやめたのもその一つで何か体に異変があれば報告したいと思います。

従って、今年の抱負は『理想の食事法を確立すること』、そして健康であるための食事ですから『風邪をひかないこと(やせ我慢も可)』、そしてできれば一般の人に栄養学のお話しをする機会が設けられればと思います。

今年もオーラルクリニック宮崎台をどうぞよろしくお願いいたします!

 

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エイジング(加齢)について

クリスマスに少し美容に関する話をします。

人々のアンチエイジングに対するモチベーションが上がり、関連商品もとても良く見かけるようになりました。化粧水であったり、食品であったり、ヒアルロン酸の注射であったりと形は様々ですが、ほとんどの人は何かしら手に取ったことがあるのではないでしょうか?そして、それらは本当に効果があるのでしょうか?

誰しも加齢に逆らうことはできません。しかし、老化を加速させる要因をなるべく排除し、正常な老化の状態に近づけ、健康長寿を目指すことは誰でもできることなのです。『酸化』・『糖化』という言葉をご存知でしょうか?老化はこの酸化と糖化によって進行します。

酸化とは、メディアでよく取り上げられる話題ですね。ヒトは呼吸をする度に活性酸素を発生させています。1日に身体が取り込む酸素は700〜800リットルで、その1〜2%が活性酸素になります。活性酸素は免疫細胞の働きを助ける重要な物質ですが、一方で老化の原因であることが明らかになっています。
活性酸素は、細胞内のミトコンドリアや核のDNA、さらに細胞膜を酸化させ、傷つけます。活性酸素の攻撃にひとたびさらされると、酸化の連鎖反応が起こり、細胞膜の機能を果たせなくなり、細胞は死んでしまいます。
人にはこの活性酸素を分解する酵素も存在します。その酵素をSOD(スーパーオキサイドジムスターゼ)と言います。SODは30代までは活発に働きますが、40代以降ではSODの働きは低下して老化が加速します。
呼吸以外にもタバコやストレス、紫外線も活性酸素が増える原因であり、運動不足はSODの活性を妨げます。ですから、老化の原因は生活習慣の中にあるといえます。

糖化とは、身体の中で糖がタンパク質や脂質と結びついてタンパク質が変性しAGEs(最終糖化産物)という老化物質を発生させる反応を言います。このAGEsが真皮コラーゲンに蓄積すれば肌の弾力が失われてたるみやくすみ、シワの原因になります。血管に溜まれば動脈硬化、骨に溜まれば骨粗鬆症の原因になるわけです。
中でも果物に含まれる果糖での代謝の中間体である「グリセロアルデヒド」がくせ者です。グリセロアルデヒドから作られるAGEsは『Glycer AGEs』と呼ばれ、他のAGEsよりも毒性の強いAGEs『TOXIC AGEs:毒性AGEs』と考えられています。Glycer AGEsがAGEs受容体であるRAGEに結合すると、大量の活性酸素を生み出すことがわかってきました。当然、ブドウ糖からもグリセロアルデヒドが作られ、TOXIC AGEsが作られます。

ですから、本当にアンチエイジングを考えている人は市販されている商品に頼るのではなく、この酸化・糖化を進行させない食事を心がけることが最も重要なことなのです。

甘いお菓子やジュース・果物を大量に食べながら、高価な化粧水を使用している人なんかは本末転倒ですね。

何事も大量に摂取しすぎると老化を加速させる原因になってしまいますので皆さんも注意してください。
この酸化と糖化の予防はまた別で書こうと思います。来院された際は気軽にお聞き下さいね。

それでは、メリークリスマス!!

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咀嚼!!!

咀嚼(そしゃく)とは食べ物を噛んで飲み込みやすいように小さくする運動のことですが、現在では様々な効果が報告されています。よく噛んで食べることにより、脳の働きを活性化したり、満腹中枢を刺激して肥満の予防になったり、消化が良くなるため美容に良かったりと、とても大切な運動であることは明らかです。

最近、小児の矯正相談が増えてきたように感じます。もちろん我が子にはきれいな歯並びであって欲しいですし、親も子も美意識が向上してきているのだろうと感じます。今も昔も歯並びの悪い人はいますが、はたして遺伝的な要因のみが原因でしょうか?そして、歯列不正は予防できないのでしょうか?

現在では咀嚼と骨格の成長には緊密な関係があると考えられています。90年代にVarrelaは中世と現代のフィンランド人の頭部をレントゲン写真により比較し、頭蓋顔面骨格の成長は咀嚼負荷によって規定されると述べています。これらの研究などからヒトにおいては軟らかい現代食が顎顔面 領域の骨の成長に影響を与えている可能性が推測されると発表しています。確かに縄文人に比べ現代人の骨格はシャープになっていますので咀嚼の影響と言えます。ですから、現代では『あまり噛まない』『噛めない』『丸のみする』人が増えているのです。

では、しっかり咀嚼する習慣はいつ身に付くのでしょうか?
まず赤ちゃんは舌と口蓋(上あごの歯ぐき)を使って乳首を吸います。
離乳初期の生後5~6ヶ月でドロドロの離乳食を唇を閉じて飲み込むことを学習します。ここからが咀嚼のスタートになります。
離乳中期の生後7~8ヶ月で食べ物をモグモグと舌でつぶして食べるようになります。ここで舌と唇の協調した動きを学びます。
離乳後期9~11ヶ月で上下の歯ぐきで食べ物をつぶして食べるようになるため、下あごの動かし方を学びます。この歯ぐきで食べる時期がとても重要でものをしっかりと噛む習慣はこの時期に身に付くのです。ここで成人と同じ硬さのものを食べさせようとすると、しっかり噛めずに丸のみを習慣化させてしまいます。ですから、『歯ぐき食べ期』は顎の成長発育を考えると15~18ヶ月まで続けた方がベターでしょう。
そして摂食パターンは18~24ヶ月で臨界期を迎え、その後のパターンの改善は難しく、生涯変わらないものとなります。

しかし、大人でもしっかり意識して噛むことで習慣化させることは可能であると考えていますので諦めないことが肝心です。

そして、生まれたばかりの子供のいる親御さんは子供に『早く早く』を押し付けず、離乳食を根気づよく作って健全な成長を見守って欲しいものです。

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予防歯科?フッ素のホント

開院するにあたり、本当に良い治療とは何なのか、真剣に考えました。そして今まで当たり前だったことも見直してみました。するとこんな事実に行き着きました。

フッ素は大量に摂取すると急性中毒を引き起こし、極量を超えると死に至る毒性の強い物質です。歯科領域におけるの使用量は致死量に達することはまずありえませんが、骨髄などに蓄積されることが明らかになっています。その副作用として、IQの低下(知能の発達障害)、若年男性の骨肉腫や、癌、松果体の石灰化、性的成熟の遅延、タンパクの変性による様々な障害(甲状腺機能亢進症など)を引き起こすことが分かっています。

かつてはフルオロアパタイトの形成による歯質の強化により、虫歯の予防効果を発揮すると言われていました。しかし実はフルオロアパタイトは形成されないことがはっきりしてきました。代わりにフッ素が局所に留まることで、う蝕原性細菌の増殖抑制効果がむし歯を予防するという考え方になっています。

ところが、フッ素のう蝕病原細菌の増殖抑制効果こそフッ素の毒性を示しており、フッ素が毒であるために虫歯の原因菌を殺しているのです。こんな猛毒を口の中に留めることが、人体に良いはずもありません。フッ素は永久的に口の中に留まることは無く、唾液とともに飲み込まれ、体内に蓄積していきます。

腸に腸内細菌がいるように口の中にも常在菌がいます。そして、常在菌は身体を守ってくれているのです。むやみに常在菌をやっつけてしまうと、菌のバランスが崩れ、新たな病気の原因になったり、健康を損なう可能性もあります。

フッ素塗布やフッ素洗口が虫歯の罹患率を減らしたという論文はありますが、それと同じくらい効果が無いという論文もあります。結果、製薬会社が多額の研究費を出した研究というものは会社に有利な結果が出るようになっています。ですから、虫歯予防に目をとられ過ぎて、ここまで為害性のある物質をリスクを負ってまで体内に取り込むのはあまりにも短絡的な思考なのです。

以上のようにフッ素イコール虫歯予防ってほんとにどうなの?身体に害のあることを推奨して、いったい誰が得をするの?(儲かるの?)って真剣に考え抜いた結果、当院ではフッ素は一切使用しないことにしました。なぜなら、もっと安全に虫歯を予防する方法があるからです。

むし歯を予防するということは、新たに虫歯を作ってはならないということです。根本的には砂糖を食べなければ虫歯にはなりませんし、免疫機能や栄養状態がしっかりしていれば虫歯や不正咬合になりません。これは極端な話ではなく、ごく自然な原因療法なのです。絶対無理とういう人も徐々に砂糖を減らしていくことも可能です。ジャンキーが薬を抜いていくように…そして、多くの人が虫歯もなく健康で、病気の本質である食事の取り方を知り、砂糖の摂取もなくなれば、確実に日本が健全ないい方向に向かっていくものと信じています。

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ムシ歯の原因!!

こんばんは。

院長の髙木です。

 

最近、若いご夫婦がお子様を連れて良く来院されます。その時によく聞かれることがあります。

『ムシ歯を予防するにはどうすればいいですか?』

答えはこうです。

『根本的な原因はプラーク(歯垢)ですからプラークが増えないようにすることを心がけてあげてください。』

巷ではムシ歯予防イコールフッ素という根拠の無い情報で溢れかえっています。僕も開業するまでは常識的なものとしてフッ素を塗布していました。しかし、自分の医院で使うものですから、全ての薬剤を片っ端から使用する利点と欠点を調べていた所、何とフッ素は身体にとても害のあるものであることに気付きました。ですから、なるべく使わないようにしようと思います。その内容は今度お話しますね。

まず、当院で指導する際は必ず悪くなった原因を説明します。原因が分からないまま治療しても必ず同じ症状が再発しどんどん状態が悪くなってしまうからです。ムシ歯や歯周病、顎関節症、当然プラークコントロールもです。

ブラッシングが大切なことは当たり前ですが、それよりももっと影響するものがあります。それが『食生活』です。

ムシ歯は砂糖(ショ糖)によって生産されます。ですので、どのような食生活をすれば予防しやすいかを説明します。もちろんお子様の状況(保育園など)も考慮した上でアドバイスさせて頂きますが、親が砂糖の危険性を理解しないとどんなにブラッシングを頑張ってもわずかな磨き残しからムシ歯が発生してしまいます。では、どんな食べ物がいいのか、悪いのかを日々追求しながら診療しているこのごろです。

当院は今後、子供からお年寄りまでの予防に力を注ぎ、皆さんの健康を増進するよう考えて行きたいと思います。

つまり、『栄養学』を歯科に取り込んでいくことで身体を根本から見直す一つの機会にして頂ければ幸いです。これからもどんどんエビデンス(根拠)のある確実な情報を皆様にお届けしたいとおもいます。よろしくお願いいたします。

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ブログ開始します!!

みなさん、こんにちは!

オーラルクリニック宮崎台 院長の髙木です。

開業して約2ヶ月、たくさんの患者様に来院して頂き、少しでも社会に貢献していけるよう日々奔走しております。

クリニックの紹介がてら、個人的な一つの夢が叶ったのでアップさせて頂きます。

当院ではインプラントや審美歯科、矯正歯科、予防歯科など総合的に考慮した治療プランを提示させて頂いております。

その中で、先日行ったインプラント手術を紹介します。

写真 3

歯周病が全体的に進行し、ほとんどの歯が保存困難でした。患者様は義歯の使用をどうしてもと拒否されたので抜歯と同時にインプラントを埋入し、仮歯まで装着した状態でお帰りになりました。劇的に顔が変わったため、とても喜んで頂けましたが、長時間の処置で大変お疲れだったと思います。ご苦労様でした!

このケースは学生時代からの親友である河合先生と一緒に行いました。彼とは学生時代からの親友で、仕事をし始めてからお互いに真のプロフェッショナルとは何かを考えてそれぞれの道に進み、ついに一人の患者様を一緒に治療するという15年越しの夢が叶った瞬間でした。

アメリカでも有名なDII(デンタル インプラント インスティトゥート)という歯科医院に勤務されている世界レベルのその腕は素晴らしいものがあり大変勉強になりました。

写真 1

これからも患者様の幸せのため、最先端の情報を取り入れ、発信して参りたいと思います。

今後ともオーラルクリニック宮崎台をよろしくお願いします。

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